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こんな時代だからこそ見るべき「ショーシャンクの空に」(1)

この映画は1994年に公開され
アカデミー賞で7部門にノミネートされた
フランク・ダラボン監督作品のヒューマンドラマ

僕はこの映画を高校の時に見たことがあって
めちゃくちゃ感動した記憶がある

そしてショーシャンと略してたのは僕だけだろうか

今までで4〜5回ぐらいこの映画を鑑賞したけど
最近鑑賞したら感じるものがダンチで違った

違ったというより
10代で感動してた”理由がクリア”になり理解できた

ここからネタバレもあるので注意

主人公の”アンディ”演じる
ティム・ロビンスが味のある良い演技をする

誰にも流されない”自分の意思”があり
目的を常に作り真っ直ぐ今を生きる

そんな彼に人は心を動かされていく

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アンディは真面目な銀行員で
妻とその愛人を射殺したことで罪に問われ
殺してないと言うが結果終身刑になり服役する

刑務所に入ってからも取り乱すことはなく
すぐに仲間は作らずマイペースな変わったヤツ

そんなアンディを気にする
”レッド”演じるモーガン・フリーマン

レッドは
”自分だけの世界観”を持っているアンディに
直感で何かを感じていた

次第にレッドとその仲間たちは
そんなアンディに惹かれていく

僕もこういった人とたまに出会うんだけど
周りに流されないというか関係ないというか
”独特の雰囲気”をまとっている

そしてその人はお洒落とかでもなく
謙虚でお金さえもってないこともある

でもこういった人たちは
何故かすごい惹かれてしまう

これはその人が作り出している”念能力”
自分の空間に引き込んでるんだと思う

幽遊白書で言う”テリトリー”
呪術廻戦で言う”領域展開”

物語に話を戻します

刑務所の中で生きていくのは壮絶なもので
仲間や賄賂そして”目的”が必要

この檻の中では
目的を持ち自分の強い意思がないと
普通の精神では生きていけない

そんな中でアンディは
”ある目的”のために刑務所で
自分の意思を曲げず20年もの歳月を
刑務所で過ごすことになる

・賄賂
・裏切
・暴行
・殺人

などが永遠と続く世界

そんな世界でもアンディは
ある目的のためなら身を削ってでも前に進む

そして囚人だけではなく所長や刑務官も
どんどん自分の世界に引き込んでいく中で
余生を過ごしたい場所はメキシコにある
”ジワタネホ”だとレッドに語った

物語の中でちょっとしたスピンオフがあって
それは終身刑のおじいさん”ブルックス”
このブルックスがまた泣けますw

ブルックスは50年の刑期を終え
待ちに待った外の世界に戻るが
何故か毎日浮かない日々

彼にとって50年も刑務所にいれば
そこが全てだった

おじいさんになってから
外の世界に戻っても仲間や家族もいない
そして”生きがい”がない

理想だった”自由の世界”という場所は
”虚無の世界”に変わる

こんな時代だからこそ見るべき「ショーシャンクの空に」(2)に続く


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