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胃の痛みがおしえてくれる

加齢とともにカラダのあちらこちらから悲鳴が聞こえて来る。
しばらく無かった胃の痛み、加えて食道に胃液が込み上げて来るのがわかる。
加齢とストレスだろう。
以前のように毎日ではないのだが夕刻に近づく時間に痛み出すことがある。
現役の営業マン時代、「お前たちが行動するとそのたびに大震災級の事件が起きる」と支店長に言われたほどキョーレツな上司とともに行動した時期があり、その時はいつも会社で支給された胃薬をカバンに入れていた。
一緒にいること自体が苦痛でストレスであった。
その頃の痛みとはまた違うようである。

父母、兄貴の事が重なってしまった頃の桁外れのストレスでは胃痛は無かった。
なんて事のない小さなストレスの積み重ねの方が胃にはこたえるようである。
人間の身体は敏感で正直なものである。
あと二十年、いや三十年もたさなければならないカラダである。
寒さもやっと本格化してきた。
薄着にはそろそろおさらばして、一枚余分に着込もうか。
なんだか年寄りみたいだなぁと考えてしまったが、気が付けば還暦を過ぎてしまっている。

多少のストレスは生きるために必要な物だと思っている。
上手く付き合って行かねばならない。
時々やって来る胃の痛みの教えを耳に入れ、年齢なりの生活にそろそろ慣れてみようかと思ったりしている。

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