自己肯定と自己評価
最近、日本では自己肯定感をキーワードにしたコンテンツが
多く出回っているように思います。
ちなみに私を何者かご存知ない方のために念の為
私は現在米国に住んでいますので
あくまでもインターネットの情報のみを通して感じたことですが
そのいくつか観させていただいた中で
たまに、内容が自己評価と混同してるのかな？と感じることがありました。
自己肯定と自己評価は
切り離して考えないと危険です。
ではまず
自己肯定感って何なのか。
それはどこからくるものなのか。
これらを考えてみたいと思います。
＜自己肯定感とは＞
自分自身に対する評価や価値観に基づく感情や信念のことを指す。
辞書をみるとこのように書いてあるわけですが
これを見ても分かるように
自分の評価が作り出す感情という点で
評価という部分を
まずは切り離して改善していかないと
自己肯定感の改善は難しいどころか
むしろ泥沼にハマる危険性もあるという事です。
それでは、自己肯定感についてを
もう少し掘り下げて…
自己肯定感の高い人の特徴を考えてみます。
自信を持って行動できる
他人とを比較しない
自己受容ができる
挑戦を恐れない
他者を尊重できる
よって自信を持ちつつ他人との関係や環境にも配慮ができて
バランスのとれた人間関係を築きやすい。
と言ったところでしょうか。
では、自己肯定感の低い人の特徴を考えて見ましょう。
自分に否定的な考えになりがち
他人と自分を比較しがち
挫折に弱い
過度な承認欲求
自分を責めがち
自分を信頼できていないことで
自分に対する価値観が低く
精神的なストレスや不安を抱えやすい。
と言ったところでしょうか。
両者を比較すれば
自己肯定感が高いことに越したことないのは明らかですよね。
でも、もしあなた自身が自己肯定感を高めたいと思って
環境作りや成功体験作りに躍起になっていても
根本的なマインドを変えないことにはなかなか難しいでしょう。
例えば
アメリカの人たちは自己肯定感高めで
全くと言ってもいいほど
周りの目を気にする人はいません。
（正直言って周りを全く気にしないことが必ずしも良いとは限りませんがw
そこはまた別の機会に掘り下げたいと思います。）
アメリカは世界最大の移民大国であり
多種多様な文化や習慣が入り混じった社会であるために
日本のようにこれが正解！という答えがありません。
よって、一人一人がある程度自分軸で行動せざるを得ないから
というところが根底にあるのかなと思うのですが
ここから言えることは
自己肯定感というのは
自分の内側に意識を向ける習慣をつけてはじめて
培われていくもの。
ということなんです。
日本人が得意とする
他を重んじて空気を読む文化やおもてなし文化など
どれも日本人として誇りに思える部分なのですが
それらはいずれも
自分の外側に意識を向けることで得る能力になります。
相手を重んじるというのは
とても大切な道徳心で
今後の世界に求められるであろう
世界平和の大きな鍵の一つとも言えます。
でも、個人として考えた場合
自分の内側に意識を向けることとのバランスを考えないと
人はどんどん自信を失っていってしまいます。
そこで思考を変えるための
脳内エクササイズがおすすめです。
自己肯定感が低めだから
僕/私はこれができない。ここがダメなんだ。
という自己評価として捉えるのではなく
そこは切り離して考えていただいて
自己肯定感が低いけれど
僕/私はこれができる。私の良いところはココだ。
という、自己受容思考にまず移行させることです。
日頃からどこに目を向けるかが重要。
これは思考のエクササイズですので
一日や二日やったところで変われるものではありません。
まずは1ヶ月継続。
そしてもう一ヶ月…
3ヶ月続けると、徐々に思考が定着し始めるはずです。
そしてさらに継続していくことで
最終的に自己肯定感が勝手に高まっていくわけです。
自分の良いところ、得意なこと、好きなこと
どんなことでも構わないので
まず、自分の長所という長所を
紙に書けるだけ書き出してみてください。
どんなに時間がかかっても構いません。
数日、数週間かかってもOK！
一度にたくさんは無理！と思うならば
一日一個ずつ書き出すなんていうのもアリですね。
まずは自分の良さを
自分で知ってあげることが大切。
これはメンタルヘルスという観点からも
とーっても重要なことです。
もし、自分の得意なことや良いところ、好きなものが
思い浮かばなかったり見つけられなかったら
家族や友人、恋人など
身近な人に聞いてみるのもおすすめです。
私も時々夫に
彼から見る私の良いところというのを聞いて
自分ではなかなか見えない自己像を掘り出したりします。
紙とペンを用意して📖🖊️
早速書き出して
自己愛を育んでみましょう❤️
本日も最後までお読みくださりありがとうございました🙏
Micco
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