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楽しい会に誘ってもらうための、ちょっと長い自己紹介的なもの。だって、お酒が好きだから。


こんばんは、恩田倫孝(おんだ・みちのり)です。
みっちーと呼んでもらえると嬉しいです。

東京の三軒茶屋に住んでいて、20名くらいのベンチャー企業@渋谷で働いています。この字面だけみると、なんだか今っぽいベンチャーの人みたいな感じですが、だいたい酒に飲まれてポエムを書いて過ごしています。本当です。

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会社のオフィシャルな写真ですが、右は何をしているのか...。


さてさて、このご時世でリモート在宅が多くなって、なかなか新しい人と出会いにくくなってしまったので、こうして自己紹介を書いて興味を持ってくれた人と一緒にお酒を飲もう(一緒に楽しむ)プロジェクトをはじめようと思います。気軽に読んで貰えると嬉しいです。


イベントで使っているプロフィールはこんな感じ。

日々酒で踊り続ける、砂漠と氷河を愛する吟遊詩人。旅を通じて「楽しさ」を考えて、多くの人の『楽しさの自給率』を上げることを目論む。食いつくキーワードは、ウェルビーイング、コミュニティ、教育。51ヶ国訪問。地元は新潟。慶応大学理工学部出身。趣味はホットサンドメーカーでサーモンを焼くこと。


今こうして少し踏み込んだ自己紹介を書こうと思っているですが、過去に細かい自己紹介って書いたことがない。たぶん、色々さらけ出してみた方がたぶん「ちゃんと興味をもって貰える」可能性があるような気がしますし、良いつながりができるんじゃないかなと思って少し実験です。うまくいったら、ぜひみなさんもやってみてくださいね。


内容の構成は市川さんのnoteを参考にしています。「個の時代」とアニュアルレポート。いいですね。読んでいてすごいわかりやすかったので、これはいいなあと思って。


◉最近のまとめ「繋がってきた仕事と&激震のプライベート」

2019年度の仕事面は「少しずつ過去が繋がってきた年」でした。なんかジョブズの言葉みたいでかっこつけているけれど。でも長かった。僕は不器用なので、何か計画をきっちりきめて進められるタイプではない。ただ、色んなチャンスとタイミングが合った年でした。

プライベート面では生まれて初めて父親と出会いました(激震)。31歳にして初めてです。再会というのか初対面というのか分からないですし、こればかりはgoogleでいくら検索しても出てきませんでした。再会?については記事を書いているので、興味があるひとはぜひ読んでみてください。あ、全く暗いエピソードでなく明るいエピソードです。そして、いい話だと思います。

さて、お仕事のつっこんだお話。


最近1年間は、グローバル人材育成プログラム「POOLO(ポーロ)」という年間のプログラムの立ち上げと運用がメインのお仕事。そして、10月ころからは、全社を巻き込んだクラウドファンディングのプロジェクトの立ち上げと推進、会社のビジョンをよりくっきりさせたこと、そしてこのリモートワークに適した会社の設計をやっています。

◉1.グローバル人材育成プログラム「POOLO(ポーロ)」

これは、200人の人が所属する大人の学校です。年間50個近くの講座があって、これからのグローバル人材、これからの時代に合った人が育っていくというプログラムです。2015年から旅大学という名前の学校をやっているんですが、その集大成的です。


・コミュニティ
2011年からシェハウスでの生活を10年近くしています。誰かと一緒に住むことは楽しく、自分の繋がりも広がっていくので、ずっと大切にしている生活スタイルです。そして、これを結婚が出来ない言い訳にしています。安西先生、結婚はしたいです。(改めて言いますが、僕のニックネームはみっちーです。)


旅と学び
2014年にぐるっと世界一周をして、今では51カ国訪れたくらいには旅が好きです。世界一周帰国後に「旅を学ぶ、旅から学ぶ」をコンセプトにした旅大学を始めました。年間100回以上のイベントを5年近く。企画から当日の運営で僕が関わったもので500回ちかくで、他のメンバーと一緒にやっているものを合わせると800回ちかくあります。週7でずっと働いてきました。これを彼女ができない言い訳にしています。


旅と学びと楽しさと
イベントを企画し続けて1年後の2016年。「プレイフル・ラーニング」という本に出会いました。ワークショップの研究をしている上田先生と中原先生の共著なのですが、今後のバイブル的な本になります。楽しさと学びについて書かれた本ですが、ここから僕のテーマも「楽しさと学び」が加わります。言い訳は続きます。


・人材育成
2019年。長らく仕事をしているハワイ州観光局とこれからの日本を作っていく人材育成育成のプログラムを作ろうという話に。今までやってきた旅大学をバーションさせた年間を通じたカリキュラム作成が始まりました。「旅と学びと楽しさとコミュニティと」今までの過去が繋がった形。


POOLOの企画運営はすごく大変ですが、今までになかった楽しさが多くあります。それは「コミュニティ」としての楽しさです。年間100回以上やっていた旅大学は、単発のイベントとしては楽しいのですが、ずっとコミュニティとしての力が弱かった。こうして、年間のプログラムになったことによって、チェスター・バーナードがいう『組織の条件』が揃った感覚。(共通目的、コミュニケーション、協働の意欲)。今は、すごい楽しい。


◉2.クラウドファンディング
2020年。会社が10年を迎えるので多くをリニューアルをしました。ロゴ、サイト、ビジョン、事業、体制、メンバーと色々と。この中でもたくさんの参加者を巻き込んでやるクラウドファンディングのプロジェクトの責任者をやりました。いやあ、分かってはいたけれど大変でした。コンセプトメイキングと社内の巻き込みマネジメントですね。プロジェクトのマネジメントは正直そんなに得意ではないので、メンバーに助けられながらなんとか達成。そして、終わり方はなんとも劇的だったので、こちらの記事をどうぞ。


