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地震大国にいて思うこと。

小さい頃は広島、青森、仙台、名古屋、と様々なところへ転勤族として住んでおりました。 中学以降はこの神奈川で暮らしております。

阪神も、東日本も、そして能登。渦中にいることがなかったため、本当の意味での過酷さは、想像でしかないと心得ています。

これだけ大きな地震があって、それなりの知恵などは政府や自治体などもあるかと思います。 避難グッズや家具の転倒防止も大切でしょう。しかしなんとなく素人の私が感じているのは、日本家屋の耐震強化しか、もう防ぐ術はないのでは、という思いがよぎります。

河川や海岸沿いで、津波などに見舞われたという場合を除けば、多くの方が家屋の中にいらしたのではないでしょうか。

近年は、過去の災害に学び、新たに家を建てる方々や、建築関係の方々は、言われなくても考えて計算もしている!という形と思います。しかし私が気になっているのは、築年数の長い建物のこと。

今でこそリノベやリフォームなどが一般的にも浸透していますが、それを行なっているのはほんの一部なのではないでしょうか。

日本の豊かな自然は、海外から見ると信じられないくらいの素晴らしさだそうです。(ホリエモンさん曰く) ですから資源の乏しい日本が、どのような活路を見出すのかというと<観光業>だということです。

自然を美しいまま、残していけるのは、モラルのある国民性だからとも言えますが、一方でそこに住む方々は、命を守る新しい技術をもっと取り入れて、安心な生活を送っていただきたいと思うのです。

もちろん色々な事情があることでしょう。鉄筋が全て安全ということもないでしょうが、築何十年という家屋ならば、一度考えてみるのも良いかと思います。

どうか、1日も早く、能登の平穏が戻りますように・・・・。

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