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ルールや規則ややらなくちゃいけないことの中でだって私たちは自由だ

不登校、引きこもり、行けない。小学生から大人までの社会問題かもしれません。しかし、やりたくなければやらなくていいのでしょうか、したくないことはしなくていいのでしょうか。私も引き篭もったことがあります、動けなくなったことも、行けなかったこともあります。でも今はありません。今の私が昔の私より少しだけわかったことを書きたいと思います。

裸でどうしても生きていきたい、それが許されないのならば家から出ない。

ということがあったとします。

極端かもしれないですが、この社会で生きていくのにはルールがあります。ルールは縛るものではなくて、より楽に生きていけるためや、他人を傷つけない、みんなで一緒にいられるものだったりします。

多様性も分かち合い、自由を求める現代で、それを全部いいよとしていたら「生きる力」さえ失ってしまうようなきがする時があります。

私はヨガの講師をしています。その前はダンサーでした。とても自由に生きてきたように周りからは見られます。しかし、自由に適当に踊って「暮らして」いけたことはないです。ダンスにも基礎があってそれができて初めて上手になり、上手であることが認められてプロになり、そして全ての現場で求められた通りにできるから報酬がいただけたのです。逆に言えば、それの限界がわかった時、辞めることになりました。自由に踊ることは今は趣味になっています。

自由に生きて行きたいのならば、求められた仕事を自分でできない限り、仕事はありません。活躍して誰かのためになって初めて「お金」が手に入り、暮らして行けるのが今のところこの世界の通常です。

ヨガの講師は、みんなの自由な心、安心や大丈夫の心身を整えることを誘導させていただくお仕事です。みんなが病気をせずに元気で心から笑えるように生きていって欲しいな〜っていつも毎日思ってやる仕事です。

でもヨガには「型」があります。ヨガをするからにはそれをやっていただかないと体は整わないので健康になれません。自由にしたいように動いたからって整わないのです。ヨガには5000年も歴史があって大切に守られてきた法則がちゃんとあります。

それの通りにやるから、元気になるんです。

では「ポーズをしないといけないからやだ」だったらやらなくてもいいです。でも私はポーズを教える先生してるのでやってほしいなって思います。

その通りにしなくちゃいけないポーズを、いつも訓練しているとわかることがあります。実は、その型の中でどうしてもその型通りに体を踏ん張らないといけないのは、たった1部分だったりするのです。

足を踏ん張っていて、お腹の奥に力が入っているからこそ、手と背中は自然とのびのびと伸びることができて、そっちに気持ちよく伸ばすと完成します。

そうです。全部、頑張ってないのです。

規則っていうのは、全部が頑張らないといけないようになってなくて、ポイントを押えたらそれ以外がすんなりできるというようになっているということに体を通して気付くのがヨガだとも言えます。

あれ?あのポーズできるようになるには全部頑張らないといけないと思ってた、自分にとってこことここだけグッと堪えたら後は解放して伸びると完成するんだ!型通りにやるって、半分以上自由がそこにあることなんだ!

そのポイントがどこにあるのか、わかれば、自由がそこに共存していることなんだとわかるのです。

のびのび=自由 なのです。のびのびできる場所を作るために、必要な規則がある。と捉えたらどうでしょうか。少なくともヨガのポーズは全部そうなっています。ヨガのポーズが美しく決まってる人ってのびのびしてるから素敵なのではないですか?全部やらなくちゃいけないことができたから素敵なのではないですよね。

今、東京オリンピックの最中です。どのスポーツにも規則とルールがあります。それを破ると反則負けします。でも、勝つ時には、その規則を踏まえてのびのびとできた時に勝利してると思うのです。

規則通りにやりました。金メダルでした。っていう人いないでしょう。

のびのびとできたから楽しかったです!!

って言いますよね。のびのびとする部分が自由です。規則やルール、やらないといけないことの中にこそ、ちゃんと自由があり、その自由が発揮できて嬉しいのだと私は思います。

のびのびできた時に、その人の大きな喜びが開花する。

そのために必要なことに「規則」「ルール」「やらないといけないこと」とが含まれていると思うのです。

その必要なことを踏まえても地獄に感じるのならば、そこにはあなたの自由が伸ばされる場所ではなく、変えたり逃げたりして大丈夫です。さっさと変えた方がいい。

しかし、もしもそれ通りにやったら

のびのびできて楽しかった!!

