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オンライン面接やSNSでチェックすべき項目一覧

皆様

こんにちは!ニットの小澤です。段々暖かくなってきて、過ごしやすくなってきましたね~!私は、とにかく寒いのが苦手なので、夏の到来が本当に嬉しくて、ワクワクしています♡

さて、今日は、【オンライン採用で、優秀な人材を見抜くコツ】などを書いていこうと思います!では行ってみましょう~!


昨年、採用のオンライン化が加速

コロナをきっかけに、説明会や面接をオンラインで実施される企業が一気に増えましたね。株式会社ビズリーチの調査によると、71%の企業が採用活動のオンライン化に対応中・対応を検討中、という結果とのことでした。

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www.bizreach.co.jp
それは、採用市場において、画期的なこと。例えば、地方の学生が東京まで片道6時間近くかけて説明会に来て、カプセルホテルかネットカフェに泊まり、また6時間かけて帰っていく。何なら、海外大生は置いてけぼり…。そんなことを解消されるという意味では、素晴らしいことだなと思います。どこに住んでいても、場所や時間に関係なく、平等に選考レースに乗ることが出来る。この波は、これから先も、続くだろうなと感じています。


SNSで出会いの可能性∞

個人が、転職するまでのフロー図を書いてみました。

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世の中に、数え切れないほどたくさんの企業がある中で、自社に興味を持ってもらえることすら、奇跡です。更に、私たちのように、BtoB×ベンチャーなんていったら、全く見向きもされない、というのが実態です。求人広告出したって埋もれるし、オウンドメディアを始めたって全然PVは伸びません。

だからこそ、SNSです。

以下の通り、SNSで圧倒的なのはLINEです。でも、LINEは基本的に、クローズドなコミュニケーション。その次に、Twitter。国内利用者は4500万人と言われています。Twitterを使っていきながら、それを採用に繋げていくのは、とても有効だと思います。

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SNSはコミュニケーションツール

Twitter、facebook、YouTube、note、Instagram、TikTok…様々なSNSがあります。SNSを使う目的は様々ですが、大半の人が「情報収集」というものではないでしょうか?そうなると、「今すぐに転職したいという人との出会いではない」というのが前提となり、SNSを活用して採用に繋げるということは、前提として、難しい、ということになります。特に、「SNSを活用して採用に【すぐに】繋げることは難しい」ということが言えます。そして、「SNSを育てておけば、ゆくゆく、採用に活きてくる」とも言えます。SNSユーザーは、大半が情報収集です。転職しようと思ってSNSを活用している人、というのが多いわけではない。

その時に大事なのは、SNSを通じて、会社の情報をどんどん発信し、フォロワーさんとコミュニケーションを図ることで、【会社のファン】になっていただく状態を創っておくこと。そして、結果的に、採用がスタートした際に、「元々、応募したいと思っていました!」と思っていただける状態を創出する。だからこそ、広報と人事は一連托生で、発信をしていくべきだと思っています。


SNSは就活用のお化粧をしていない

履歴書や職務経歴書などは、応募している会社に受かるために、ある程度、お化粧をするものです。例えば、これまでの華々しい実績、丁寧な書きっぷり、ポジティブなワード…などなど。もちろんそれも重要ではありますが、採用する側としては、「その人の素」を知りたい。だからこそ、面接ではその人の根っこの部分を特定できるまで、ネホリハホリ深堀りをし、本音と建て前とのギャップを明らかにしていきますよね。

SNSは、その人の運用の仕方によって、「らしさ」が特定できる。

◆SNSでの「らしさ」の特定ポイント
①SNS運用の戦略性
②価値観
③アイコンでの表情
④言葉使い(丁寧さ)
⑤文章構成力
⑥言葉のセンス
⑦コミュニケーションの癖 etc

「いやいや、SNSは別に仕事用でやってないし!」という方もいらっしゃると思います。そうですね。ちゃんとしている、ということを求めているのではなく、あくまでも上記のいくつかで、「らしさ」を特定できます。

特に、⑦は良く分かります。

例えば、CEOだけどいつも丁寧で温かいコメントをされる方や学生だけどしっかりと自論を持っている人など、良い部分も良く分かります。逆に、コミュニケーションがチャラかったり、ネガティブなことを発信し続けていたり…といったマイナスなこともよく分かったりします。

