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私たちのゲノムは腸内細菌にコントロールされている

私たちは
この世の仕組みについて
長いあいだ勘違いをして
生きてきた

そのひとつに
マイクロバイオーム

マイクロバイオームを内蔵する
腸内フローラ
腸内細菌叢の世界

マイクロバイオームの多くは
腸内に棲み付き
人間の健康と生存に重要な
多くの機能を担う存在になっている

医学や栄養学の世界の考え方は
大きく変わりつつある

人間は単独で生きていく生き物ではなく
互いに協調・競合する
微生物を内部に秘めた複雑な生態系と
考えられるようになりつつある

腸内細菌と人間は共存している
人間と体内の細菌の共存

むしろ私たちは
腸内の細菌に生かされている

腸内細菌が制御するのは、
私たちのゲノム
つまりすべての遺伝情報

腸内細菌からの
化学的メッセージが伝わることで
細菌は感染症と戦い
またガンを予防するのに役立っている

腸内細菌の働きが
体のどこかに影響を与えるのではなく
人間の遺伝子情報
全体を変える可能性がある

およそすべての病気という病気から
体を守る役割を
この腸内細菌は持っている

腸内細菌が死滅したり
消滅した時
人間は健康に対しての防御を失う

現代社会は常に滅菌、殺菌、除菌と
それらは死滅していき
現代人の体は
極限まで弱くなってきている

あらゆる部分が最終的には
人間の遺伝子の弱体化につながっていく

病気の著しい増加の理由も
腸内細菌の崩壊なのかもしれない

人間の健康も
理性や人格も
遺伝も
幸せも

全てが腸内細菌によってコントロールされてる
そういっても過言ではないよう

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