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181/1096 女の狂気と男の器

吾輩は怠け者である。
しかしこの怠け者は、毎日何かを継続できる自分になりたいと夢見てしまった。夢見てしまったからには、そう夢見る己を幸せにしようと決めた。3年間・1096日の毎日投稿を自分に誓って、今日で181日。

(この毎日投稿では、まず初めに「怠け者が『毎日投稿』に挑戦する」にあたって、日々の心境の変化をレポートしています。そのあと点線の下から「本日の話題」が入っているので、レポートを読みたくないお方は、点線まで飛ばしておくんなましね。)

181日目、まったく本当に、同じことを毎日するのに、毎日こんなに気分が違うなんて!日課というのはある意味での定点観測なのだと思う。

この定点観測の良いところは、「自分なんて自分のものじゃないのだなあ!」という実感を、毎日のように持てるところ。それはわたしにとって、自分をチューニングするような感覚だ。自分をわかった気にならないでいられるのは、自分を謙虚に、おおらかに、決めつけないで子供のようにいさせてくれる一番の調整になる。

今後も、一体何度「ああ、もう今日は無理だ」と思う日があるだろう。ついそう思いがちだけれど、そんなことはわからない。ただ、自分のこの種の弱さを深く味わうのに三年かかるような気がする。

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みなさんには、自分が自分の最大の敵だ・・・!と思うことはないだろうか。なにかをしようと思った時に、自分の心が一番の敵になるとき。

女性ならば、自分のこんなワガママのためにここまで突っ走るなんて、わたしは狂ってるんじゃない?異常なんだわ!欠陥人間だわ!精神病だわ!不健全だわ!自分でも自分のここが大嫌い!と思うとき。そのために自分の人生を狂わせて、夫や彼氏を付き合わせて、もう自分は魔女だ、本当は恐ろしい女なんだ、実は最悪なんだ・・・と思うとき。

男性ならば、この女のためにこんな馬鹿に付き合っている俺は頭がオカシイんじゃないか?盲目なんじゃないか?それは俺の弱さなのか?マトモじゃないとわかっているならやめるべきじゃないか?ただ惚れてるだけでこうして尽くしているなんて、どう考えてもアホだ・・・俺はこのままだと一生を棒に振ってしまうのか?と思うとき。
もしくは、俺が自分のしたいようにしてるのは、ただ「人と違っていたい、それによってすごいと思われたい」っていうガキっぽい自己顕示欲が大元にあるんじゃないか?俺はバカなのか?こんなことしていないでさっさと普通になったほうがいいんじゃないか?など・・・

わたしは、人からどう思われるのかということをほとんど気にすることがなかったから、やりたいことが出てくると早速手を付ける、ということを繰り返してきた。けれども、毎度毎度、とにかく敵は上記のような自分の心だった。もうその都度、ああ自分は狂っている、と思うことが辛かった。自分の狂気にこうして付き合ってしまって、自分はなんて弱いのだろう、なぜ「やりたい!」と思ったらそれを抑えられないのだろう、と思ってきた。

これはとても長い間続いたことで、それこそ10代の頃から数年前まであった。実に30年あまりにおよぶ苦悩であった。人生で一番苦しかったのは?と聞かれたら、貧乏でも他の何でもなく、この『自分の狂気』だと答える。

今は、これに苦しむということがパタッと止んで、狂っててよかった、それに付き合ってきてよかった、と思っている。それがあっての今だからだ!
だから、持っていて一番良かったものは?と聞かれても、答えは同じ『自分の狂気』なのだ。

自分のことを狂っているのではないか、と思うときに辛くなるのは、本当にど真ん中で自分の好きなようにするときに起こりやすい。わたしは今までいつもそうだった。ど真ん中の願望をほんとうに裸のまま行動に移したときは、だいぶぶっ飛んでいると感じることをすることになる。ちょっとオブラートで包む、などの妥協をしなかったため、いつも自分の狂気のまま進むことに心細い興奮を抱えたまま、うう・・自分はなんてオカシイんだ、なんてワガママなんだ!と思いながら、激しい後ろめたさを放置して好きなようにしてきた。でも、それを前夫や夫はいつも受け止めて、助けてくれ、もっと大きなものにしてくれた。
わたしは自分の狂気によって、自由でいることや、望みを叶えること、男性を信頼するということ、男女の素晴らしい循環を知ることができた。

わたしは大抵の女性が、本当にむき出しの願望を外に出したら、とんでもないものを持っていると思っている。女は皆、狂気を持っている気がするのだ。その狂気というのは、「本人にとってぶっ飛んでいると思えること」だ。超えたい枠、だ。そういうのが出てこないという人は、持っていることに気づかないほど麻痺してしまっているような気がする。

そして、大抵の男性が、そんな女性の狂気を受け入れる器を持っている。
わたしが男性を信頼していると言うのは、この点においてのことだ。
なにも、自分の言いなりになってくれるとか、ダイヤモンドをくれるとか、そういうことではない。わたしが自分にとって、大それたこと、常識はずれなこと、キチガイじみたことをいい出した時に、きっとそれを受け入れてくれるだろうと思っているということ。もしくは、それを実現可能な方向に導いてくれるということ。これこそが、男、だと思う。

