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【本の紹介】『たった4日間で潜在意識を変え、お金を増やす本』

オーストラリアにてワーキングホリデー三年目。人の価値観は徐々に変わってゆくものだが、海外で様々な価値観を持った人たちにもまれることで、ここ数年で僕の思考はとてつもなく変化している、間違いなく良い方向に。

中でもここ最近でようやく心から理解してきたセオリーは、「お金は、大切である。」ということだ。

いや当たり前っちゃぁ当たり前なのだが、以前は正直、お金はそれほど必要ないと思っていた。僕の趣味といえば、映画、スマブラ、音楽鑑賞など。お金のかかるものは少ないし、服などのファッションにもそんなに興味がない。しかし、使えるお金がそれほどないと行動範囲も狭まってしまうということに最近気づいた。現に新しいことを経験できる、といった時にお金をスパッと使うのをためらってしまう時がある。動けば何かしらチャンスやひらめきが得れるというのにこれはもったいない。また、帰国後に何かやりたいことが見つかった時に貯蓄しておきたいというのもある。よし、こういうことしてみよう!とアイデアが浮かんでも、お金がなくて動けないというむず痒い思いはしたくないものだ。

そんな僕の現在の所持金は日本円換算で6万円ほど。街から離れており娯楽も少ないため次の給料が入るまでは全然暮らせるものの、さすがにもう少し余裕がほしい・・・どうすればお金を貯めることができるのか。

なんて思ってネットで調べていたら、次のような本が出てきた。

斎藤芳乃さんの著書『たった4日間で潜在意識を変え、お金を増やす本』である。内容は文字通り。4パートに分かれており、読みながら課題をこなしていくことで、お金を増やすマインドを育もうというもの。この本には、具体的にお金を増やす仕事方法や、新しいビジネスなどそういったことは一切書かれていない。代わりに、それらの基盤となる思考を作っていくプロセスを述べているのだ。

具体的には「お金=汚いもの」ではなく、「お金=人を幸せにするもの」といった考えに移行する方法、お金が使えるようになるためにその流れを知る重要性、どういったものにお金を使うべきかなどなど細かいものまで挙げたらキリがないが、一貫して言っているのは、お金を増やすためには、「自分は価値がある人間だ」と思うことが何より大切だということである。

自分は価値がない人間だ→お金を受け取るような存在じゃない→お金が手に入りにくい、となるらしい。


なんだか、すごく腑に落ちた。


大学や豪州で素敵な人たちと出会うことで比較的明るい性格にはなったものの、僕は昔から「自分には価値がない」とばかり思っていた。今でも自信満々な性格かといえば、そうでもない。ネガティブが運の流れを悪くすることは以前から感じてはいたが、まさかお金にまで影響を及ぼしていたとは。斬新なものを生み出すのに時にはそれらの感情も必要ではあるが、胸を張って歩くにはも少し自分を肯定してやる必要がありそうだ。小さいことからコツコツやっていこう。

加えて、この本にはもう一つ全体で言われている大事な項目がある。「お金=汚いもの」、というイメージがある人はいないだろうか。様々な作品に登場する絵にかいたような金持ちというのは大抵、人を見下す印象があるし、お金が原因で争いごとに発展する場合もある。だがそれは、お金そのものに嫌悪しているのではなく、お金を使う人への嫌悪感なのだ。お金自体が悪いものなのではない。どんな種類の人に渡るかによって、善悪が変化していくのである。当然、お金は人を幸せにすることもたくさんあるわけだ。そういったプラスの面に着目することで、お金へのメンタルブロックが解除されていくのだという。「お金は、人を幸せにする」これは今後も言っていこう。言ってりゃマインドがインプットされる。

本日は引っ越してから新しい職場での仕事初日。歩合制のため給料は出来高に比例するのだが、以前の歩合制の仕事と比べて伸び伸びできたような気がする。気のせいといわれりゃそれまでだが、もしかするとこの本のおかげでお金に対するマインドが少し変わったからかもね。

Kindleでよく本は読んでるので、これからもいいなと思える本があれば紹介していけたらと思います。どうぞよろしく。

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