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企業広報でSNSを使うメリットと皆様からの質問にお答えします

皆様、こんにちは!コザワです。最近、寒さが激しい毎日。いかがお過ごしですか?コロナも、いつ終息するのやら、、、という状況ではありますが、鬱々としていても仕方がないので、前向きに毎日過ごしているコザワです。

さて。今回は、広報目線でのSNSの運用方法についてです!

人々は「安心・安全」な情報よりも「本音」へ、表層的な「イメージ」よりも「リアル」な感触へとどんどん思考が流れています。だからこそ、SNSがとても重要になってくると思っています。

本日は、そんなSNSのメリットや、皆様が広報観点などで「気になる!」「知りたい!」と言っていただくことの多い質問から、noteを書いていこうと思います!では、参ります~!


PR・ブランディングの目的は?

釈迦に説法ですが、広報担当として求められているミッションを明確にすることは大事ですね。サービスPRであれば、マーケ・営業との連携が必要ですし、採用PR・インナーブランディングであれば人事連携が必要ですね。コーポレートブランディングあれば、社長や経営企画との連携が必要。

図1

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ベンチャー企業の広報担当者であれば、マーケ兼務、採用兼務、社長秘書兼務など、大体、何かしらの兼務が発生していることも多いと思います。私自身は、コーポレートブランディングをメインミッションとして持ちながら、結局は、それに留まらず、サービスや採用などにもガンガン絡んでいる状況です(結局は、何でも屋になりがち…泣)


ニットの目指すブランディング

◆コーポレートブランディング

①短期ブランディング
テレワークの先駆者企業=ニット
新しい働き方実践企業=ニット

令和2年度「総務省テレワーク先駆者百選」を受賞しました!

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②中長期ブランディング
人生の幸せを創出する企業=ニット

ニットのビジョン「未来を自分で選択できる社会をつくる」
テレワークの概念を広げていくことを目指しているのではなく、人が、自分の人生を自分らしく選択していくことで、幸せになってほしい、というのが、ニットの究極の目指す世界。抽象度は高いが、そのビジョン実現のためであれば、事業や組織もどんどん柔軟に変化していくことも厭わない。そんな会社であることはベースに置きながら、発信することを心掛けています。

◆インナーブランディング

ニットのメンバーが広報を通じて、誇れる会社に

「お母さん、新聞に載ったよ!」と自慢できることを目指したい
広報として、絶対に大事にしたいと思っているのは、インナーブランディング。まだまだ道半ばではありますが、ニットが色んなメディアに取り上げてもらうこと、また、メンバーが露出されていくことで、その人の実績になったり、「この会社で働いていてよかった」と誇りに思ってもらえることを心掛けたいと思っています。だからこそ、理想と現実にギャップがあったら白けるので、対外への発信(理想)と対内の反応(現実)は、出来る限り、乖離のないように、社内を変えていくことにも、広報目線で貢献しています。

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サービスブランディング/採用ブランディングへ接続

そういった取り組みが、ゆくゆく、企業様にも知れ渡って、企業の信頼に繋がったり、ニットで働きたい!と思ってもらえる人が増えていくのだと信じています。


通常の広報活動では生まれない、SNS発信ならではのメリットは?

メリット①自分の言葉で伝えられること

広報マンとしては、TV、新聞、雑誌などに取材いただいて、会社の認知度・信用度を一気に上げることが大きなミッション。しかしメディアごとの特徴があり、プロデューサーさんや記者さんの露出したい内容があります。それが企業がPRしたいこととバシっとハマれば、それはそれは素晴らしいことではあるものの、やはりどうしても誤謬が生まれてしまうこともしばしば。

図2

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したがって、上記の黄色の部分は、自分で内容をコントロールできます。特に、SNSやオウンドメディアであれば、自分の言葉で発信することができるので、自分の言葉にも責任が生まれますが、そのまま伝えられるというのは大きなメリットです。

まさに、TOYOTAさんが、トヨタイムズを運用されているのも、それが理由。自分の言葉で、リアルを発信していく。同様に、SNS運用においても、それが最大のメリットだと思います。

https://twitter.com/toyotatimes/

※トヨタイムズのTwitter引用
トヨタイムズは、今まで公開されることのなかった、トヨタのありのままの姿をお見せするメディアです。モビリティカンパニー への変革に向けて、トヨタの中でどんな変化が起き、トップである豊田社長は何を考え、何をしようとしているのか?トヨタの内側をお見せしていきます。

メリット②影響範囲は、自分の頑張った結果であること

上記の図2でお伝えした通り、WEBメディアの執筆も、メディアの意向はあるものの、ある程度、自分の言いたいことを発信することは可能であり、その機会をいただけることが、とてもありがたい限りです。

▼コザワの執筆媒体の一例
withnews
https://withnews.jp/articles/writer/553/1
@人事
https://at-jinji.jp/expert/column/48
SalesZine
https://saleszine.jp/author/72
OKAN
https://okan-media.jp/contribution-knit/
人事ZINE
https://jinji-zine.jp/remote-work/
日本法令
https://www.horei.co.jp/bg/
BigLife21
http://www.biglife21.com/column/18674

ただ、メディアからの影響度合いに関しては、メディアの認知度や会員数に左右されるという実情があります。ただ、SNSの場合は、自分がフォロワー数を増やすべく頑張ったら、その分、影響範囲が自分で広げることが出来ます。

▼コザワのTwitter
現在、ありがたいことに、フォロワー数は2万人弱という状況まできました。

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Twitterを復活させたのは2019年10月。当時はフォロワー数50人ぐらいでした…。フォロワー数の伸ばし方は、以下のnoteをご覧ください。