もちろん、SNSはあくまでも参考材料の一つに過ぎませんが、相手のSNS(Twitter、Facebook、note、Instagramなど)のプロフィール、投稿の仕方、コミュニケーションの癖などで「らしさ」を特定するのも、根っこを知る方法です。

▼SNS採用のノウハウは、コチラにまとめています!ご覧ください。


【面接官】オンライン面接で応募者の特性特定

面接がオンラインになって、よく聞く「空気感が分からない」という言葉。確かに、そうですね。私は、オンラインでは以下のポイントを見ています。

◆オンライン面接のチェック項目
・時間通りログインするか?
・服装
・姿勢
・背景
・最初の入り方
◆オンオフ共通面接のチェック項目
・表情
・言葉使い
・論理的思考力
・根っこの価値観(WHYを5回聞く)
・会社のビジョン共感
 ┗何をしたいかではなく、何を成し遂げたいのか?
・「自分が捉える強み・弱み」を最後に聞く
・いいやつかどうか?

「自分が捉える強み・弱み」を最後に聞く
面接で質問をし終わって、最後の最後に、「自分が捉えている強み・弱みは?」と聞くようにしています。そうすることで、今までの会話との整合性が分かります。例えば、論理的思考力や一貫性。更には、自身のことを客観的にどう捉えているかということも見えてきます。

一番最後の「いいやつ」というのは、とても大事にしています。いくら優秀だとしても、誠実さや利他の精神がない人だと、一緒に働くのは厳しいなと思っています。


【応募者】オンライン面接で気を付けるポイント

では面接を受ける側になると、以下のことが言えますね。

◆オンライン面接のチェック項目
・時間通りログインするか?→時間の3‐4分前ログインがベスト
・服装→スーツである必要はないが、TPOわきまえて
・姿勢→背筋伸ばす!見えない部分も大事。足組んだり、胡坐はNG
・背景→生活感のある背景は微妙。その場合はバーチャル背景セット
・最初の入り方→とびっきりの笑顔と「こんにちはー!」と元気よく

◆オンオフ共通面接のチェック項目
・表情→面接受ける人は笑顔180%で!
・言葉使い→丁寧な言葉を使うのは当たり前
・論理的思考力→質問に結論で答えた上で論拠。紡ぐ言葉の一貫性
・根っこの価値観→これまでの実績の背景の背景×5を用意しておく
・会社のビジョン共感→企業理念やビジョン、社長の言葉をチェック
・「自分が捉える強み・弱み」
 →弱みもあっていい。その克服方法をセットで話す
・いいやつかどうか?→もうこれは、そのまま行くしかない

これから面接を控えているという方は、ご参考になさってくださいませ!

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面接を受ける人は、人生を賭けている

面接は会社側が個人側に合否を与える場、ではなく、

面接は入社するかどうかだけでなく
人と人との心が触れ合う機会。

だからこそ、面接を通じて、1対1での心と心を通い合わせ、相互理解を図る場だと思っています。

面接官をやる時は、毎回毎回、すごく緊張します。なぜなら、面接を受ける人は、その面接に人生を賭けているから。だからこそ、私も毎回、本気で挑むようにしています。例えば、面接官が自分のことを自己開示をすることで心理的安全性が生まれると思っているので、私は面接の冒頭、まず自分の自己紹介から始めています。そして、相手のことを質問するだけでなく、自社のことや私自身のこともどんどん話すようにしています。そうやって、互いのことを知り合うことこそ、面接の醍醐味だなとも感じています。


採用は、結婚みたいなもの 

冒頭に申し上げましたが、世の中に、数え切れないほどたくさんの企業がある中で、自社に興味を持ってもらえることすら、奇跡です。そして、これが簡単なことではない。だから、いつ、どこで、出会うか分からない。採用しようと思って始まる縁ではないかもしれない。
だからこそ、SNSでたくさんの繋がりを作っておくことがとても重要だと感じています。

▼最近こんなことがありました

▼3日後に会いました

1回の面接が、人生を変える

面接には、そんなパワーがあることを、改めて感じる機会でした。これからも、人と人との縁を大切に、紡いでいきたいと思っています。


ちなみに、ニットでは、絶賛採用強化中です!
・営業
・マーケティング
・採用
・ディレクターなどなどなどなど

是非、ご興味ある方はご一報ください!

本日は、以上です!
長文を読んでくださってありがとうございましたm(__)m

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