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アイスランドでワーホリから留学生になるまで

20代も後半の後半になり30代が迫っている時期に、大学に一から正規留学をして学士を取ろうとしています。

高校卒業後、日本で英語を1年猛勉強し、アメリカにカレッジ留学したのはおよそ8年前。専攻はとりあえずの社会学だったものの自分の専攻よりも天文学や地学の授業の方が面白く、4年大学の編入先と専攻を決めきれずにそれなら日本に帰ろうと留学を一旦終了させた。今でもその決断に対して悔いはないし、むしろそれが最善だったと思っている。

日本に帰国後は、もともと日本の大学に入っていたわけでもないので、その流れで地元で販売員としてバイトをしつつ気がついたらその職場でフルタイムの社員となっていた。その時も自分の役割を気に入っていたし、何よりも地元や日本全国の工芸作品に関われたのは今でも大きい。

その後コロナ禍で身動きができない時に地元のカフェで働かせてもらって、気がついたら精神を潰しそうになるまでそこにエネルギーを注いでしまっていた。その時に学んだ精神論や物事の考え方、そして下準備の大切さは今でもとても役に立っている。ただそこで自分のメンタルの底も味わい、命の大切さも自分で気がついた。仕事で死んではいけない。自ら命を絶ってはいけない。

そしてアイスランド。もともとニュージーランドに行くつもりだったけれどコロナの制限で無理そうだと断念。全ての点がつながったアイスランドを選択し、現在に至る。

ワーホリのアイスランドは最高の選択だったと思う。仕事も制限なくできるし、お金さえあれば(稼げれば)一生ものの旅ができる。ワーホリ時代は国内国外共によく旅をした。
でもまさかワーホリの後学生ビザでアイスランド語を学び、
そしてその後配偶者ビザを狙いながら学士号を取るためにこちらで地学を学び始めようとしているなんて誰が想像できたか。

できないとは思っていない。できたら良いと思っている。
流れに身を任せる時は任せきって、その中で自分にとって最善の選択をしていく。
いつも来年のことさえ分からないけれど、
ちゃんと選択をしていくことは自分で信じているんだと思う。

ちゃんとした学歴もキャリアも優れた能力もお金もあるわけではないけれど、
少し日本の外に目を向けると至る所に道は広がっていて、考え方も選択肢は無限にある。

最初に道を決めていなくてもその時の最善の選択をしていけば、案外どうにでもなる。そんなことが伝えたかったのです。




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