タイトル_25

ダイエットから学ぶ仕事の流儀。〜広く学ぶ、他所から学ぶ。〜

成功したためしはない、だが、学んだことは多かった…。そんな経験、ありませんか?


数日間、体重計の電池が切れたことをいいことに、体重を一切測らない(測れない)時期を過ごし、先日、ようやく電池を交換した私。

まあ、結論だけ端的に言うと、「あ、入れんかったらよかったわ。」と思ったのですが…(笑)。


そんな、ちょっと残念だわ、という結果になりがちなダイエットですが、そこから学べることも多く、また、仕事にも役に立ちそうな考え方もあるな、と感じたので、簡単にまとめます。



数字は本質的な目標ではない

ダイエットでは体重を目標にすることが多いと思います。目標〇〇kg!だったり、夏までに〇kg落とすぞ!だったり。(ちなみに私は現在、正月までに-3㎏目指しています。)


具体的な目標を立てること、とても大切ですよね。その方が、目標達成までの取り組みをより具体的に立てやすいですし、具体的であればあるほど、現状と目標までのギャップを把握しやすいものです。

しかし、数字は客観的に評価できる指標ではありますが、本質ではありません


ダイエットで言えば、-◯kgという状態がどのような状態であるのか、ということまで考えないとおかしな痩せ方をしてしまいます。

脂肪を落とすだけではなく筋肉も落としてしまうのか、筋肉と脂肪の比率を変えて、体重的には変わってないが体形的には変わった、という状態を作るのか、というような感じ…。


要するに、数字も大切ですが、より大切なのはどういう状態であるのか、ということです。なりたい状態を本質的に認識し、その状態を実現できる数字であるかどうか、細かいところまで観察しないといけません。



「数字は本質的な目標ではない」を活かせるポイント=「アナリティクス」

この「数字は本質的な目標ではない」を活かせるな、と思ったのは、分析関連だと思います。

現在、社でWeb解析やSNS運用のためにGoogleアナリティクスなどを活用して、毎日数字を追っている私ですが、よく、数字のドツボにハマることがあります。

KGI/KPIをもちろん設けているのですが、その数字を追うのはなぜか?ということを意識するようになりました。


やはり、分析だと数字の指標が重要になってきます。達成できているのか、できていないのか。それを端的に、誰でも普遍的に判断できる指標としてはとても優秀です。

しかし、なぜその数字を追うのか、その数字を追うことでどのような状態を実現できるのか、ということを理解できていないと、ただただ現状だけを見るだけになってしまいます。目的と指標を分けて考え、そして相互の関係をきちんと論理づけて結びつけて理解することが大切です。



ノウハウへの投資は惜しまない

先日、「2ヶ月パーソナルジムに通った結果。」というnoteを投稿しました。

パーソナルジムに通うまで、私は自分一人でダイエットに励んでいました。インターネットで調べたり、トレーニング系のYoutuberの動画を見ながらトレーニングに励んだり…。

しかし、一人では限界、というものがあります。一人では、自分にとっての正解がわからないのです。


自分にとっての正解には二通りの側面があると思います。客観的に、統計的に判断する側面と、主観的に、感覚で判断する側面です。主観的に感覚で判断するのは自分の「好き/嫌い」や「合う/合わない」だけで判断できます。

しかし、主観的な判断だけでは結果につながる方法を選択することは難しいのです。自分の思った通りに物事が進めば、世の中もっとハッピーになっているはずです。リバウンドで悩む人なんていないんです。


やはり、客観的かつ統計的な判断軸というものが必要です。つまり、その道のプロの助言/アドバイスが必要である、ということ。


その道のプロへ教えを乞うこと、指導をしてもらうこと。恥じずにすぐに教えを乞いましょう

設備やモノへの投資よりかは知識/ノウハウへお金を投じたほうが、あとからの付加価値は高くなります。自分で考える力がつく、創意工夫することができるからです。

最初は、通常より割高なパーソナルトレーニングに通うことに抵抗がありました。しかし、しっかりトレーナーの方から生活習慣や食習慣、運動の仕方をしっかり教えてもらって、退会後、自分で月額制のジムに通い始めたところ、現在、それほどのリバウンドはありません。

ただただいきなり自分で管理を始めるよりかは、若干の成功体験と、プロから教えてもらった今までのノウハウがあるので、より自信を持って取り組むことができるのです。



「ノウハウへの投資は惜しまない」を活かせるポイント=「起業/開業準備」

ノウハウへの投資は惜しまない、というのは、もはや仕事/ビジネスのあらゆる場面で発揮できるでしょう。ここでは起業/開業を中心とした、何か新しいことを始めるとき、という場面に焦点を当てます。

私は現在、フリーランスとして活動していますが、まだ開業自体はしていません。あくまで副業であること、今までは収入がそれほどだったからです。

しかし、最近はありがたいことにお仕事もたくさんいただくようになり、開業した方が諸々(特にお金の部分で)お得になる、ということで、来年開業を目指して準備中です。


開業にあたって、何をしなくてはならないのか。何かしなくてはならないのか。それらを一から自分で調べるにはとても労力を使いました。インターネットで調べるにしても、どこまでその情報を信じていいのか自分では判断しづらいですし、自分の場合に適しているのかどうか、ということが判断できません。

やはり、その道のプロ、もしくは経験者に相談することが手っ取り早く、また、自分の場合にフォーカスして物事を学べることが利点と言えるでしょう。

ネットなどの相手からの一方的な情報は、与えられた情報を自分の価値判断・経験のみで判断しないといけません。しかし、相談と言う形は、情報を与えてくれる相手との対話になります。

対話によって、主観的に判断するための客観的な情報を得ることができるのです。情報の誤認が減る、と言うことですね。



まとめ〜何事にも思わぬ学びがあるものだ。〜

今回はダイエット経験から抽出した学びを仕事へと適応させてみました。

日常には、こういった一見関係ないようだけれど使える学びと言うものに溢れていると思います。

物事を抽象的に捉える力が必要にはなってきますが、こうした考えを持っていることで、日頃の様々な物事への接し方が少しだけ変わると思いませんか?



筆者紹介

note用自画像

関西圏内でデザイナー/カメラマンとして週末フリーランスをする23歳、女。スターバックスのコーヒーを飲みながらスターバックスで仕事をするのが好き。

体重計のない時期は、甘いものを多めに食べてしまいました。

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