見出し画像

14番目の月

今週の仕事終わりの日曜日。いいお天気だし観光シーズンでもあるけれど、まだ余力ありな感じだった。そんな中、なんと中二の時に仲が良かった男の子(すでにおっさんの年齢)が会いにきてくれた。同級生の男性は激変している人(ハゲたり太ったり)が多いけれど、彼は体型も変わらずいつも笑顔な人で、印象も中学生の頃と変わらなかった。店頭で「懐かしいなぁ〜。」ってお互いにやたらニコニコと顔をまじまじ見ながら話している中で、「みやこ(私のあだ名)があの時に、このアルバムは絶対聴かなあかんで!めっちゃええから!」って勧められて、その時に初めてユーミンを知ったっていう話をしてくれた。
「へぇ〜そんなことあったんやー。」と私は全然覚えてなかったけど、その話を聞いてあの頃聴いていた音楽がブワ〜〜って蘇ってきた。

小学生の時に初めて買ったアルバムは荒井由美の「ひこうき雲」だった。子供の頃から本屋さんとレコード屋さんに入り浸っていたので、よくレコードもひとりで買いに行った。(その後、高校生の私はそのレコードやでバイトをすることになった)中二の時にどのアルバムを勧めたのかなぁと調べたら年代的にきっと「14番目の月」だったと思う。このアルバムはすごく好きだったから。
ちょうど今日は満月。きれいだけれど明日から欠けるのは寂しい気分。

その14番目の月の昨日。お店も忙しくなってきたし、家の方も決め事も支払いもどんどん迫ってきて、同時に片付けのタイムリミットが近づいてきた。このままだとやりきれないや。と頭の中がみっしりとぎゅうぎゅう詰めになっている感じだった。快適だからと毎日泳ぎに行ってたら時間がなくなってしまうのではないか?とプールを断念した。そして「泳ぐ快適に勝る快感を得るためにはここで集中してカレンダーを書き上げるしかない!」と仕事終わりに制作モードに入った。
結果、日付変更線を越えるまでには書き上げることができて、大気圏をぬけたような開放感(どんなんやねん!)を感じることができた。みっしり感がスパークして世界が広がった。あ〜お月さまありがとう!
やっぱり私は創作して表現しないと解放されないタイプなのだ。

ちなみにいつも書いているカレンダーに登場している鳥さんは、ミュージシャンが憑依している。9月のは上原ひろみさんで、8月はハナレグミ。さて今月はだれでしょう?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?