14年後に答えにたどりついた愛猫のこと
昨日に引き続き、昔、私が書いたブログを見ていて、今更ながら気づいたことがあったので、今日はそのことを書きたいと思います。
それは2008年3月11日に書いた「ちょっと不思議なこと」というブログです。
愛猫ネオの去勢手術から2週間ちょっと経った日の、何気ない日常を書いているものなのですが、ネオは2007年1月8日に家族の不注意で背中と脚にわりとひどい火傷を負ってしまい、背中の一部分がハゲてしまったのと、新しい毛が生えてきたものの、何とその毛色が白っぽいグレーで、今となってはネオのカラダのアクセントにもなっていました。
ネオのお父さんはロシアンブルーだから、ロシアンカラーの毛色が生えても不思議ではないのかもしれませんが、見た目は明らかにお母さんのアビシニアンカラーなので、それと同じか、もしくはそれに近い色が生えると思っていたので、当時、とてもびっくりしました。
そして、このことを兄猫ギンとネオのことでお世話になっていた方(ブリーダーさんと私を繋いでくれた方)にお話したら、このようなお返事をいただきました。
ブログには、胸が熱くなり私もそう思ってしまいますと書きましたが、実はこの時の私は、ネオが私の気持ちに寄り添いたいというよりは、どちらかというとギンが私たち家族のそばにいたいから、ギンの思いが強くてネオの背中に出てきたんだと思っていたことを思い出しました。
でも、どちらにせよネオをギュッと抱くことで、ネオとギンの2人(2匹)を同時に抱いている気持ちになれるからいいか、なんて思っていて、当時の私はギンを失って毎日泣いていましたからね。とにかくギン、ギンだったのです。
でも、14年とちょっとネオと過ごして、久しぶりにこのブログを読んで、こんなことを言われていたことを忘れていた私は、ハッと気づいたのです。
この方の仰っていたほうだったって。確かにネオってそういうコだったなって。そう思ったら、また泣けてきちゃいました。
「生物学的な理由でその毛色が出てきてるんだよ、バカだな。」って思う方も当然いらっしゃると思います。それはそれでいいのです。私だけがそう思っているだけでよいのです。
14年後にようやく答えにたどりついた私。ネオを失い、このタイミングで気づけてよかったな。でも、気づいちゃったら、ネオに逢いたくなってしまった。ギュッとしたくなってしまった。
今日から2月ですね。
ネオが私のそばにいない、新しい月が始まってしまいました。
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