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今日(2022年10月27日)の日経新聞 朝刊の小さな記事に注目しました。

後ほど紹介しますが、ついにマグロも培養化されるというニュースでした。

1.培養肉に関するこれまでの投稿

今年の3月11日に「味の素㈱がイスラエルの培養肉進行に出資」という投稿をしました(↓参照)。

この時初めて、培養肉に興味を持ち始めました。

でも、「まだまだ基礎研究の段階、夢の技術で将来楽しみだな」としか思っていませんでした。

ところが、9月25日の投稿で、2030年には、「培養肉」の世界市場が3兆円弱に拡大するということを投稿しました。

この段階で、「培養肉」に関して、現実味がある有効技術と認識しました。

そして、今月4日の日経新聞には、「培養肉、本物にうまさ肉薄」という記事が出て、牛肉や鶏肉が本物に近い形状や風味を出す技術ができて来たこと、そして牛乳までも培養化されるという内容だった。



2.シーフードも培養の時代へ【日本経済新聞2022.10.27朝刊、電子版】

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そして今日の日経新聞の記事では、「近い将来、自分たちが食べている魚が天然物でも、あるいは養殖物でさえなく、実は水に触れたことすらないものだと知ったら、消費者はどんな反応を示すだろうか」と問題提起を行っている。

これまでの技術開発の流れから、マグロも近い将来、天然物と全く同じ形状や風味を実現できるということがこの記事の背景にあると思います。

記事の中で、こんな記述がありました。

代替シーフードに消極的な理由を尋ねたところ、日本の消費者の多くが「天然物や養殖物のような新鮮さがない」「信頼できない」といった回答を選んだとのこと。

しかしながら、見た目や味覚で全く天然物と遜色ないマグロが流通し始めたら、一体どのようになるだろうか?

例えば、遠い昔は、冷凍食品なんてと日本の消費者は思っていましたが、今では、レストランでも家庭でも、冷凍食品は欠かせません。

今後、「培養マグロの方が美味しくなったら」と考えると、とんでもない未来が待ち受けていると思いました。

今後も培養技術に注目して行きたいと思います。


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