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会社でコーヒーのイベントを開催するようになった話

この記事はCoffee Advent Calenderという企画に参加させていただいたものになります。

はじめに

初めましての方もそうでない方もこんにちは。都内でエンジニアリングマネージャーをしている水殿(みどの)と申します。
今回はコーヒーに関する記事ということでコーヒー関連の自己紹介をさせていただきます。

  • 主な抽出方法:ペーパードリップ

  • ドリップ歴:10年くらい

  • 好きな豆の産地:グアテマラ、パナマなど中米系

  • 好きな焙煎度:中煎り(ハイロースト)~中深煎り(シティロースト)

しがないコーヒー好きの私がなぜ会社でコーヒーを淹れ、イベント開催をすることになったのかをお話ししようと思います。

きっかけは雑談から

オフィスで雑談しているときにふとコーヒーの話になり、「家で淹れてるんですよ~」と言ったら「飲みたい!」という人が数人いたので「じゃあ今度道具を持って来て淹れましょうか?」なんて話を冗談交じりでしていたら「持ってくるの大変だから会社で買おう!」となって、あとはトントン拍子で進んでいきました。
最初は一回淹れたら落ち着くかな?と思っていたのですがコーヒーがかなり好評だったのと、コーヒーを飲みに集まった人たちで自然と雑談が始まり、今までなかった部署の人とのコミュニケーションが生まれたことがいい体験だったので継続してやっていこうということになりました。
最初の雑談から一年以上経った今でも会社でコーヒーを淹れ続けていますが、最近は「コーヒーがあるから出社ました」という人も増えてきてオフィスがコミュニケーションの場として意味を持ち始めてきたと感じています。

イベント化した

私の所属する会社は九州に本社があり、私は東京のオフィスで勤務しているのですが「東京オフィスで淹れているコーヒーがおいしいらしい」という噂が広まり、本社に出張する際に「本社の膠着した空気をコーヒーで変えてほしい。会社の公式なイベントとしてバックアップする」という話をいただきました。
いち個人の趣味でやっていたことが認知されているのも驚きましたが、コミュニケーションを活性化する効果を期待されているというところに何か力になれればいいなと思い「やってみます」と答えました。
当日は2時間、今まで関わったことのない人と会話をはさみながらコーヒーを淹れて、70人くらい参加する規模のイベントになりました。こんなに人が来ると思っていなかったし、参加した人が和やかに会話してる雰囲気はやってよかったと思いました。イベントがきっかけで仲良くなった人もいるようで狙い通りコミュニケーションの起爆剤になれたと思います。

予想外の展開

弊社の関連会社でコワーキングスペースのデザイン・運営を行っている会社があるのですが、そこのプロデューサー(大のコーヒー好き)に社外向けにコーヒーのイベントをやりたいので一緒にやりませんか?と声をかけられて困惑しつつも面白いことができそうでワクワクしています。

また、取引先の方に「うちでもコーヒー淹れるの流行らせたいから教えて欲しい」と言われて実際にコーヒー教室をやったりしています。

自分の職域を超えた活動に発展していて、まさかこうなるとは思いもしませんでした。

ふりかえり

オフィスでハンドドリップするということを誰にも咎められず、自由にやらせてくれる会社に感謝したいです。最初の雑談で「やってみようよ」と言ってくれた人がいなかったらここまで続いていなかったと思います。人と環境に恵まれているなと感じています。
あとは自分のハンドドリップ技術が上達していると感じることが増えました。コーヒーの感想を聞くことで様々な人の意見を聞けることが要因だと思います。フィードバックが多いと質への転換が早いなと思っています。

今後のこと

コーヒーを淹れる仲間を増やしたいなと考えています。一人だとスケールしないし、他の人の淹れ方を見て学びたいという気持ちがあります。
他社で同じようにコーヒーを淹れたりしている人とつながってコラボとかできたらいいなあ…とぼんやり考えたりしています。

最後までおつきあいいただきありがとうございます。
ハッピーなコーヒーライフを送るための参考になれば嬉しいです。

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