「育休中 過ごし方」というベタワードで検索した話。育休インターン①


最初の自己紹介にも書いているように、私は社会人生活3年で産休・育休に突入したということもあり、復職後のことには大きな大きな不安があります。そもそも大した経験もない私が復帰してできる仕事があるのか、残業や家で勉強して追いつくということも難しい中成果を残せるのか、自分の余裕がなくなって家族に寂しい思いをさせてしまわないかetc...

仕事のことだけ考えれば早く保育園を見つけて復職したいところではありますが、入園できる確率がいちばん高いといわれている0歳児の4月時点でわが娘まだ4ヵ月。出産前は4ヶ月の赤子がどんなものか想像できませんでしたが、許されるならば一緒にいるべき時期であることには違いない。娘に寂しい思いをさせてしまってまで急いで復職すべきなのか(というか本当は私が寂しいんだけど)。そう思って1歳になるまでは育休を取ることにしました。

そうはいっても都内の保育園で0歳児の年度途中入園は絶望的。結局1歳児クラスの春入園となると秋生まれのわが子の場合、約半年入園が延びてしまいます。娘との時間を作るために母親としての選択を優先したとはいえ、キャリア的に考えたらこんなにブランクを引き延ばしてよかったのだろうか。世間が年度変わりでばたばたする3月ごろ、なんだか自分だけ置いてけぼりをくらったような気持ちになりもやもやし始めました。

1年、もしくはそれ以上しっかり育休をとれるのは本当に恵まれたこと。一生のうち一番娘と長く一緒にいられる時間。せっかくの貴重な時間を後悔しながら過ごしたくない。

娘と一緒に過ごしながらも今後の自分のキャリアのために何かできることはないか。そんなことを考えた結果、「育休中 過ごし方」という超ベタな検索をしてしまいました。

どうせ「今しかない子どもとゆっくり過ごせる時期。大変だと思いますが楽しみましょう。」なんていう啓発的な文言が出てくるんだろうなと高を括っていました。

ところが、「育休インターン」という何やら魅力的な単語が目に入ってくるではありませんか。

最初に見つけたのは育休インターンの体験談のページでした。そこで体験者の方が書いていた言葉が、育児と仕事のはざまで揺れ動く私にささりまくりでした。笑

「育休中に何か成果を残して、自信をつけて復職」

「自分のスキルが他社で通用するのか、育休を有効活用して試す」

「小さい会社なので事業計画レベルから関われて視野が広がる」

「ブランクをブライトに!」 (←コンセプトらしいです。)

しかもインターン先は子連れ出社可、在宅ワーク推奨、週10時間~勤務可らしいではありませんか。今私がやるべきことはこれに違いない。

調べてみると、人材派遣会社のパーソルさんがやっているママボランという事業でした。ビジネスの一線で活躍していた女性が出産・育児を理由にキャリアダウンしてしまうのはもったいない!ということで育休中をブランクにしないように乳児を育てながらでもできる仕事の紹介をしているようです。育休中だけど仕事で成果をあげたいママとコストを抑えつつ人手がほしいスタートアップのベンチャーやNPO法人をマッチングしするというこの事業自体が個人的にはすごく気に入りました。

ちなみに本業の会社が副業禁止の方でも始められるようにと、仕事ではなく無償のボランティアという形をとっているとのことです。それでもやってみたい!とすぐに思いました。ちなみに託児サービスや惣菜宅配サービスの無料利用券という形での報酬はあるようです。

タイミングよく1週間後にママボラン活動中の方とのランチ会があったため、その場ですぐに応募しました。もうワンステップ先のスタートアッププログラムにすぐに応募してもよかったのですが、自分が「ビジネスの第一線で活躍していた」ことを想定される仕事をこなせるのか…という不安があったためワンクッションはさみたかったのです。結果的にはランチ会でその次のステップも予約することになるのですが。

今回は始める動機の回ということにして、ランチ会&スタートアッププログラムに参加した話は次回書こうと思います。






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