男性は、女性が自ら枠を破壊してでかくなって動き出したのを見た時に、その瞬間、それを受け止めるために彼らの枠を破壊して器を広げる。
だから、男性に最初から大きな器を求めている女性は、ちょうど反対に考えたほうが良いように思う。初めから、女というものは狂ってるんだ・・と知っていて、それを受け入れる器を持っている、という男性は皆無だと思う。女性との関係によってそれを広げていくのだと思う。そんな百戦錬磨の男がシングルであることはめったにない。それに、すでに器が大きい必要などどこにもなく、自分との関係でどんどん頼れる人になるのだから、そこを信頼すればいいだけなのだ!
だから、もっと女性がイニシアチブを取っていいのだと思う。わたしは、前夫とも今の夫とも、そんなふうに自らを開くことで、とても深く幸せな関係を築くことができたのだと思っている。

ちなみに、わたしの感覚では、こちらが開くと男性は閉じていく。そしてみるみる頼り甲斐を増していく。わたしは彼らの考えを暴こうとしない。男性に話し合いを強要したり、考えや思いを開示することを求めるよりも、ただこちらが開いて、ただこちらが自分を見せればそれで良いのだと思う。
相手から同じものを返してもらおうとしたとき、不自然な男女平等を求めたとき、女がケチなとき、問題が起こる。女性が、自分だけ見せて、見せたことに満足できたときに男性は勝手に閉じて、力を目標だけに向ける。

男性が力を発揮するときというのは、ちょうど弓で矢を放つときに似ているものだと思う。女性が欲しいものをただ一方的に伝える。男性は的を確認し、それを射抜くのにふさわしい弓を用意し、矢を用意する。女性がその欲しいものと出会えることを楽しみにしながら、笑顔で過ごしている。それを見て、ますます外すまいと準備をする。矢を当て、弓を引き絞って、神経を集中させる。君の信頼に応えるために!!と思う。だからこそ今は的だけに集中する。やがて矢は目標を射る。

そこで、ねえねえ、わたしは自分の欲しいものを言ったんだからあなたも考えを聞かせてよ、なんで黙ってるの、どう思ってるの、なんで最近そっけないの、話し合いは大切よ、逃げるなんて卑怯よ、話してくれないなんてわたしを愛してないの?と付きまとわれたら的を狙うどころじゃないのだと思うのだ。
今はこんな弓を用意していて、矢はこういうので、今はまだ準備中だし俺は実力が足りないから必ず喜ばせようと思って練習中なんだ、君のことが大切だから、君を愛しているから!失敗しないから待っててくれ、誓うよ!などと言いたい男などあまりいない。どちらかと言えば、知らぬ間に射抜いて、それを見せて驚かせたい、というほうが自然なのだと思う。

なにかを射抜こうという時の男が、「君の欲しいものを見事に射抜いて、すごーい!カッコいいー!さすがー!わたし嬉しいーー!って褒められて、尊敬されたいんだ!他の男よりすごいって言われたいんだ」なんて言うだろうか。男性は、そうは言えないから逃げるか黙るか嘘を言ってごまかす。
それによって女性が怒り、泣く。男性は自責の念でますます彼女を避ける。さらに女性は怒り悲しむ・・・悪循環の出来上がりだ・・・・・

だから、女性が男性に、自分に心を開いてほしいとか、もっと会話して思いを伝えてほしいと考えるとき、関係がこじれやすい。男に、女になれと言っているようなものだと思う。
話し合いをしようと何度も言ったんです!なのに彼がそれに応えてくれなくて・・!というふうに訴える女性は多いが、そりゃそうだよなあ・・と思うのだ。そんなときは、わかりあおうとか、話で解決しよう、話し合いが一番大事、会話って大切、みたいな概念をぜんぶ捨ててしまうといいのだと思う。勝手に信頼して勝手に望みを伝えて、それで満足してご機嫌でいる。がベストな策だと思う。

何もわかり合わなくていいし、話し合わなくていいし、男性が思いや感情や考えについての説明をしなくていい。それらを不要とするとき、男女の神秘が開いて、静かに高め合えるのだとわたしは思っている。

自分の狂気を発見できるかどうか。それに蓋をせずにいられるかどうか。それを実際に行動にできるかどうか。それによってその狂気を人に知られることがあっても、そのことに許可を出せるかどうか。ここに女性の神秘が眠っているのだと思う。

きっと自分に身を任せる女性は美しく、それを受け止める男性は静かでたくましく、そのおかげでさらに安心して自由に自分に身を任せる女性は神秘的で、それを受け止める男性はさらに強靭で神のように広いのだと思う。

まあ、狂気と言っても、自分にとっての枠だから「狂ってる!」と感じられるだけで、出してみると意外とそんなにおかしなことでもないのだけどね!

今日は狂気と男女についてであった。
それではまた、明日~!!

【一緒に自分の枠を超えましょう!夏のイベントのお知らせ!!】

なんと今年の夏、わたしにとっても非常~に楽しみな
コラボイベントを行うことが決定いたしました!

あの一子相伝秘術・クンルンネイゴン他、古今東西のさまざまな秘術を操ることから【現代のアルケミスト】と呼ばれ、多くの求道者たちに尊敬されている清蓮くん(裕也くん)との

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