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呼応

学生たちの造語が飛び交う分裂気味の朝、怠惰な彼らの私情を刷り込んだような教科書の中、蔓延る悪意を瀰漫させる差異や、不満足を率いて、悲観的な観点を植えつけようと目論む奴らを駆逐し、制限などなく、誰かを単純に愛したりしたいだけなのに、何か、簡単なことを、難しくしたりしているだけで、実は、あまり大した変わりはなくて、変わったような口ぶりで、謳われているものを、鵜呑みにしては、自分のことのように語られるものが、問答なんかを繰り返し、その場での憶測で、ホクホクするポケットの中、超克し続ける先に現れる建国の神、小銭稼ぎで飛び上がる子供たち、蝕まれる悪意から逃げ出す君たちね神様は、もう居ないし、歪な真理に嵩張る恋や罪の面影、かさばる思い出の土管、ドラム缶でバーベキューでパチパチなる夕方、熱波により、ひしゃげた鉄棒、アイロニカルなバラバラのベランダを拾い集める束の間、対照的な馴れ合いにより破壊されてしまった関連性、万象を撫でる刹那での完全性、制限ばかりの夕暮れ、豊かさを率いていた君の家族も、強制収容所に入れられ、二年も連絡はないし、無くしたものばかりだから、考えることはやめて、堕落しなよ、と、迫る君たちきな臭い日常、喜びすらもなく、終わるはずもない君たちの争い。

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