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『どっちでもいい』 第24期 石川県白山市(白峰地区)派遣

大学を休学して「緑のふるさと協力隊」に参加した私。

北海道の母校で活動報告会を開いた。
協力隊に参加する前は、就活して大学を卒業して会社に就職して…という道しか知らなかった。けれど参加後は、もっと色々な道があるということに気づいた。

報告会の様子

休学しても良いし、卒業後すぐ就職しなくても良い。「それだけが人生じゃないよ」ということをどうしても他の学生にも伝えたかったのだ。

勉強も、つい大学でしかできないと考えがちだが、地球全体が生きた学びの場だと思う。

白峰へ行き、海外へ行き、いかに自分が無知であったかを知らしめられた。そして、自分で実際に足を運んで見聞きしたものはホンモノの学びとなる。

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 大学が悪だ、と言っているわけではない。大学でしか学べないこともあり、目的をもって行くならこれほど専門的にじっくり学べる場はないと思う。

要は、どっちでもいいのだ。

やりたいことが分からないなら、とりあえず大学に行くのも一つの方法だし、行かないという選択もある。

迷ったら休学するのも良いし、卒業後ふらふらしたっていい。

どうしたいかは自然と自分の内側から湧き上がってくるものだから、それを焦らず待てばいい。

そして自分の心に従っていけば、おのずと道は開けていくのだと思う。


地球緑化センター機関紙『タマリスク』第144号p.3「ふるさとOBOG連載」より (2019年7月20日発行)



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