見出し画像

KANA-BOONというバンド

皆さんはじめまして。まぐろと申します。

これから不定期で私が本当に好きな音楽を紹介していこうと思います。
専門的な知識は無いので、あくまでも一般的な好みにはなりますが、皆さんに少しでも良い曲を知ってもらえれば幸いです。

KANA-BOONというバンド

noteを始めていちばん最初に紹介したいのは「KANA-BOON」です。
私が「まぐろ」という名前を使っているのは、KANA-BOONのVo.&Gt.の「谷口 鮪」が由来です。それくらい僕の人生において大切で大好きなバンドなのです。

KANA-BOONとの出会いは約10年前。YouTubeで音楽を漁っている時に「ないものねだり」に出会いました。MVの彼らはひょろくて髪も長くて「どこから前見てんだ?」という印象を受けました。ただそんな青臭い4人が鳴らしてた音楽に衝撃を受けたことを今でも鮮明に覚えています。
特徴的なイントロ、サビでの繰り返される「ゆらゆらゆらゆら」というフレーズは、1度聴いただけで耳に残り、そこから私はKANA-BOON沼にどっぷりハマっていくことになります。


オススメの5曲をピックアップ!

さて、私とKANA-BOONとの出会いはどうでもいいと思うので、ここからはみなさんに是非聴いて欲しいKANA-BOONの曲を5曲紹介したいと思います。

1. 「羽虫と自販機」

まず1曲目は「羽虫と自販機」。「KANA-BOON」といバンド名で「羽虫」という名前が入ったこの曲は、彼らにとっても思い入れがあることがわかると思います。
この曲は、「DOPPEL」というアルバムに収録されています。このアルバムは、贔屓目無しでバンド史に残る名盤だと思っております。その中でもこの曲は特に名曲です。
KANA-BOONの特徴の1つである、サビで繰り返されるフレーズ。印象に残るギターの音。そして谷口鮪が紡ぐ歌詞。全てのバランスが絶妙。当時のメジャーデビューしたての彼らのがむしゃら感が伝わってくる、素晴らしい曲です。
"君を忘れたら 君を忘れたら
 もう歌を歌えなくなる気がするよ そんな気がしたよ
 だから今日も君を歌うのだ"
いつかこんな歌詞を書いてみたいものです。


2. 「街色」

2曲目は「街色」。今度は打って変わってしっとり系の曲です。この曲はメジャー7枚目のシングル「ダイバー」のカップリング曲になります。
私に語彙力がなく上手く伝えられないのですが、この曲を聴くと夕方の景色が思い浮かびます。歌詞を聴いているとその景色が頭に浮かんできて、この曲はそれが特に顕著です。みなさんも1回聴いてみたらわかると思います。
どこかノスタルジックな気持ちになれる、知られざる名曲です。


3. 「ユーエスタス」

3曲目は「ユーエスタス」。この曲はメジャー14枚目のシングル「スターマーカー」のカップリング曲です。
ユーエスタスというのは造語で、谷口鮪がインタビューで「合言葉みたいな感覚。誰かに呼びかけているような。」と語っていますが、なんとなく自分でも意味がわかっている程度でわざわざ言葉にするまでもないらしいです。
この曲の良さに気付いたのは、KANA-BOONメジャーデビュー10周年の、日比谷野外大音楽堂で開催されたライブでした。夕方から開催されたライブで、ちょうど暗くなり始めた頃に演奏されました。恥ずかしながら、そこまでこの曲を聴いてこなかった私ですが、その暗くなるタイミングで聴いたらびっくり。めちゃくちゃ合う。
夕方から夜になる頃、夜から朝になる頃、太陽と月がどっちも顔を出してたり、どっちも出してなかったり、そんなときに聴くのがぴったりな曲だと思いました。
この曲も知ってる人が少ないと思います。この機会に是非。


4. 「さくらのうた」

4曲目は「さくらのうた」。インディーズ時代にリリースした「僕がCDを出したら」に収録されている曲です。
KANA-BOONには「桜ソング」が3曲あります。紹介している「さくらのうた」、漢字の「桜の詩」とカタカナの「サクラノウタ」。この中でも私は「さくらのうた」が死ぬほど好きです。今の季節にぴったりですね。いやちょっと遅いかも。
MVでは生徒が先生に恋しているというストーリーでしたが、私がずっと思い浮かべていたのは、学生同士の甘酸っぱい恋愛でした。うまく好きな子に自分の気持ちを伝えられない、そのせいで遠くにいってしまう、もっとああしてたら、こうしてたら、という若い頃の恋愛を上手く描いた曲だと思います。この曲を聴いた人みんなが「くぅ〜!!」っていう気持ちになると思います(?)
この曲は男の子目線、先程書いた「桜の詩」が女の子目線でのアンサーソングになります。2曲続けて聴くと、よりはっきりとした情景が思い浮かぶはずです。


5. 「眠れぬ森の君のため」

最後に紹介するのは「眠れぬ森の君のため」。この曲も「僕がCDを出したら」に収録されている曲です。
この曲は音楽をやっている人ほど胸に残る曲だと思います。
"僕がCDを出したら 君はこっそりタワレコに行って
 キョロキョロあたりを見渡しながら半ベソをかくのさ
特典の缶バッチをこっそりリュックにつけてさ
なんでもないフリをして"
やばいでしょこの歌詞、なんでこんな歌詞が書けるのまじで。景色全部思い浮かぶやんまじで。
もう恋は終わってしまったけど、まだ応援してて欲しい、実際にそうなのかもしれない、いろんなことが思い浮かびます。駆け出しのバンドマンたちが聴いたら全員泣くと思います。いや、売れてるバンドでも昔を思い出して泣きます。絶対に。
途中語彙力が皆無になってしまいましたが、この曲は「音楽史に残る名曲」。そう言い切れる曲です。


まとめ

以上、KANA-BOONのおすすめ曲を紹介していきました。もっと自分に語彙力があれば、うまくみんなに良さを伝えられるのになあと反省しておりますが、こんな拙い文章でも、少しでも「聴いてみようかな?」という気持ちになっていただければ幸いです。

私にとってKANA-BOONは人生を救ってくれたバンドと言っても過言ではありません。死にたい時やどうしようもない時に光をくれたのはKANA-BOONでした。

バンドとしてうまくいっていない時ももちろんあります。今も実質活動休止中で、私を含めたファンのみんなや、今のKANA-BOONメンバーである鮪、マーシーは悲しい思いを沢山してきたと思います。それでもこれからの未来に少しでも明るいことがあるように願って、KANA-BOONの音楽を聴いて待っていようと思います。
KANA-BOONが大好きな人、あまり聴いたことがない人、どちらもこのnoteを読んで、KANA-BOONに興味を持ってくれたら嬉しいです。
まだまだ紹介したかった曲がたくさんありますが、知識がない故に、全部「めちゃくちゃいいから聴いて!」しか言えませんので、ここらへんで終わりにしようと思います。

では、また。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?