愛する人のために木を植えよう

先日、ミャンマー、ヤンゴン郊外での植樹に、3際の息子と一緒に参加させて頂きました。

チークはミャンマーを代表する特産物のひとつで、高級な家具や建材の原料となっているものです。

私も、ミャンマーに来てから、チークの家具が大好きになり、少しづつ買い足しています。

チーク材は、新しいものも高価ですが、年月がたって水分が抜けるほど丈夫で味が出てくるため、家具も建材も繰り返しメンテナンスして使われることが一般的になっています。

むしろ、古いチークの方が価値があるほどで、チークを使った建物を壊した後は、泥棒されないように見張りが立つそうです。

今回の植樹は、日本でミャンマーチークを使った再生可能なフローリング材を販売している方が、販売平米数に応じて、原産国にチークの苗木を植樹しようという取り組みをされており、私たちも参加させて頂いたのです。

こういった取り組みはとても素敵な事ですね。

合板のフローリングや塩化ビニールの壁紙はいつかはゴミになってしまうけれど、自然素材なら繰り返し使うことが出来るし、住む人にも優しい。

目先の安さや便利さではなく、消費する側も意思を持って地球と人間に優しいものを選ぶ時代になっていると思います。

当日は、SEDAという団体の方が取り仕切ってくださり、たくさんのミャンマーの方と一緒に植樹に向かいました。

植えた苗木は、ヤンゴン市が水をやって世話して下さるそうです。

これは1年育てた苗木、こっちの木は10年育ったチークだよ、と教えて頂きました。

10年選手でもまだまだ細いチークの木が、家具や建材として使われるまでには、あと30年〜40年はかかると聞きました。

でも、そうやって数十年前に植えてくれた人のおかげで、今私たちがチーク材を使えるんだな、と綺麗に生えそろったチークの木々を見ながら思いました。

誰かが、自分は、その時にはいないかもしれない世界のためにチークを植えたから。

この木が使えるようになる時には、私はもうおばあさん。

その頃には、3歳の息子は働き盛りで、子供がいるかもしれない。

これからも続いていく世界のために、愛する人のために、100年先まで残るものを選んで、木を植えよう。

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2014年〜ミャンマー在住。IT企業を現地でやっている夫、現地のローカル幼稚園に通う3歳の息子と一緒に、日々アレコレドタバタやってます。サポート頂いたら、新しいモノコト探しに使わせて頂きたいです!

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マキコさんのミャンマーだより

2014年よりヤンゴン在住。現地でIT企業をやっている夫、現地のローカル幼稚園に通う3歳の息子と3人で暮らしています。日々移り変わるミャンマーについて、私が感じた事をアレコレ綴ります。
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