見出し画像

もしもお金のない世界だったら~私の妄想もしもシリーズ~

もしも世界にお金が消えたら

もしも世界にお金が存在しなかったらどんな生活になっていただろうか?

何をするのにもお金がかかる今の世の中、食べるのも暮らすのも誰かに会いに出かけるのも常にお金が必要だ。その為に働いて人々は生活を豊かにしている。

生きていくのにお金はずっと付きまとっているのだ。

しかし、もしお金がこの世からなくなったら……買うことも貰うことも無くなり、「お金」という存在を知らない人しかいない世界になったら。

当たり前に当たり前にありすぎるお金という概念が無くなることで人々の考え方はどう変化するのか?今回も私の勝手な妄想で好きに語らせて頂こう。

好きなものを好きに手にできる

お金の存在が消えたら、誰でも食べたいときに好きなものを食べられるし行きたいところに好きに行けるし、住みたいところに好きに住めるかもしれない。

何かを貰うことやサービスを受けることでそれに見合う報酬を払うことはなく、何でも利用しまくれるという訳だ。

お金を渡して買うこともお金を貰って何かを提供することもなくなる。

誰でも自由に何かを持って行っていい超自由な生活になる。

でもなかなか手に入らないものはどう渡すのかも問題だ……抽選か?

価値は無くなる?増える?

お金という存在が無くなることで物に価値が無くなる恐れもある。

希少種ならば抽選式にするしかないし価値?があると言えるが、今で言う数万円もするブランドバッグのようにブランド料がある品物は無くなるだろう。生産数が少ないけれど魅力があるものに人は集まる。

芸術やアートのように一点ものだったり、その人にしか作れない魅力的な少ない何かは人気が出るだろう。

ただ、お金の取引が発生しないことで全体的に作り手がそもそも少ない恐れもある。いくら作っても恩恵を受けることが無い場合もあるからだ。好きでボランティアのように誰かのために作る人はいるかもしれないがそこまで全世界の人間を助けられるほど多くはないはずだ。なんでも自分で作るとか、親しい人に作って貰うことが増えている気もする。

自給自足の為に畑を持つ家庭が主流になっている可能性もある。

その前にお金が発生しないのなら物々交換か?

詐欺が無くなる

お金目当ての詐欺はなくなってくれるだろう。

ただ、物々交換があるのならば物々詐欺はあるかもしれない。

しかし、何かをする代わりに何かを渡すという制度がなく自由にみんなが生きることができれば詐欺はなくなるかもしれない。周りに食べ物も何でもあって取り放題ならば。

自由に何でも手に入る世の中ならば人を騙して捕まるリスクを高めてまで何かを得ようとは思わないはずだ。

仕事が自由に選べる

お金という存在を無くしても働く人がいなければ食べるものも得られず、サービスも得られず、生活することが厳しくなる。

鉄道を運転する人がいなければ移動も出来ないし、農家で野菜を作って貰わなければ栄養も取れない。

しかし、お金の存在がなくても仕事はひとつなにかしなければいけないという決まりを作れば人々の生活は保てるかもしれない。

それに、教育費も気にすることが無いので好きなことを学べて好きな仕事に就きやすくなるかもしれない。もちろん、その職業ができるようになるための合格ラインは必要だがその仕事の為に誰でも勉強がしやすいことから目指しやすくはなる。

お金がかかる学費も、教科書代も、受講料も全部全部かからない。教えている先生たちも書籍を作る人たちも自分で選んでその職場で働いているだろう。

もし、授業を受けて自分には無理だと断念しても他のやりたい仕事も目指しやすい。

しかし、職種によっては人気不人気があって人手不足になるところが出てくる。忙しくてもやりがいを感じることができればいいがお金を得られないことから仕事の楽しさややりがいが大事になってしまうので、偏りが出てくる。人が足りないとリンゴ農家ならリンゴをみんなが食べられないという事態に発展する。

あと、お金が消えれば仕事をすることで家族を養う責任感は減るかもしれない。そのせいで仕事への取り組みにも悪い意味で変化もあるだろう。サボる人はサボる可能性もある。下手したらちゃんと働かない人が出てくるので仕事ひとつをちゃんとやる為の制度や法律、罰則は必要だ。

辞めてもお金で困ることはなく生活に影響が出るわけでもなく次の仕事をすぐできるのなら、仕事への価値観は今とは変わる。

仕事への熱量も根本的に違うかもしれない。

もしかしたら、今の方が自分も企業も競争しながら高められてより良い未来を作れる働き方なのかもしれないが、お金を貰う為に働かなくなるのなら、その仕事の為に本気で取り組みやりがいで生きる人が増えてくれるかもしれない。

不平等問題が発生する?

この人は好き勝手貰いすぎてずるい!なんてことも出てくる気がする。

自由に受け取り渡せる世の中なら、周りの人を考えずに独り占めしてやろうなんて悪い人もいるかもしれない。

そんな人が一人でも出てくると、ずるいと反抗する人も出てきて喧嘩に発展してしまう。

しかし、お金の存在がないことで好きに食べられ欲しいものが不足することなく困らずみんなで自由に生活できるのなら、心にもゆとりが生まれやすい。満足度も高い。だからあまり喧嘩もないだろうか?みんなの生活の為に働きみんなで自由に生きることができるのなら、周りの人を想い合った行動が増えるかもしれない。

誰かと比べて否定的になることも無くて済む?

力がある人が優位になる?

資本主義の今だが、もしお金がある世界が無くなったら力のあるものが優位になってしまう恐れもある。そうすると、男性の方が力でねじ伏せる力もあるので権力が増える恐れもあるかもしれない。

どこかの映画のように戦う能力が高いものが偉くなり王様となって国を支配するというのも考えられるのではないだろうか。

力で争うことを禁止にして生きていけることが望ましい。

女性も男性も平等に生きていける社会が一番だ。

今お金があることで生活が豊かなのかもしれない。お金は人を守りながら考えさせ成長させ、良い未来へと導いているのだろう。

まとめ

全世界にお金という存在が無い生活を考えたが、もともと人類はお金なんて使っていなかった。

大昔の人々は物々交換でやり取りしていたと小学生の頃習った覚えがある。日本にお金が生まれた頃の無文銀銭、富本銭、和同開珎なんて言葉が懐かしい。

しかし、今の時代でお金のやり取り(物々交換含め)何かをすることで貰い、受け取ることで払う生活がなくなったらどんな生活になるか想像してみたが考えてもキリが無かった。

ああかもしれないこうかもしれないと、色んな悪い方向性や良い方向性が出てきて自分の中で正解が出てこなかったのだ。

力でねじ伏せてしまう世界になるのか、それとも自由になって心豊かになり優しい世界になるのか。今よりも人間がだらけて成長しなくなるのか。平等になるのか不平等になるのか、世界が荒れてしまうのか……私の回転が遅い脳みそでは結論は出ずわからなかったが色んな妄想ができて楽しかったし、それだけお金の影響力って大きくて世界を様々な方向へ変えてしまう力もあるということだ。

一番身近でなくてはならないお金だからこそ、無ければどうなるか?を考えることでお金の必要性について考え直すきっかけになった。

▽大切に生きるをテーマに執筆中▽

よければ他の記事もこちらからどうぞ!!

白咲なりの「大切に生きる」を知って、きっとあなたの人生の考え方が変わるはずです。是非覗いてみて下さい!!

フォローもよろしくお願いいたします☆

この記事が参加している募集

お金について考える

宜しければサポートをお願い致します……! 頂いたサポートは今後の活動の力になります!