吾輩は怠け者である。
しかしこの怠け者は、毎日何かを継続できる自分になりたいと夢見てしまった。夢見てしまったからには、そう夢見る己を幸せにしようと決めた。３年間・1096日の毎日投稿を自分に誓って、今日で380日。
（この毎日投稿では、まず初めに「怠け者が『毎日投稿』に挑戦する」にあたって、日々の心境の変化をレポートしています。そのあと点線の下から「本日の話題」が入っているので、レポートを読みたくないお方は、点線まで飛ばしておくんなましね。）

３８０日目、５００日目を超えたあとの自分の気になってみると、今というのはなんと心細く見える日々だろう。だがこの３００日代後半真っ最中の自分にとっては、今がなんともないのだ。

これって、人を心配するときと似ていると思う。
こちらは勝手に心を折って心配をするのだけれど、その真っ最中の相手はこちらが思っているよりは大丈夫だったりすることってよくあるものだ。

５００日を超えた自分よ、今の自分は今なりに楽しくやっとるぞ～
大丈夫だぞ～
と、ここで時空を越えて伝えておこう！

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本や映画や、もちろんドラマや音楽などの作品に触れたときに面白いと感じる理由のひとつに、自分の普段使わないものの見方に気がついたり、それを使ってみることができるからだと思う。

これって、自分の中にある、普段あまり使わない意識を使うということだ。
つまり、自分の違う面に触れるということ。なにかを見たり読んだり聴いたりして、感動したり悲しくなったり嬉しくなったりするとき、自分自身との響き合いが起こっている。

たとえば恋愛ドラマを見て、ものすごく切ない気持ちを味わったとする。
そのときわたしたちは、自分の持っている、「その切ないストーリーに響く部分」を使ったということだ。

これはなにも、映画や音楽などのエンタメに触れたときだけでなくて、他者と会ったときや、蛙を見たとき、雨が降ったとき、転んでしまったとき、忘れ物をしたとき、失敗をしたとき、などなどなど、生きているあいだ中、それについてなにかを感じ、ずっと自分の色んな面に触れているのだと言うことができる。

わたしは海が好きだ。
だから、わたしは海そのものではなく、海に触れたときの自分の感覚を感じるのが好きなのだ。

わたしは都会が好きだ。
だから、わたしは都会そのものではなくて、都会に触れたときの自分の感覚を感じるのが好きだということだ。まあ、書いてみると当たり前っちゃ当たり前なのだけどね。

わたしは、いろんな視点で、いろんな仮定で自分のことを観てみて、いろんな自分を発見するのが好きだ。

例えばわたしがおじさん目線で自分を観てみると、自分は痩せていて、非常に触り甲斐がない感じがする。（オイ
それから、なかなかミステリアスにも感じられる。このひょろ長くて化粧の濃い女性はどういう人なのだろう。なにを考えているのかわからない女に見える。そのミステリアスな自分が、おっさんである自分に優しくしてくれると、その意外性から、優しそうな女の子が優しくしてくれたのとは違った喜びを感じる。

例えばおばあさん目線で自分を観ると、自分は金髪でハイカラな、ちょっと派手すぎる女に見える。だけれど、若いうちに何でもしておけと思う。今のうちだぜと思う。あんたもあっという間にわたしみたいにシワシワになるんだから、今のうち楽しんでおきんしゃいと思う。この金髪の中年の女には、まだまだ老いることの楽しみや奥深さがわからないんだろうなあ、まあそれが若さってもんよ。と思う。

中学生女子になってみると、自分はほとんど視界に入らない。すれ違っても、なにか居たな、くらいの意識しか持てない。え～と、たしかひょろ長かった気が。としか思えない。身体の部位のどこかが金色っぽかった。以上。という感じしかしない。ほんとうにどうでもいい相手だ。それよりタピオカが飲みたい。よく見てみても、あんまり、あんなふうになりたくないなと思う。「あんなお母さん嫌だ」って感じがする。

・・・言わずもがな、これは、わたしがおじさんやおばあさんや中学生女子に持っている、「わたしのような者をそんなふうに見る存在に違いない」という思い込みに過ぎない。わたしの勝手な決めつけなのだ。

そう、あくまで勝手な決めつけ。
自分でやってみると、わかる。なぜなら、やってるのは自分だからだ。
わたしはこうして、世界のすべてを勝手に持っている『自分の印象』を使って観ている。現実をそのままに見ることは、悟りを開かないかぎり不可能だ。

でも、あのおじさんは、おばあさんは、中学生女子は、絶対わたしをそう見ているに違いない！と、自分の思い込みに縛られてそう思うか、
自分がどう感じてもそれは自分の思い込みだもんね～、と知っているか、

その違いの大きさたるや。
人生の質をまるまるぐるりと変えてしまうほどの違いである。

自分の思い込みを知り、その思い込みから自由になるための羽を持っていること、その自由を人生に活かすことができること、それが秘行の醍醐味だ。

勝手な思い込みだもんね、相手はどうなのかわからないもんね、だから相手もこちらのことを勝手に思い込んでいることもあるよね、きっと相手の言動はそこから来ているんだよね、そこはお互い様じゃないか。

という寛容性に目覚めている人間ならではの「人生を眺める余裕」を味わうには、秘行は本当に良い方法だ。これをマスターするのはなかなかかっこいいものじゃないか！(笑)

秘行は誰にでもできる簡単なもの。そしてとっても奥深くて面白いもの。
意識の遊びが好きな人に、いつでも楽しんでもらいたいと思う！

というわけで、今日はこのあたりでおしまい。
それではまた、明日～☆

【数限定・個人セッションのお申込み、受付が始まりました】

少数ですが１０月末からの個人セッションの受付が始まりました。
ご相談内容、話したいテーマなどはご自由に。

恋や夫婦間の悩み、秘行のこと、その他なんでもOKです。
90分間、対面でのセッションです。
（怖くないです、わたくしめは優しくひょうきんな中年の女性です(笑)）

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11月に、なんとあの「いばや通信」の
坂爪圭吾さんとトークライブを行います！！

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現代の「禅を極めた一休さん」のような
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人は本当に魔法が使えるのかどうか。
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どうかみなさん遊びに来てね。

真面目な、変な、常識外れな、不思議な、変人なご質問も遠慮なくしてくださいね〜❣️

この珍イベントの場で、みなさまにお会いできるのを楽しみにしてます！！

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