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188/1096 本当に夜空ノムコウ・・・?

吾輩は怠け者である。
しかしこの怠け者は、毎日何かを継続できる自分になりたいと夢見てしまった。夢見てしまったからには、そう夢見る己を幸せにしようと決めた。3年間・1096日の毎日投稿を自分に誓って、今日で188日。

(この毎日投稿では、まず初めに「怠け者が『毎日投稿』に挑戦する」にあたって、日々の心境の変化をレポートしています。そのあと点線の下から「本日の話題」が入っているので、レポートを読みたくないお方は、点線まで飛ばしておくんなましね。)

188日目、今日は日曜日だけれどひとりでいる。娘は従姉妹のところへ、夫は仕事に行っている。家族といるのも好きだけれど、ひとりのときが好きなのは、まず家の中が静かだから。若い頃にはわからない感覚だったけれども、静けさのなかにいるのは快感ですらある。

今日はそんな環境で書く毎日投稿だ。188日目になってみたら、200日台が近づいたな!と感じる。200日なんて大した数字でもないからさほど感動がないと思っていたけれど、比べてみると100日台が心細く見える。
やっぱり、200日に達すると、1000日に対しての20%制覇という喜びがある。本当にこのどこか幼稚な感覚が自分でも面白い。
これを面白がれるのも、今日まで書いてきたおかげだ!自分よありがとうな・・・

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突然だが、みなさんは「今あなたは宇宙空間の中にいます」と言われたら、どんなイメージが湧くだろう。

無数の星の瞬く、暗い無重力空間の中に浮いているイメージだろうか。

いつのことだったか思い出せないのだけれど、わたしはもう30歳を過ぎていたと思う。日本にいたのかイタリアにいたのか、その頃の自分のシチュエーションも思い出せないなんて珍しいけれど、わたしはある日の夜、夜空をひとりで眺めていた。そうだ、夜空を眺めていることが多すぎて、いつだったのかを思い出せないのだな。

すごくきれいな星空だった。いつもどおり、ああ、遠くの星、近くの星・・・不思議だな、宇宙はすごいな・・・みたいなことを考えていた。そのときに、突然脈絡なく、あっ・・・!自分は宇宙の中にいるんだ!と思った。書いてしまうとバカみたいにそりゃそうだ、ということなのだけれど、冒頭に書いたように、わたしにとって宇宙というのは自分にとってどこか遠い別の世界だったのだ。

わたしは感動した。なんで今まで遠いところだと思っていたのだろうと愕然として、ものすごく嬉しかったのを覚えている。「遠いどころか、ど真ん中におるわ!」と思った。
気づきというのはいつもそうだ。「あー!ここは宇宙だった!」「あ!!自分は女だったじゃないか!」「は・・!自分は自分でいるしかないんだ!」「自分は、今ここ以外のなにも持っていないんだ!」など、気づいてみると「そりゃそうやがな!」みたいなことに、目が覚めたみたいに気がつく。まるで、それまでの自分が眠っていたかのよう。こういう気付きは、制限のある次元で生きる人間の経験できる、大きな喜びのうちのひとつだと思う。

宇宙にいると気づいたときも、そのあと、ねえねえ!うちら、宇宙にいるよ!と、たしか前夫に興奮して話したのも覚えている。ならばまだ日本にいた頃だ。わたしはなにかに気づいたときに、興奮して勝手に一人で盛り上がり、それを周りに一生懸命伝えようとしてしまう。あのときも、宇宙の中にいるじゃん、ほら!ここ宇宙の中だよね!!ね!!とうるさかった気がする。そんな自分を、ウザいやつだなと思う。

イタリアには高層ビル群というものがなく、わたしの住んでいる家の周りの街には、民家の高さ以上のものがほとんどない。遠くまで見渡せる景色が延々と続く。木々の生える地上を眺めていると、宇宙の中の惑星の表面だということが東京にいるときよりもずっと実感できる。

だだっ広い地表を見ているときの感覚に、なんというか、うわ!なにこの星~~!みたいな驚きをいつも含んでいて、なんか超絶ヤバいところ見つけちゃったんだけど!という感覚がどこかにある。たまにそれを誰かとめっちゃ共有したくなって、でも、言葉で説明したくなくて、まあ、いいや。と胸に秘めておくことがある。

でもあれ以来、「あ~自分、あの惑星で知的生命体やってたことあるんですよね、はい(自慢)。」ってあとからなにかに伝えることがあるのかな、といつもワンダーしてしまう。
そのときに、そのなにかたちに、「くっ・・こいつすげえ~!」「地球経験アリだと?マジかウソだろ・・」「超羨ましい!!」と思われる気がしてならない。そんなことを言われたら、つい調子に乗って「フフ・・・たしかにすごい時間でしたよ・・」とドヤ顔で言ってしまいそうな気がする。だってすごいんだし、いいよな!!

