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里の修行の次

20代前半

山に行きたいと大号泣した…

もう山寺みたいなところに

篭りたい、帰りたい

黙々と修行した方が

どれっだけ、楽か…

この世界が

いやだ、いやだ、いやだぁ〜って

気が狂いそうになった。

あの頃の私にとって

この世は地獄

母に許さない!と言われ

床に突っ伏して大泣きした

目がお岩さんみたいに腫れて

でも、母も悲しませたくて

踏み留まったのを覚えてる


今世は里の修行

私の山の修行は終わってる

幼い頃からの山の中を走る夢

山にゆけば

ぴょんぴょん飛んでは走って

山や修験道がなんだか懐かしく

閉ざされた所が楽に見えて…


ある人に『里の修行』と言われ

人を変えて同じ事を言われ

(知ってるよ)と納得した…


やっと、この世界で

次のステージの扉を見つけた


この世は鏡の世界

握りしめているものが

良く見えるね

閉ざされたところでは

確かに分からない


ある程度

ある一定のと言ったら良いのかな

宿題を片付けないと

入れない世界が

里の修行の中にあるんだね

やっと次にはいれた…


楽しくなってきた…

里の修行の次…





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