全託、あるがまま、成るがままの落とし穴
起きてくることに抵抗せず、それに委ね、起こるがままに在る、というのは「逃避」の概念として使われることがある。
これはつい最近の自分のケースの話だが、離れて暮らしている年老いた両親、体調がよくなさそうな妻、ずっと体調が不安定な離れて暮らす妹がいて、常日頃から心のどこかで心配し、皆健康であってほしいと願っている状態であった。とくだんこの心配が苦しいと感じたことはなかったが、どこかで重さを感じていたのかもしれない。
それで私が無意識にとった行動は、あるがまま、成るがまま、全託という