「身体があって、それが機能しなくなると強制終了って本当ですか?」とか「その身体が有機体で、カメラの機能とか録音録画機能とか、臭素の感知機能とか、味覚の感知機能もあって、接触したものの表面の状態を読み取る触感感知機能もあったって本当ですか?!」とか聞かれて、まあ、そうだねえ・・・ここから先の話は有料になるよねえ・・・と言ってあの世で商売でもしようかなと思う。

りんごを食べたことのない人に、りんごの食べた感覚を説明しようとして「甘さとね、酸味が混ざってるのよ。ほんで、大根とも違う、梨ともちがう、独特の食感でねえ、大根のようにザクザクはしていないし、梨よりももっと繊維が詰まってるし、うーんうーん」と話しても決してリアルには伝わらないように、きっと語っても語ってもこの人間として生きた感覚は伝わらないのだろう。それだけ、リアルに体験することというのは強烈で強力なことだ。経験した本人にしかわからない真実がそこにある。
だから、人間になって味わってきてみな!と言うしかない。あ、そうすると商売にならないか。

わたしは、人間同士の間柄だって、これと同じくらいに言葉によって「わかりあう」ということを期待しなくてもいいのだと思う。
ああ伝わってるな・・・と感じるときというのは、言葉の外のことだ。

わたしが「星空っていいね」と言って、「ね、うん・・」と誰かが言った時、言葉ではどんな感じがしたのかをまったく説明していないけれど、なにか通じている感じがする。わたしが誰かの歌を聴いて涙して、誰かが横で涙していたら、「泣けるね」「マジで泣ける」で通じ合っているのだと思う。理由とか、どんな感じなのかをひとことも説明しなくても。それぞれが感じているものは違っているのだとしても、なにかが通じている。

だから、わかってくれないと考えて悲しく重く思うくらいなら、「そもそもわからないんだ」と思ってしまうとなかなか面白い。りんごの味と同じだ。
だって、互いにわからないのに同じ星の上で生きているなんて、考えてみればすごいことだと思うのだ。相手は、まったく違う感性で、まったく違う歴史を持って生きてきていて、まったく違う感覚の中にいるのだ。同じりんごをわけて食べても、それぞれがどう感じているかなんて、わからない。それなのに人間は、愛し合ったり共感し合ったりして、一緒に楽しんで生きている。不思議な生物だ・・・

わたしがここで、宇宙の中にいるね!!と書いただけで、ああ、そうだね!!と驚く人に、なんの説明もいらないのだと思う。なのにたくさん書いてしまった。でも、言葉は伝書鳩だから、それに乗ったこの感覚が、時空を超えて読む人に届くのが嬉しい。

うちら、宇宙空間の中で、身体という不思議で緻密で無垢な乗り物を持って生きて、限られたこの短い時間、宇宙船地球号のあいのりをしているんだね。言葉じゃ互いに伝わらなくても、ぜんぜんいいよ。なにより、ひとりじゃなくてよかった。
みんな、人間生活はいかがですか。わたしは喜怒哀楽にもまれながら面白がってます。ああ、同じ時代を共にする、地球号の乗組員たちよ・・!!この珍体験を自由に駆け抜けようぜ!!で、あの世でそれぞれの体験をもとに商売でもしよう。(笑)みんな、ひとりひとり違う経験をするのだもの!

今日は、宇宙の中にいるね!それは、夜空ノムコウではなくて、今ここそのものだね!という、自分がいつ感じてもフレッシュで大好きな感覚のシェアであった。。

もう夜の7時だというのにまだ外がめちゃくちゃ明るい。夕日にすらなっていない。いよいよ、夏が身支度を始めたぞ!

それではまた、明日!!

【一緒に自分の枠を超えましょう!夏のイベントのお知らせ!!】

なんと今年の夏、わたしにとっても非常~に楽しみな
コラボイベントを行うことが決定いたしました!

あの一子相伝秘術・クンルンネイゴン他、古今東西のさまざまな秘術を操ることから【現代のアルケミスト】と呼ばれ、多くの求道者たちに尊敬されている清蓮くん(裕也くん)との

『枠を越えて』いくための
トークライブ&ワーク伝授を行います!!!

その名も、『秘行×神聖幾何調身法』
〜ワクワクが枠枠になっていないかい?〜

2時間のトークライブのあと、1時間のワーク伝授もあるという
愛の太っ腹企画です!!

わたしの大好きな、そして心から尊敬する清蓮くんは、その広くて貴重な知識と体験の深さもさることながら、面白くて優しくて落ち着いたお人柄もあって、一緒にいて心からワクワクする人。
これまで、お会いして別れが惜しくなかったことが一度たりともありません。珍知識もいっぱいお持ちのすごい方。

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