毎日、1投稿以上というのは、ずっと続けており、順調にフォロワー数が増えていって、この1年間でも、おおよそ1万5000人のフォロワーさんが増えたことになります。

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メリット③ファン化しやすいこと

Twitterであれば、その人の特徴が互いに分かるため、ターゲティングしやすいという特徴があります。

▼ターゲティング:HR、採用、キャリアコンサルタント、広報、営業、マネージャー、経営者、起業の関係者

▼メンタリティ:「Twitterでビジネスをやりたい」「Twitterで有益な情報を得たい」

▼コザワ情報を読んだ後の気持ち:「コイツの情報は有益だなー」「会ってみたいなー」「話してみたいなー」「ビジネスの相談してみたいなー」「ビジネスを持ち掛けてみようかなー」
↓一番大事
「なんか、、、元気でるなーーー」

最初の5000フォロワーまでは、とにかく、絡みに行きました。こちらからフォローしますし、リプへの全返信は今でも続けています。発信の内容も、繋がりたい方々が興味を持ってもらえそうな内容に心掛けることで、どんどん輪は広がっていくことを実感しています。

以下のような投稿を見ると、もう泣けてきます…(´;ω;`)
フォロワーさんたちがいてくださるから、また頑張ろう!とエネルギーになります。

SNSから信頼に繋がって、一緒に何かビジネスが出来ないか?とか、ニットさんに業務を依頼したい!とか、お声がけをいただくことも多くなりました。


Q:SNS情報発信するためにどれだけ時間や手間をかけているのか?

◆マイルール
①リプには全返信
②毎日、オリジナルツイート1投稿以上

1年4カ月間で、これは欠かしたことがありません。

※オリジナルツイートとは、引用RTや外部URL挿入のツイートとかではない、文字だけのツイートのこと

◆Twitterに掛ける時間
・平日:約30分
・休日:約1-2時間

平日は、会社と家との往復の移動時間で、全集中してリプを返し、魂込めてオリジナルツイートをしています。

SNSは根本好きなので、5-6時間、平気で見られるのですが、やはりリアルの実績こそ大事だと思っているので、SNSの時間は最小限で、効率的に行えるように時間を調整しています。

Q:普段気を付けていること・失敗したことは?

①誰かを傷付けることは言わない
②嘘(大きく見せたり)は言わない
③センシティブな情報の取り扱いは気を付ける

「名前出し」「顔出し」「社名出し」をしているアカウントは、信頼されやすい・ビジネス化しやすいというメリットはあるものの、「炎上」リスクは常に抱えています。だからこそ、発信の前には、上記の①~③を確認するようにしています。特に、人事担当者が危ないのは、③。人事情報や内部情報、採用情報などを安易に投稿し、それが拡散されてしまうと、自分は削除しても、誰かがそれを拡散されたり、スクショが出回ったりしてしまうので、本当に危険です。

④「被害者になる可能性がある」という意識を持つ

また、「指殺人」という言葉が取りざたされましたが、有名人になればなるほど、SNSという匿名性の高いツールで、誹謗中傷されたり、傷付けられるといった被害者にもなりかねません。また、ストーカーが現れたり、アカウントの乗っ取り、アカウントの凍結被害などが発生する可能性もあります。私も実際に、何度か、Twitterのアカウントが乗っ取られたことがあり、セキュリティを強化しました。

愛を持って、SNSを使う人ばかりになれたら、こんなに素晴らしいツールはないのに、と思って止みません。


Q:どうやったら発信の勉強ができるのか?

①センスを磨く→真似をしてみる
②情報キャッチのコツ→自分の周りを見渡す
③参加するだけで、得られるものたくさん!

①センスを磨く→真似をしてみる
Twitterは、【言葉・文字】です。だからこそ、【書き方の好み】があると思っています。自分にとって、好きだなーと思える特定のアカウントを見つけて、その人の書き方を真似してみるのがよいと思います。

②情報キャッチのコツ→自分の周りを見渡す

◆人生丸ごとコンテンツ◆

「Twitterで書くことがない」とよく言われます。しかし、自分の周りを見渡してみれば、書けることは山ほどあると思っています。
例えば昔の上司とzoomしたら
・会話内容
・過去辛かったこと
・当時教わったこと
・上司の凄いところ
・過去現在の自分の変化
・過去現在の上司の変化…
どんな角度からも書けますよね。
どんな些細なことでもいいと思うのです。自分にとって、書けるものは、いくらでもあります。

③参加するだけで、得られるものたくさん!

コロナ禍だからこそ考えたい
個人ブランディングの意味と手法について

語り尽くします🔥
2/2(火) 20:00-21:30 @ウェビナー・無料

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◆登壇者
法政大学 キャリアデザイン学部教授:田中研之輔
アチーブメント株式会社 人事:山森拓実
株式会社エムフロ 新規事業担当:奥山新也
株式会社knit 広報:小澤美佳

◆お申し込みはこちら

是非、お気軽にご参加くださいませ🌹


【個人アカウントの公式版】の時代へ

人々は「安全」な情報よりも「本音」へ、表層的な「イメージ」よりも「リアル」な感触へとどんどん思考が流れています。だからこそ、企業ではなく、「人」を介して、会社・サービスの情報を、その人の言葉で、発信していく時代になっていくのだろうと思います。

人を動かすのは人

公式情報を発信するための公式アカウントはもはやオワコンですが、人を立たせた情報発信を行う公式アカウントなら全然オワコンじゃないですし、むしろ、これからの時代にマッチしていると思います。

皆さんで、どんどん繋がっていきたいなと思っています。

本日は、以上です!長文を読んでいただいて、ありがとうございました。


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