1月4日　（入院24日目）入院中最後のMRI検査でした。
結果は良好で6日に退院が決まりました。

5日　退院の前に先生のお話を聞く機会が設けられました。
今後なりうる再出血、水頭症の心配も今はないけれど、
定期的に検査をして様子を見る必要があること。

日常ではとにかく無理をしないようにと言われました。
仕事もまだ暫くはお休みしましょうとのこと。

くも膜下出血の重症度も人それぞれだと思いますが
私の場合は出血量も多く、脳の損傷も見られた為
助からないか
助かったとしても
重度の後遺症が残るかもしれない状態だったそうです。

なので先生が最後におっしