都内でフリーのイラストレーターをしています。 普段絵を描いてる上で感じたことや、思い…

都内でフリーのイラストレーターをしています。 普段絵を描いてる上で感じたことや、思いを投稿していきます。

最近の記事

夢の話(イラスト短編小説)

あけましておめでとうございます。 投稿にだいぶ間が空いてしまいました。 私ごとではありますが、去年の9月に職場を変えましてバタバタしておりました。 それ故に、趣味のイラストもなかなか描けず。。。。 さて、今回は自分が見た夢の話を書いていきます。 今回描いたイラストは私の夢に出てきた見知らぬ女の子です。 10月下旬 仕事を終え0時過ぎに帰宅しました。 帰り道のコンビニで買ったビールを飲みながら、携帯を30分ほど眺めて シャワーを浴び、着替えて一服して眠る。 それがいつも

    • 残り紅

      本日は2022年 9月8日 夏の終わりがもうすぐそこまで来ています。 皆さん今年の夏はいかがでしたか? 海に行ったり、花火をしたり、お祭りへ行ったり。 何か夏らしい事はできましたか。 私は今までとは少し違う形で素敵な夏を満喫する事ができました。 例年までは、仕事してばかりで夏といっても暑いだけの季節という印象でした。 毎年友人達とバーベキューをしていましたが、去年はできず。 今年はといいますと、しっかり休みを取り大切な人と水族館に出かけたり 街を散策したり。 この先

      • 夏の思い出

        最近暑さも増して、だいぶ夏らしくなってきました。 みなさんは夏の思い出はありますか? 私にはいくつか今も鮮明に覚えている思い出があります。 今回は3年ほど前の夏の日を絵にしてみました。 3年前の夏の日。東京、新宿。 映画 天気の子が公開された年です。 主題歌、劇中歌は私が大好きなRADWIMPSが担当していました。 当時、気になっている女の子が居てその子も音楽がとても好きな子でした。 主題歌のグランドエスケープがめちゃくちゃいい!と電話で夜中まで話していたのを覚えてます。

        • 水底の燕

          夏目友人帳/水底の燕 私の好きなアニメの1つに夏目友人帳というアニメがあります。 妖怪が見える体質の主人公、夏目たかし。 同じく妖怪が見えた今は亡き祖母の遺品。友人帳。 それは祖母が生前、数多の妖怪達と勝負をし、負けた妖怪達が名前を書いた物です。 名前を書いた妖怪達はその時点で契約が結ばれており、名前を呼ばれれば友人帳の持ち主の言うことをなんでも聞かなければいけません。 そんな友人帳をめぐって、夏目たかしと妖怪達の日常を描いた作品です。 そのアニメの中に「水底の燕」と

        夢の話(イラスト短編小説)

          透明人間18号

          RADWIMPS/透明人間18号 中学1年生の時に仲が良くも、悪くもない姉から珍しくメールがきました。 「RADWIMPSの謎謎いいよ。」 メールを見た時の素直な反応は、「は?」でした。 そもそもRADWIMPSがバンドという事も知らなかったので、おススメの曲を送ってきた事を理解できませんでした。 後に、RADWIMPSがバンドという事を知り、youtubeで検索して曲を聞いた時に 何故もっと早く教えてくれなかったのか。と姉に言ったのを今でも覚えています。 今回はそ

          透明人間18号

          人形たちの白昼夢

          人形たちの白昼夢。 千早 茜さんの小説です。 唐突ですが、「白昼夢」って言葉すごくお洒落だと思いませんか? 真昼に夢を見ているような、非現実的な空想。という意味です。 私が初めて白昼夢という言葉を知ったのは、藤子A不二雄の 「笑ウせぇるすまん」というアニメを見た時です。 白昼夢というタイトルの回がありました。 それはサラリーマンが仕事の休憩中にキャバクラに行くという内容の話でしたが 当時の私は白昼夢という言葉の意味も知らず、キャバクラにも行った事がないので話の意図は理解

          人形たちの白昼夢

          対岸の彼女  角田光代

          ついこの間フラッと本屋に行った際、購入した小説です。 まだ読んでいる途中ですが、自分なりにこの小説の装丁画を描いてみました。 装丁画とは。 つまり小説の表紙ですね。 これはかなり重要な役割を果たしていると思います。 現にCDや小説を中身を見ずに表紙に惹かれて買った事が何度もあります。 今回は表紙の絵と角田光代さんに惹かれて「対岸の彼女」を購入しました。 私の中で角田光代さんの作品といえば「八日目の蝉」です。 タイトルからインパクトを感じた事を覚えています。 7日間しか生き

          対岸の彼女  角田光代

          花束

          皆さんは花束を頂いた事はありますか。 私も前は誰かにあげた事も頂いた事もありませんでした。 正直貰っても帰りの電車で荷物になるし、邪魔になるだけだなと思っていたので それを周りによく言っていました。 これは人に花束を渡した時と、初めて頂いた時の事を想いながら描いたイラストです。 2年ほど前に可愛がっていた後輩がその年に成人を迎えました。 その子の誕生日の少し前に会う約束があったので、誕生日プレゼントと成人祝いを両方渡すのも野暮だと思い 1つにまとめて花束を贈る事にしまし

          花束

          耳に残る知らない曲

          私自身、幼い頃から音楽に触れて生きていました。 実際に自分で音楽活動をすることはりませんでしたが、今でも毎日欠かさず音楽を聞いています。 今回はyoutubeだったかinstagramだったか覚えていませんが、ふと何処かで聴いて それからずっと耳に残っている曲を題材に描きました。 歌詞 僕は君の傍には行けないから せめて、この歌が拠り所になれば 求める事が怖くたって 誰かが君を求めるから。 元々は化物語というアニメーションの1コマを再現しようと描いていましたが、 描いてる

          耳に残る知らない曲

          文鳥•夢十夜

          今年の誕生日に姉から小説 文鳥•夢十夜 夏目漱石が送られてきました。 元々好きな小説でしたが、改めて読み。改めて素敵な小説だと思いました。 今回はそんな文鳥•夢十夜を題材にして描いたイラストです。 夢十夜 夏目漱石が見た10の夢を小説にした物だと言われています。 一夜ごとに登場人物や物語りは違いますが、どことなく繋がっている部分があります。 読んだ事のある人はいくつめの夜が好きでしょうか。 個人的にはやはり第一夜が好みです。 綺麗な女性が今目の前で息絶えようとしています

          文鳥•夢十夜