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212/1096 自分をナメないで生きよう

吾輩は怠け者である。
しかしこの怠け者は、毎日何かを継続できる自分になりたいと夢見てしまった。夢見てしまったからには、そう夢見る己を幸せにしようと決めた。3年間・1096日の毎日投稿を自分に誓って、今日で212日。

(この毎日投稿では、まず初めに「怠け者が『毎日投稿』に挑戦する」にあたって、日々の心境の変化をレポートしています。そのあと点線の下から「本日の話題」が入っているので、レポートを読みたくないお方は、点線まで飛ばしておくんなましね。)

212日目、今日は特に大きな心境の変化のない日。淡々としていて、ホトトギスを鳴かせようと思ったら、鳴くまで待ってしまうような心境だ。。

毎日こうしてパソコンに向かっているのは自分なのだけれど、自分の心境も状態も、一度たりとも同じだったことはない。以前の記事を読むと、はて、これは本当に自分が書いたんだろうか?と思うことがある。
そう言うと一見危ない人だけれど、自分で書いたのにもう二度と同じものを書くことはできない。その日そのときその瞬間の気持ちをまったく同じに再生することはできないから、瞬間瞬間の自分のことは少しもキープできないのだとわかる。

そのことを考えながら感じていると不思議な気持ちになる。このモーメントの自分は自分にも保持することのできないものだから、自分とはつくづく、自分のものなどではないのだなと思う。

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引き続きホリデーで家族が家にいるうえ、娘がもらってきた風邪を見事にもらってしまい、毎日投稿のピンチは続いている。さらに今日は書き始めるのが夜の11時半となってしまった!

この体調で書こうというのが無謀な気がしてくるが、こういう日はもう、思っていることをそのまま書くに限る。

そうそう、若い頃にわたしが仏教に興味を持ち始めてからこれまで、心のこと、意識のことを好きで好きで探求してきて、それによって幾度も大きな気づきを経験してきて、今とても大切だと感じることがある。

それは、さまざまな気づきをとおして、もしわたしたちが「自分はすごいんだ」と感じることがあれば、それは幻だということ。

自分を探求して気づきが重なっていくと、それは「人間ってすごいな」という畏敬の念を発見していくことにつながる。そして、人間を探求していて気づきが重なれば、それはやがて「宇宙ってすごいな」という畏怖の念を発見していくことにつながっているものだと思う。それが自然なプロセスだと感じる。自分のことはどんどんちっぽけになるし、でも同時に、自分自身に対して自然に対するのと同じ畏敬の念を抱く。そういうものじゃないか、なあ宇宙よ!と思っている。

実はしばらく前に、この毎日投稿の記事のうちのひとつを取り上げて、もっと説明ができるはずだということを書いておられた方がいた。理論が不十分だ、もっといろんなケースに合わせて想定してマニュアル化すべき、的な意見だった。わたしはそれを読んで、「この方、この方自身を信頼していないんだなあ」と思った。あなたも大丈夫なのだよ、と。

わたしは、わたしたちの存在について、すべてをマニュアル化することができるという発想や、言語の領域で完全に説明するべきだという発想、それから、それらを使わなければ問題を解決したり、物事を完璧に進めたり扱ったりできないという発想をもつのは、わたしたちの「わからないということへの恐怖」「自然なままにしておけず、教育が必要だという不安」「マニュアル化して使えるようにしなくてはうまくいかないという不信感」によるものだと思うのだ。野生ではなく、教育されたマインドによるもの。
めっちゃわかりやすく言うと、自分を駄目だと思い、ビビっているのだ。

わたしは人の本来の力を引っ張り出すキッカケ以上のことをしなくとも、人間の力の、まだ自分でも未体験の領域について信頼すること、感覚に任せていくことがとても神聖で大切なことだと思っている。
りんごの味をわかってもらおうとしたときに、いくらどれだけ説明したとしても、実際に食べるという体験には敵わない。それはもう言語の次元とは別次元のことだ。なにも知識がなくても、食べれば味はわかるじゃないかよ。自分の舌ナメてんなよ?ということだ。舌では舌をナメられないかもしれないが。(笑)そして舌の機能とそこから生まれる感覚は神聖である。

だから、どんな手引きも導きもマニュアルも捨てるためにあって、詳しくしていくことではなくどんどんシンプルにすること、理論を身に着けていくのではなく不要となって脱ぎ捨てていくこと、余計なものをどんどん削ぎ落として裸になっていくほうが良いのだと思っている。探求していけばいくほど、探求自体が要らんのだな・・と気がつくことばかりだ。
りんごの味を伝えたいときに、味蕾の働きの説明や唾液の出方やりんごの糖度なんかを説明しなくても、最後は「ほら、YOU食べちゃいなよ」ひとことで、本当に食べてもらえるほうがいい。わたしがどれだけ手を尽くしたって、本人の舌には敵わないからだ。

自分自身の問題だと感じるところを自分自身が見つめて、その自分と心を通わせていくこと。その中で起こっていくことについて、わたしはできるだけ言語化、マニュアル化しないで、先入観なしに実際に体験していただくほうが好きだ。あーだこーだの失敗の可能性を考えて、どうするんだと言われても、大丈夫だ~としか言いようがない。そこを言語で説明しなきゃダメだと思うのはビビリである。

こういうケースではどうするんだ?ああいうケースではどうするんだ?と考えて、それに合う答えを用意しておいたりなどしなくていい。そうすればするほど、安心をなくしていくものだ。どんどん大丈夫になっていきたいというのに、大丈夫じゃなかったケースのことを考えていては、そこから出られないのである。

