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作例写真がつまらない!

昔、それこそ私自身が写真撮影を仕事として駆け出した37年前から「名刺1枚作ったら写真家」という職業のひとつであった。もちろん手元には名刺の他にカメラがあり、当時はフィルム、今はパソコンもある事が前提で…

いや待てよ、今はサブスクでカメラさえも持っていない人すらいる時代になっている現状もあります(汗)

さて、それは時代が変われど、フィルムからデジタルになっても…と書いてはいても、また巷ではフィルムが流行り、昔でいうところの静かなブームになっていますが、海外フィルムメーカー、日本のフィルムを販売している店、中古屋さん以外はイチオシの最新鋭カメラを売らねば稼ぎにはならないのは今も昔も変わってはいません。

しかしながら世の中を見渡して何もかもが変わっており、なかでも何が変わったかと思えば、カメラメーカーの開発費以外で一番カネをかけた癒着が賑やかだったカメラ雑誌が無くなり、もちろんメーカーの宣伝予算も厳しめになり、その結果が最新カメラネタまでもがこうしたネット頼りになってしまっています。もちろん当時から雑誌原稿も癒着のヨイショ記事ばかりで良い事しか書かれてはいませんでしたが、雑誌が無くなって1番の損失は、つまりはメーカーも読者もそれぞれが、読書各自に知らず知らずの相関関係、各自お気に入りカメラ以外のメーカー情報が、まったく興味のない方々に無理矢理にも似た我が最新機種の情報をお届け出来る場所も失ってしまったのです。メーカー発信だけではそのメーカーファンにしか伝える事が出来ず、そしてそのメーカーが行き着いた先がYouTuberかインフルエンサー(という個人的には注射したろか!と思ってしまう方々)に託されるようになりました。

しかしこの託された方々は写真が下手だからこそYouTuber、インフルエンサーになっている訳で、上手かったらそんな事している時間なんかありません。ここ数年の流行病事での外出禁止で撮りに行けないから始めたというYouTubeとは違う人達で、ただ日本写真界にとって残念なのは日本人、日本のメーカーは昔から有名人が大好きな人種で有難がってしまうところ。これが可愛い存在でもあるのですが、カメラショーのゲストなどは技術も伴わないそんなエセタレントさんばかり。

あぁ〜ぁ、下手な写真だなぁ…とそれを観て反面教師にすれば良いものをネットニュース系から素人プレビューの伝える方々までもがやはり右に習ってしまって時間もカネもかけずに「やりたかったらやれば良い」で、近所の散歩写真やら自宅窓からのつまらん写真でやれ「画素数が多いから…」とか「贅沢なレンズ構成が…」「飛騨の山奥で職人さんが精根込めて…」とアンター、ホンマにわかって言うとるん?と思うまでもなく、私には違いがわかりません(汗)。

なんかさぁ、このカメラ買ったらこんな良い写真が撮れるんだぁー!(夢見心地)という作例にしてくれないとカメラ売れないままになってしまいますよー(必)。

しかもSNSでメーカー発信する写真が日本メーカー、日本法人だけ他国からの発信に比べてあまりにもつまらない写真過ぎるのが残念でならねーだー。日本人の個人発信もPhotoshopやアプリの宣伝みたいな写真ばかりだし…

実にツマラン‼︎

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