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Mar.7.Sun【旧暦:1月24日】

特に予定も入れなかった。本に集中するため、コーヒ屋さんに行こうかとも思ったけれど、灰色の朝が私を家に留まらせた。

ライ麦パンとコーヒで軽い朝食を取り、昨夜の続きを読み始める。そしてお昼すぎ読み終えた。こんなに短時間で本を読み終えたのは久しぶりだった。だから物語は苦手。どうなるのか知りたい気持ちが本から離れられなくして読み終わるとその世界観と現実が交差して現実世界に不安感を覚える。

でも、この本は言語の魅力と文化的な関連性の楽しさがありがあり、そこまで深い不安感には陥らない。著者の驚異的な創造性に感心するばかり。残念なのはこの作品が連作で次はまだ発売されていない事。いつ続きが読めるのか。

多和田 葉子著 星に仄めかされてhttps://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000339207

午後は人に贈る為にお菓子店に赴く。自分が欲してるものを得るのは容易ではない。品質、見た目はもちろん、ゴミを出したくないから包装がどうかかも重要になる。味見用を買って食べて見たけれど、どうかなって感じだった。だから、何でも自分でつくれるようにならないとと思う。買ったのにあまり作った事のないクッキーのレシピ本を引っ張り出してペラペラめくる。

寝る前は世界の料理本を布団にもぐりながらながら作りたいものをチェックする。寝る前に料理の事を考えるのは良くない。お腹が空いた気分になる。変な夢見そう。


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