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「理想=完璧」が苦しい

理想が高い。
適応障害になってから気づいたことの1つだった。
今まであんまり意識したことなかった。

確かに、「理想の自分は?」と聞かれたら、こう答える。

早起きして、
朝活で自分の勉強をして、
抜かりなくバリバリ仕事して、
上司からの評価も、後輩からの人望もあって、
定時退社して、
自炊して、
バランスの取れた食事をして、
家事をして、
また自分の勉強をする。
土日になればいろんなところに出掛けて、リフレッシュして、
毎日笑顔で、「人生楽しい」と言っている。
自己肯定感があって、一緒にいて楽しい人で
たくさんチャレンジして、
好奇心旺盛で、
ミスをしても切り替えられて
仕事とプライベートの切り替えができて、
自分磨きもできて、スタイルが良くて

要は、なんでも100点で完璧にこなせる人
自分の100点ではなくて、どこかの誰かから見た100点。
意識高い系インスタグラマーの全てを集約したような人。

適応障害になって、全てかけ離れた場所に飛んでしまった。
なかなか起き上がれない。
仕事をすることができない。
家事もすることができない。
ちょっと気分が良くなれば笑顔になれるけど、
また気分が落ちると自分の気持ちがコントロールできなくなって、
自分でも自分が嫌になるような行動をしてしまう。

毎日毎日、理想の自分とかけはなれた自分の姿に絶望していた。

理想の自分のハードルをもっと下げたい。


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