わたしがなにかを書くときには、指示書を作っているのではない。自分の感覚をとてもとても強くリアルに込められるようにと思いながら書いている。それによってときどき、わたしの文は読みやすいものとは言えないこともある。スピードが込められているために句読点が省かれたまま長く続く文章があったり、ひとつの文に感覚をひたすら重ねて書いたものになったりしてしまう。でも、そこからまるで心を通わすように読んでくださるお方というのがいて、わたしの込めた思いを感じ取って、その方なりの感覚に変換してくださっている読者さまたちがいてくださるのだ。

わたしはこれからも、言葉ではぜんぶ説明せず、感嘆詞に思いを込めて書いていこうと思う。言葉を使ってはいるけれど、でも言葉の領域を出て読み取ってくださる方たちに届いてくれれば・・!という思いで。心を開いて、子供のような感覚をもって読んでくださるお方に向けて。

今日お伝えしたかったことの要点はつまり、「人間なめんなよ」と「もっと遊ぼうや」ということなのだ。

自分ってどうせこの程度だもん、と思ったら、その思いを持った自分の弱気な人格をちゃんと認めつつ、別の自分はそれに構わず好きにしよう。分けて感じるのがなかなか大変でもあるが、そういうときは「まあものは試しだ、実験実験ヒッヒッヒ」という遊び心を持ってしまえばいいのだ・・・!
わたしはこういう人だ、と決めつけるのではなく「決めつけられない」「ポテンシャルを知らない」と知っていこう!

あの人はこういう人だもん、と決めつけていたら、自分がそう思うに至った経緯をちゃんと認めつつ、「それがさ、案外違うかも知んないよ・・?」と考えて別の発想を楽しもう。

人間なんてロクでもないと思ったときは、そんな発想をもっている自分も携えながら、別の自分は「いや~とてつもない生物かもしれやせんぜ・・?」と自分に異論を唱えて遊ぼう。

というわけで今日は、自分をナメないで生きようぜ。というお誘いであった!『大丈夫教』という宗教でも作ろうかのう?ww
ああ、書いていて楽しかった。(笑)

【初夏の特殊なワークショップのお知らせ】

『あがり症克服のための1DAYワークショップ』
『響き合う恋をする・恋愛1DAYワークショップ』
参加者募集中です。

『あがり症克服のための1DAYワークショップ』

あがり症を持つ方のための、あがり症克服に特化した日帰りのワークショップです。わたし自身がどんなに場数を踏んでも抑えようとしても治らなかったひどいあがり症を克服したある方法を、ワークに落とし込んだもの。
このワークショップでは、あがりを抑えようとせずに自然に中和し鎮める方法を伝授します。あがり症を克服したい方に、ぜひとも知ってもらいたいと思っています。人数限定ですので、お申込みはお早めに。当日がとても楽しみです。

『響き合う恋をする・恋愛1DAYワークショップ』

こちらは幸せな恋愛や夫婦関係のためのワークショップですが、根本には自分自身と恋をすること、目の前の人と響き合うこと、本当の自分で誰かと関わることをワークを通して体験するものです。
ワークはとても楽しめるものでありながら奥深い体験につながっています。こちらも、ピンと来た方にぜひ体験してほしいものです。

【九宮秘行のワークショップ、募集が始まっています】

人生を限りなく透明な目で見通し、本来の自分のあり方を取り戻す九宮秘行のワークショップ。今夏の受講生の募集が始まりました。

清蓮さんとわたしの直接指導のワークショップで、師範養成を行います。
どなたでも、師範クラスのワークを終えることで師範代のライセンスを取得でき、わたしたちとワークショップ開催時に指導に当たって活躍することができます。

自分の本質を知り、枠を超えて人生を歩みたい人へ。
自分の可能性を探求し、本来の望みを体現しましょう!

道家茅山上清派や様々な流派の数々の秘儀秘術の本格的な修行を経験してこられた清蓮さんとわたしとで一緒に「身体・意識」それぞれの面から練りあげたワークを、ひとつひとつ進んでいただきます。ご自身の探求とともに、人間の可能性に驚く純粋な体験のできる場です。
どなたでもゼロから参加できます。一緒に九宮秘行を伝えていきませんか。

・瞳の純粋さを思い出す
・人生に遊び心を取り戻す
・自分で自分に贈り物を与えられるようになる
・人前で安心して存在できるようになる
・深い呼吸のできる体になる
・自分自身や他者、 世界についての思い込みから自由になる
・生きている間に魂存在としての自分を思い出す
・ひとつのものが全てであって、全てがひとつであるという感覚を体験する
・神通力を開く

などの効果が期待できます!ワクワクした方は、ぜひ!!詳しくは九宮秘行のホームページをご覧ください。

【一緒に自分の枠を超えましょう!夏のイベントのお知らせ】

身体のアルケミストであり、多くの求道者たちへの指導経験を持つ清蓮くんとの『枠を越えて』いくためのトークライブ&ワーク伝授を行います。

その名も、『秘行×神聖幾何調身法』
〜ワクワクが枠枠になっていないかい?〜

2時間のトークライブのあと、1時間のワーク伝授があります。

早期割引(4月30日まで)を適用しています。
みなさまに実際にお目にかかれるのを楽しみにしています。

お申込みはこちら↓
(お申込みが増え、大きな会場に変更することとなりました!(東京都内を予定しています)ありがとうございます!!まだお申込できます!)

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