社会人になってから、やたらと出現するようになる”寝てないアピール”する男達。一体なぜ彼らは、寝てないことを誇るのか？考えてみた。

まず１つ目の理由は、「とにかくかまって欲しい」からであると思う。
とにかくみんなに「すごいねー」「頑張ってるねー」「忙しいんだねー」とかまって欲しいのだ。

赤ちゃんがかまって欲しい時に「オギャーオギャー」と泣くように、男達は「寝てねー寝てねー」と寝てないアピールをするのである。

２つ目の理由は、「ナルシスト又の名は自惚れ屋」だからである。

「俺様はとても忙しいぜ！」と周囲にアピールすることで、自分は有能な人材であると自分に言い聞かせているのだ。

実際は、寝不足がまだかっこいいと思っている、時代錯誤の可哀想な種族であるのだが…

例えるならば、令和時代の今、クラブで肩パット入れて、ぶっとい眉毛で扇子と腰ヒラヒラさせて踊ってる級の、クソ感性の持ち主と言えるかもしれない。

３つ目の理由は、「とにかく暇さえあれば語りたい」からであると思う。

彼らの多くは、長時間労働で効率が悪く、さらに不健康を美学だと思い込んでいるので、頻繁に喫煙ルームで小休憩を取る傾向がある。

喫煙者の「寝てないアピール」率は、禁煙者のそれよりも72%高くなるというデーターが、調べれば出てきそうな気がする。

彼らの多くが、タバコをふかしながら何かを語れば、５割増しでかっこよく見えると思っている節があるのだ。実際、喫煙ルームにいるのに、なぜか星空を見上げてるような目線で、ヤニ色の薄汚れた天井見ながら、寝てないアピールをかます男達をよく見かける。

正直、この「寝てないアピール族」とは、これ以上付き合わない方がいい。体調管理は良いパフォーマンス維持する上で何より大切である。

もし一流のアスリートが、大事な試合前にインタビューで「いやー昨日、一睡もしてないんすよー、忙しくて」と寝てないアピールをかましてきたら、あなたはどう思うだろうか？

「こいつめっちゃ意識低っ！自己管理しっりしろよ！」と思うはずである。

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