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ちょいちょい書くかもしれない日記(雪)

この冬は本当に雪が少なかったな、などと思っていたら、3月も後半になってちょい積もり。
寒さに震えながら、実家に現れる地域猫たちの世話に行ったら、裏の森の枝に、雪が丹念にまぶしつけられたようになっていた。
とても美しい。
去年の冬なら、家に入って寒い寒いと大騒ぎしながら、足が悪くて外に出られない母に、「ほら、綺麗だよ」と、スマホで写真を見せただろうにな……と思うと、なんだかとても寂しくなった。
母も、施設の部屋の窓から雪を見ただろうか。

とぼとぼと自分の家に戻ろうとしたら、ご近所の家から幼児の絶叫が聞こえてきた。
お子さんがたくさんいるそうなので、四六時中バトルが勃発するのだろう。
元気でよろしいな。
でも、以前はただ獣のように吠えるだけだったのに、今は「いっしょうゆるさないいいいいい!」にバージョンアップしていた。成長を感じる。
なかなか迫力のある言葉のチョイスだ。君の一生はまだまだこれから長いよ。

先日の血液検査の結果が届いた。
麻疹も風疹も、抗体価はふっと頬が緩むほど高かった。
ひとまずよかった。

夜は、ちょっといいお弁当にした。
母が実家にいた頃は、毎月一度、この店のお弁当を食べるのがささやかな贅沢だった。
季節を感じられる献立はよいものだ。

胡麻豆腐と鴨が好き。



こんなご時世なのでお気遣いなく、気楽に楽しんでいってください。でも、もしいただけてしまった場合は、猫と私のおやつが増えます。