閑話休題。ちょっとプライベート的な話も。


仕事の話だけをしていても退屈になっちゃうので、仕事以外の話も。本はとても好きで、時間があったら読んでいます。漫画も好きです。演劇も好き。でも、映画だけはあまり見ない。そんな人です。

村上春樹が好きすぎて、一時期文章のテイストを春樹テイストによせていました。当時の口癖は「完璧な文章など存在しない」。受け入れてくれる読者は激減しました。小林秀雄も好きで「溌剌」という言葉を多用しました。受け入れてくれる読者は激減しました。ブログのPVが5PVくらいで、やっと目が覚めて、糸井重里さんのような「つよく、やさしく、おもしろい」文章を目指そうと頑張り、とにかくひらがなをつかいましたが、読者は増えませんでした。まあ、いいんです。これから、これから。

漫画だと「NANA」とか「サンクチュアリ」とか「H2」とか「スラムダンク」とか「左利きのエレン」とかが好き。また本に戻るけれど、原田マハさんも好き。北方謙三の水滸伝は勝手にバイブル認定していいます。中でも王進が好きです。あと、キングダムも好きです。

あと、お酒はすっごい好きで、だいたいはビール。最近は、IPAが好き。日本酒も焼酎もワインも好き。ワインは母親がちょっと詳しいので、実家に帰った時に母親の冷蔵庫のような小さいセラーからこっそりワインを持ち出すことがマイブーム。ラフィットを持ち出したときは怒られました。でも、違いは全然わかりません。

最近は、朝にお茶をいれることにはまっています。はまったら、とことんやり続ける人間です。


さて、少し真面目な話に戻って個人の目指す世界や価値観的な話。

ちょうど2020年の年始に会社のメンバーで「自分の価値観を深ぼる合宿」を行いました。そこでまとめた僕が大切にする価値観はこんな感じ。

「あつまる、たのしむ、あたためる、」。

上に書いた「コミュニティ」とかなり近いですが、とにかくみんなと楽しいことをすることが好きな人間です。そして、そのコミュニティ内だけでなく、外に向いていたいので、あたためるという言葉を使っていますが、今思うと最適なことばではないかも。そして、最後に読点があるのですが、まだ単語が続く可能性を残して読点をいれています。

ビジョン、というとかたい言葉になるけれども、目指す世界は「楽しませる社会を作る」。とにかく、楽しい状態が僕にとっては一番大切で、それが一番幸せなことでありそうです。

好きな哲学者Eフロムがこんなことを言っています。

「真の喜びは真の能動にある」。

この考えがすごく気に入っています。喜びって受動的なものではなくて、能動的なもの。自分の心の底からの衝動のようなものに動かされていた方がいい。そして、この真の能動で誰かを楽しませることになったらいいなあと思っています。

新年には、これからの時代を「人間らしい時代」なんて言ってnoteを書きました。


最近のキーワード的なもの

・ウェルビーイング
今、どんなことを考えていても、このウェルビーイングに行き着く。会社のビジョンやミッションを考えていても、結局は「人が幸せであること」。これは最後の目的になると思います。

ウェルビーイングも色んな切り口があるけれど、実践をするなら、慶応の前野先生の4つの因子がとっつきやすいなあと。これからは、POOLOでも取り入れていくし、今働いているTABIPPOという会社でも導入を目論んでいます。


文化人類学
これは、2019年度一番はまった分野であるかもしれない。文化人類学ってあまり聞き慣れない言葉かもしれないですが、旅が好きなひとはほんとハマると思います。

"文化人類学は「異文化」を理解するための学問というよりも、異文化との出会いをとおして自分たちのことを理解しようとするための学問である。"

これって、もはや旅じゃないですか?


自律分散型組織
これは、2018年。ティール組織が流行った時。ティール組織=フラットでヒエラルキーじゃない、自由な組織みたいな理解をされがちだと思うんだけど、この本質は「持続的な組織の形をもさくしている中の自律分散の形を提案している」ことなんだと思う。

これをやるから、直ぐに売上があがるとかそういう話じゃない。例えば、こういうコロナの状況でメンバーがどう判断して、どう変化していくのかみたいな時に組織の力が試されると思います。ここにエンゲージメント経営みたいな考えも入ってくるね。今いる会社TABIPPOでは、この自律分散型組織であるように設計をしています。


今後、考えていること

さあ。これが最後の項目。

さて、今後のコンセプトは「変化を楽しむ」。このご時世も色々チャンスではあるなあと。今までオフライン中心の仕事だったので価値をちゃんと言語化して変えていく必要がある。ここは、旅人としてなんか血が騒ぎます。だって、変化することには慣れているし、変化を楽しむことが旅人の専売特許だと思うんです。

テーマは変わらず「学びとコミュニティ。そして、ウェルビーイング。」POOLOの2期はいま企画中。そして、日本の色んな場所に切り込んでいきたい。今は、主に東京が多いですが、地元新潟や海外でも。そして、やりたいのは社会人の寮。デンマークのフォルケホイスコーレやミネルバ大学に近いですが、一緒に住んでいるメンバーとともに学び関係を育んでいく。こんなことをしたいですね。

そして、多くの人が自分にとっての幸せについて考えていること。そして、真の衝動をもって、たくさんの人を楽しませるような世の中になったらいいなと思って、今日は終わりにします。

ばいばい、またね。

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