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🕊 はじめての休職。|適応障害

28歳、社会人6年目。
いつも通りの土日休みを過ごしていた。

SNSで1週間のはじまりに項垂れる人々の呟きに共感しながら、
わたしもいつも通りの月曜の朝を迎えると思っていた。

目覚まし時計の時間通りに起床し、
白湯を飲み、化粧をし、身支度を整える。

家を出る直前、洗面台で髪の毛を1つに結わえながら、
鏡を見ると自分が泣いていることに気が付いた。

涙は止まらず、そのまま発作のようになっていく。
一緒に朝の支度をしてた夫が心配そうに私を見る。

「どうした…?」
「………もう、行きたくない…。」

嗚咽が止まらない。
夫は背中をさすりながら、
「こんなになるまで気付かなくてごめん。今日は会社休もう。」
と言ってくれる。

社会人になってから、一度も会社を休んだことはなかった。
身体は昔から丈夫な方で、高校生のときも皆勤賞で卒業式の日に名前を呼ばれた。

これまでも辛いことは沢山あったが、
自分が休んで周りに迷惑をかけることが嫌だった。
今思えば、ストレスが溜まっていくのを感じながらも、
大丈夫、大丈夫。まだやれる。と、
一生懸命に気付かないふりをしていたのかもしれない。

何かあったら連絡してね、すぐ帰るよ。と家を出る夫を見送り、
会社に体調不良で休む旨を連絡した。

心療内科に行くことを決意した。
福祉系の仕事柄、自分の状態が何なのかは分かっていた。

はじめて行く心療内科。
平日のお昼過ぎだったが、想像以上に患者さんが沢山いて驚いた。

名前を呼ばれ、緊張しながらも診察室に入る。

「何が辛いと感じますか?」
「このお仕事をこれからも続けていきたいですか?」

シンプルではあるが、的確に状況を把握して下さるお医者様を前に、
診察中も自然と涙が溢れてくる。

「適応障害です。来月末まで、休職しましょう。
 少し身体を休めながら、次のことを考えていきましょうね。」

診断結果の予想はついていたが、
休んでいいと言われ、心がとても軽くなるのが分かった。
ずっとずっと、休む理由を探していたのかもしれない。

この日から、はじめての休職がスタートした。

***

はじめまして。めいと言います。
ここまで読んでくださり本当に有難うございます。

自責の念に駆られながらはじまった休職ですが、
仕事のことを考えずに自分自身と向き合える時間ができ、今はとても心穏やかに過ごせています。

平日は夜の22時前に家に帰り、ご飯を食べお風呂に入って寝て1日が終わり、
休日も必要であればお客様の電話対応や事務作業を行う、そんな日々を過ごしていました。

ゆっくり過ごす時間を頂けたので、この機会を気に
自分の言葉で文章を書いてみようと、noteをはじめました。

全くの初心者なので、読みづらい部分も多々あるかとは思いますが
あたたかく見守っていただけましたら幸いです。

暗い内容ばかりは嫌だな、と感じているので
好きなものに関することもたくさんお話ししていけたらな、と思っています。

今後とも、よろしくお願いいたします。🧩

めい

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