吾輩は怠け者である。
しかしこの怠け者は、毎日何かを継続できる自分になりたいと夢見てしまった。夢見てしまったからには、そう夢見る己を幸せにしようと決めた。３年間・1096日の毎日投稿を自分に誓って、今日で147日。
（この毎日投稿では、まず初めに「怠け者が『毎日投稿』に挑戦する」にあたって、日々の心境の変化をレポートしています。そのあと点線の下から「本日の話題」が入っているので、レポートを読みたくないお方は、点線まで飛ばしておくんなましね。）

１４７日目、１００日台も折り返しが近づいているではないか・・・！
でもさほどの高揚感はない。ただ毎日、今日も書けた！！という喜びが繰り返されている。１５０日目もきっとそうだろう。２００日目だってきっとそうだろう。それで良い。始めた当初の憧れはこれだったんだ、これが欲しかったんだという気持ちになる。今日もまたひとつ重なった、という静かな喜びが、全体でここまできた、という目的達成の喜びをうやむやにして凌駕してしまう感覚を知って、満足を感じる。

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坂爪さんたちがイギリスに移動し、また日常が帰ってきた。この変化が楽しみだった。なぜなら、自分がどんな反応を起こすのかを見たかったからだった。ひとりになってショボーンとした自分と対面するのはなかなか面白い。

以前日本で友達と週末に集まっていた頃は、自宅に遊びに来ていた人と楽しく過ごしたあとにその人が帰ってしまうと、とても寂しかったのを覚えている。お祭りや楽しい行事が終わってしまったあとのような哀愁と、楽しいことはずっとは続かないし、どんな人だって自分とは別の個体なんだという現実味と、箱の中で膨らました風船のようにパンパンに満ちていた楽しい雰囲気が家から去ったあとの、屋内なのに木枯らしが吹いてしまいそうなほどの寂寥感を感じた。
あれがまたやってくるのかと楽しみだったのだ。

空港でハグをして、あんなに一緒に笑った２人と別れて家路につく。静かな車内。夫はなにも言わずに行きつけのカフェに入る。特に会話もなくカプチーノを飲んで、黙って帰る。先程までいた２人がいなくなっている家に着く・・・近くの工場の音がして、そのままいつもの月曜が始まった。

ところが、果たして、あの寂寥感はやってこなかった。わたしはどんなに寂しくても、もう心にぽっかり穴が開かないのだと知った。人が埋めてくれる穴がなくなっていて、不変の自分と共にただ満たされていた。

わたしは気がついた。わたしは２人によって幸せが拡大されたわけではなく、出会う前と、一緒にいるときと、帰ってしまったあととの間で、そこにはなんの差もないのだ。
唯一の違いは、彼らを愛しているということだけだ。わたしの幸福感の強弱や上下に因るものではなくて、ただ元気であって欲しい、ただ山あり谷ありをやりきって楽しんでほしい、どんなに抱きしめて伝えても足りないほどに幸せであってほしいという気持ちでいっぱいだ。

その幸せの中に、いろいろと苦しむことも入っている。自分にもそう思う。わたしがもし神だったら、自分という愛する我が子に与えるものを載せるトレイに、辛さも苦しみも悲しみもちゃんと並べておくと思った。それがなければ、どうやって幸せを知ることができるのだろう。だから、しっかりと地獄も載せておくのだ。選びたいように選んで欲しい。だからためらいなく載せる。

わたしは思った。この宇宙に、わたしたちの欲しいものはすべてあるのだと。寂しさだっていくらだってある。嫉妬や苦しみだっていっぱいある。
喜びや達成感や孤独や汚い場所やリッチな生活や超常現象やホラーなことまでぜんぶぜんぶぜんぶ。
人間の思い描くものはなんでもあるのだ。この世は何たるファンタジーワールドだろう。これぞ、ザ・愛だと思った。ジ・ラブだと思った。苦しみもちゃんとご用意してございますよ。という世界が愛なのだと思う。

自分よ、今後も苦しむが良い。きっと苦しむだろう。思い通りにならず、ジレンマを感じ、地団駄を踏み、恥にまみれるだろう。わかってんだ、自分は愚かで弱いからそうなるのだ。まあ生きてりゃいろいろあるんだ。
それを楽しみに感じてあげられるほど自分を愛しているという感覚ではなく、わたしにとってはそれを楽しみに感じられるほど、地球上で人間で居ることが興味深い。

我ら人間は意思を持った不思議な生物だ。思い描くものは何でも創り出してしまう。そこには、制限や束縛や夢や夢の叶わない切なさまでがあって、よりどりみどりの選びたい放題のアラカルトを創り出す。
不思議な幻想の生物。美しき自由の生命体だ。

途方もない自由を内包した我々が、心の自由を恐れて葛藤しながら生きているのを思うと、強烈なジレンマと「好きにしやがればいいのさ！」という開き直りとの間で、無重力の宇宙空間にいながら爆発してしまいそうな矛盾の中に放り出される。

こんなファンタジーワールドを、こんなふうに、目があって～、色があって～、匂いがして～、ほんでもって歩いたり触れたりできて～、言葉という「すべての図形を丸と三角と四角で簡略化したような拙いツール」で話したり書いたりもできて～、強くぶつかっちゃったり血がいっぱい出ちゃったりすると死んでまうんよね。みたいな切り取り方で経験しているのはすごいことだなと思う。

今日わたしは、彼らと別れたあとによく慣れた月曜日を生きた。夫が昼食を作ってくれて、それを食べて少し休んで、洗濯をしてパソコン仕事をした。まさに人間臭～い、いかにも人間らしい一日であった。贅沢しちまった。
今日も沢山の人が生きていて、朝起きたら地球上にひとりになっていた・・・とならなくて良かった。家のそばの空き地の向こうの道路を、車がブーンと走っていく。誰かが運転している。可愛いと思った。

これを読むあなたよ、我々は、明日は一緒にどんな日を創ろうか・・！！
同じ惑星の上に、同じ種族として、同じ時代を生きるご縁にあって、一緒の明日を楽しもう！

今日はお見送りに際しての思いを書いてみた。
また会う日まで、会えるときまで、どうか元気でね。
それではまた、明日！！！

【夏の特別イベントのお知らせ！！】

なんと今年の夏、わたしにとっても非常～に楽しみな
コラボイベントを行うことが決定いたしました！

あの一子相伝秘術・クンルンネイゴン他、
古今東西のさまざまな秘術を操る【現代のアルケミスト】と呼ばれる
清蓮くん(裕也くん)との

『枠を越えて』いくための
トークライブ＆ワーク伝授を行います！！！

その名も、『秘行×神聖幾何調身法』
〜ワクワクが枠枠になっていないかい？〜

２時間のトークライブのあと、１時間のワーク伝授もあるという
愛の太っ腹企画です！！

彼に会って同じ磁場で呼吸できるだけでも
すでにお釣りのくる貴重な体験。

わたし自身も真に嬉しい大興奮の企画で、
ワクワクがバクバクになってます。

早期割引を適用するために
今からの募集となりますが、

お席が早めに埋まることを考えてぜひお申し込みはお早めにーー！！

みなさまに実際にお目にかかれるのを楽しみにしています！

　
お申込みはこちら↓
（お申込みが定員オーバーし、会場を変更することとなりました。ありがとうございます！！）
https://paurosa.com/items/5c4d7b7f687024798f37a499?fbclid=IwAR3vEVFSH1OXbszV61CsXxI7jGSj1eEZymS9qE823ZW3EV8Lm5PYqXW-pmI

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