韓氏意拳を学ぶ(備忘録)02
「起点」を持たないこと
韓氏意拳の講習で腕を前に伸ばす際に先生に指摘されたことなのだが、この言葉がとても印象深く、いまでも心中に残響している。
体を意識的に動かす時、どうしても動かす部位を物体として意識し、それを動きのイメージに合うように微調整しながら動かしてしまう。
例えば、腕を前に出す時、肩を起点とし、そこから指先までの「物体としての」腕を前に押し出すように動かしてしまう。
これまでの認識であれば、身体を意識的に動かすとき(例えば、体操などで指示された形で運動する際な