があれば、大丈夫です。そしてそれは至るところにあります。それがわかったら〇〇だから自由という条件付けがなくなります。

集団だって自由、個人だって自由。家族がいたって自由、独り身だって自由、会社員だって自由、フリーランスだって自由です。

これがヨガのポーズの訓練でわかることです。どこにも自由があるとわかれば(ここにはないなにも気付ける!それも肝心)どこに行っても生きられます。

生きる力は、自由を見出せる力だと思うからです。

自分の中の「のびのびとして楽しい」がそこにあれば。大丈夫。

学校行ってみよう、集団だから自由がないのではない。

勉強してみよう、やり方がわかったら無限に自由が広がる。

1人になってみよう、誰かに頼って生きて行くことの自由もある。

仕事してみよう、やらなくちゃいけないことをやってみたら自分の才能が開くかも。

今日も、ヨガのポーズで「あーーーそうか」と思う。ここに力が入っていれば、ここは完全に抜けるんだ!!!楽!!!それが、力と楽の共存。

そして健康。のびのび、楽しい。

大丈夫。大丈夫!ヨガを大丈夫に使うための1つの考え方のシェアでした^^

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2021年夏休み、小学生向けのヨガを特別企画しています。

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夏休み特別企画 小学生ヨガ
2021年8月5、19、26日(木)
10:00~11:15
夏休みのみんなへ。
きらいな自分やイヤなことバイバイ!
スキな自分やスキなことで胸いっぱいの自分にする体操をしよう!
勉強も遊びもなんだか楽しくなる不思議。
魔法の時間をみんなと一緒にすごしたいです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・
ただでさえいろんな感情渦巻く初めての学校生活から大人への準備始まる思春期まで。
そんな子どもたちが自分ではどうしようもなく直面しているコロナ禍の暮らし。
①身体に溜まったエネルギーをきちんと発散して、コントロールして使えるように。
②心のモヤモヤや不安、秘めた希望や本当の願望を自分で把握して付き合えるように。
集中するってどんなことなのか
身体の姿勢と
心の仕組みからしっかり体感する夏休みはいかがですか?
9月からの毎日が自信に満ちて
力強く楽しく「自分の力で充実させられる」そんな自分をつくる時間。
人間の知恵の宝庫であるヨガの方法が5000年も大切に守られてきた理由は
どんな歴史も乗り越える力になってきたからだと思います。
夏休み特別企画で小学生対象で開きます。
▽1日目
身体の仕組みを知る、感じる、使う
▽2日目
心にも仕組みがあると知る、感じる、整える
▽3日目
身体と心を一緒に感じる、集中力向上
■対象 小学生 
■定員 8名
■参加費:1,800円/ 1 lesson
■一回ごとの単発受講可。お申し込みの際に参加希望日程をお知らせください。
■講師紹介
鈴木めゆ (ヨガ講師歴13年、ヨガ安全指導員)
プロダンサーとして国内外の映画、CM、TV、コンサート、舞台などに出演するが、病院もお手上げの全身の激痛と皮膚の無感覚に悩み3年ほどかけて治療。ヨガで完治したことをきっかけに、ヨガ講師に転向。
心と体の両方の大切さをお伝えすることをポリシーとして現在は子育てをしながら講師として独立。小さな子から子育て中のお母さん、認知症のあるシニア、障がいのある方まで
老若男女問わず幅広く座学を交えながらその場で体感する指導。自分に必要な感性を速やかに取り戻し、進む力にするメソッド。どこでも誰でもおひるね感覚でリラックスできる椅子ヨガ「おひるねヨガ」はオリジナルとしてファンが多い。
主な活動
・市民健康講座 ・特定保健指導・小学校放課後教室・保護者向け家庭講座 ・障がい者就労支援事業所 ・デイサービス ・職業訓練校
 
【感染症対策にご協力ください】
💡スタジオとしては以下に注意しながらクラスを行います。  
・窓開放または熱換気システムによる換気をします  
・アルコール消毒を設置します  
・講師の体調に不安がある場合は、クラスが休講になることもありますのでご承知おきください。
💡レッスン参加の際は以下にご協力ください。  
・発熱や体調不良の場合は、無理して参加はせずに休養をとってください  

申し込み、詳細はこちら↓

https://www.studio-haremani.com/events/natsuyasumitokubetsukikaku-shogakuseiyoga?fbclid=IwAR2X7YdvU8wnhoBsUkzveBQjI7ASZpFTNMRvROyrvR7dkJG1mdTVR507cts

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