関東地方に住み、もう４０年・・・・。

４人家族の長女として生まれてから

幸せだと思う事はあった？と問われたら

答えは、間違えなく　ないです。

産んでもらって、何を言っているんだと思う方もいると思いますが

それを承知で書いてます。

まず・・・

私の幼少期の写真は、１枚もありません。

卒業アルバムはありますが、家族写真すらありません。

あるのは、過去の記憶だけ。

その記憶だけが、いつまでも消えません。

この歳になっても。

その記憶を少しずつ書いていきます。

まず家族構成

父、母、弟、自分です。

おそらく、今の父、母は６１歳、弟は、３６歳だと思います。

なぜ、思います。なのか？

離婚して、家族がバラバラになってしまい　現在　情報など

　何も知りません。

２４年前に長期に渡る調停をして終わったと言う事を

１６歳頃　父から聞いたのでそこで、離婚成立したのだと思います。

その状況になるまで、色々な悲惨な事がありました。

幼稚園の頃や小学生の記憶も悪い事しか覚えておらず

小学４年生まで、家で見ていた光景は

母は、ペットとして飼っていたシーズ犬を投げたり

叩いたりし、皮膚病になっていたのに関わらず

病院に連れていかなかったり、動物を買う資格ない人だと

思いながらとにかく、毎日怖くて　

母の様子を気にしながら

グッと堪えてました。母が怒れば叩かれ　縁側に出されたり

寒い冬でも家には入れてもらえませんでした。

そのせいで、足の指がしもやけになり

凄い痛い思いもしました。

それでも、ペット同様に

病院なんて連れて行ってもらえません。

夜、父が仕事から帰って来ると母と口論になり

毎回、父が血だらけになっていました。

助けたくても、声も出せず　とても辛かったです。

辛いものを見せられ、父は私になぜ、助けないんだと

一言を言い放ち、しばらくして　父は家に帰ってこなくなりました。

知らない間に、父の洋服など　全てなくなっていました。

しばらくして、私が５年生の頃、弟は１年生の時

母は買い物に行ってくると言い　私と弟を残し

家出をしました。

幸い、祖父母が生きていたので

祖父母に連絡をして、助けを求めました。

当時は、今のように携帯（スマホ）、PHSやポケベルがなかった時代です。

いなくなってしまえば、どこにいるか分かりません。

祖父母も捜索願いなどして探してくれましたが見つからず

２週間くらい過ぎた頃に、いきなり母が帰宅し

その時は、嬉しかった。

でも、母は一切　私がいるのに居ないようなそぶりで

弟にだけ、ごめんね。また、すぐ帰ってくるからと言い

下駄箱から、自分の靴などを必死に袋に入れ

また、出ていきました。その時に感じた事は

二度と帰ってこなくていいと思いました。

父が出ていき、母も出ていき

祖父母も心配はしてくれていたものの　

毎回家には来れない中で、弟とどう生きたのか・・・

それは、祖父母からもらったわずかなお金で生きてました

学校には行かないといけないし、ご飯も作らないといけなし

洗濯もしないといけない

もちろん、友達とも遊べない状況下でした。

ご飯作るといっても、何をどうしたら良いかなんて

小学５年生の私には分かりません。

だから、わずかなお金で今もスーパーで見かける

３つパックのチキンハンバーグを食べて

生きていました。その記憶しかありません。

だから、今スーパーで見かけると

記憶が戻ってくるので、ありそうな場所には行かないように

しています。

２人が出て行ってから、しばらくして

母がいないのを確認して、父が来てくれるようになりました

１ヶ月１回　好きなものを買ってくれたり

お小遣いをくれたり。

でも、会いにきてくれるだけで

また、どこかへ行ってしまいます。

そんな事が何年か続き

私が、中学になる頃　母が帰ってきました。

次回に続く・・・・