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妊活から妊娠発覚まで

妊娠してから体調の変化が目まぐるしく、ついていくのに必死だったけど、5か月の中盤になってやっと気持ちが安定してきました。
今日は妊活していたときのことを書いてみます。

2021年の4月に結婚して、1年間は妊活を控えました。
本当はすぐにでも始めたかったのですが、「子どもを持つタイミングはもう少し待ちたい」と夫に言われて…
私が結婚後の新生活に慣れていなくて、また自律神経失調症がまだ完治していなくて、これで妊娠したらますます余裕がなくなるんじゃない?ということもあって。

正直、信用されていないんだなとショックだったけど、夫の言う通りだなという気持ちもありました。実際に心に余裕がなくて夫に八つ当たりしてしまうこともあったので(汗)
まだ2人の時間を楽しみたいし、無理して急ぐこともないか…と、思い直しました。

2022年の3月ごろに妊活開始。
アプリで示される排卵日付近を意識していました。
これで一歩進んだ!とうれしくなって、初めてタイミングをとった後なんて毎日ソワソワ。ストレスのせいか胃がムカムカして、想像妊娠状態になってしまいました…

それでも毎月タイミングをとるのは難しくて、1年弱は様子見が続きました。
一応、私と夫の身体に問題がないか調べておこうかなということで、2023年の2月に婦人科を受診。
結果は両方とも問題なし。

その後、毎月ではありませんでしたが、不妊外来に通ってタイミング指導を受けました。
内診で排卵の予測ができるとはいえ〇日後とはっきりと分かるわけではないので、なかなか難しかったです。
生理が来るたびに「期待してはいけないんだ」と泣いていました。

本当に焦っても仕方ないな…と思い、定期的に婦人科へ行く以外は努めて頭を切り替えるようにしました。
「運よく子どもができるまでは、遊びまくろう!!」と夫に宣言。私は料理にお菓子作りにカフェ巡りに、好きなことを我慢せずやりました。お酒が好きなので、週末はおうちパーティーが恒例に。
私が楽しそうにしている様子に、夫も安心したようでした。

夏のパーティー!

また、私の妹が沖縄で一人暮らしをしています。実家からも頼まれて、時々家事手伝いに行っていました。フリーランスのWebライターなので、PCを持って行って仕事もしつつ。
なかなか授からないという現実から逃げたかった気持ちもあって、日常から離れられてよかったです。(妹の気持ちが不安定なときもあって大変だったのですが…)
フットワーク軽く動ける自分に、私もやればできるじゃん!と自信にもなりました。

2023年の10月初め、卵胞チェックのためだけに病院へ行って内診を受けるのをストレスに感じはじめました。
どうせ病院にかかるなら人工授精にステップアップするのもアリかも…とも。

その月の生理予定日の3日ほど前に、血が混じったおりものが出ました。生理前に不正出血した月がそれまでに何度かあったので、今回も生理が来るんだな、と。
ちょうど妹にヘルプを求められていたので、あまり気にせず、そのまま沖縄へ出発しました。

ところが、いつもならそのまま生理が始まるのに、その月は1日だけの出血で止まり、生理予定日になっても出血が見られず…
期待を込めて検査薬を試したら、陽性でした。数日前の出血は着床出血だったんだ、とようやく分かりました。

泊まっていたホテルの部屋で仕事をしながら「ついにこのときが来たんだ…!」と喜びをかみしめていました。
とりあえず夫にLINEで報告して、妹や母にはまだ告げず、急いで沖縄でやるべきことを終わらせてこちらへ戻りました。(努めて冷静に行動した自分をほめたい)

沖縄そば食べおさめ

そして10月末に婦人科を受診し、妊娠確定に至ったのでした。


妊活中の不安や悩みはつきませんでした。どう頑張っても、頭をいくら切り替えようとしても、ほかのことに集中しようとしても。
「子どもを持つことは、私の人生の範囲外なのかな」と思ってしまいました。

運よく授かれて、本当に感謝しています。
妊娠という一大イベントに私が耐えられるようになるまで、そして家族を増やすことに対する気持ちが夫と揃うまで、待っててくれたのかな。

命の誕生は奇跡。本当に本当に、ありがとう。

(アイキャッチの写真は、空港での待ち時間に撮ったもの。Microsoft Surface1台で仕事が完結します。私の相棒です☺)



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