見出し画像

秋の旅②とっとり初潜入

4時過ぎ起床。ドミトリーは暑いような寒いようなで、寝苦しかった。
5時出発。まだ暗い。短パン、半袖では、寒すぎた。
が、一度しまった防寒具を出すのがめんどーで結局、陽が出てからコンビニ休憩で上着とロングパンツを履く。出発時は上着が必要そうだ。

明石市の中心はかなり栄えている。新聞社で仲の良かった同期が明石出身だったなーと思い出しながら、駅を走り抜けていく。

加古川だ。新聞社で唯一の名古屋配属同期の戦友の出身地だ。思わず連絡したくなったが、早朝だし、「おーそーか! 気をつけろよ」くらいの話だろうから自制。明石と姫路に挟まれたベッドタウン的な印象。

そして通学する高校生に紛れながら、姫路城到着!
姫路出身の友だちが、「死ぬまでに絶対訪れてやー!」と何度も言われていたので、果たせて良かった。

日本一美しいとも言われるだけあって、確かに美しい。この真っ白さをキープするのはさぞ大変だろうなー。

とまあ、ここまで割と人の多い街を走ってきたのでペースが遅い。今日は何とか鳥取までいきたい。
9時頃、コンビニでおにぎり、野菜ジュース、プロテインバーを摂り、上着を脱ぐ。日陰は、まだ寒い。

姫路城から街を抜けると、一気に郊外。徐々に山道となり、あれよあれよと50km。

長い登り坂を走って、道の駅に到着。登りはこの先も少し続くようだが、
ほぼ登り切ってきたのでランチとする。

特産の笹うどん。否、チャリ旅はやたら腹が減るので、一合の爆弾おにぎりに惹かれた。

1.7kmとちょっと長めのトンネルを抜けると……

鳥取! 初潜入だ。そして一気に下り。寒いーー。秋のツーリングは暑くないのが助かるが、朝晩と日中との寒暖差が激しく、ウェアが難しい。

思ったより鳥取までの山越はキツくなかった。紅葉がキレイ。

明石の宿から160km強走って、ついに鳥取砂丘到着!

思ったより広い。
という気もないではないが、砂漠という雰囲気でもない。何というか人工的というか、海がすぐそこということもあって、ビーチの砂浜感が強いというか。

メッシュのスニーカーできたので、砂が思いっきり靴の中に入り参った。

日中ならラクダとかいて、もっと高揚するのかもしれないが、誰もいないし、腹も減ったしで、早く帰ろうと気が逸る。

宿は砂丘から10km弱のドミトリー。貸切。
本日の走行距離は170km。昨日から合計200km。
夕食は、鳥取大の学生だろうか、若者がわんさか集まっていた食堂。おいしかたし、安かった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?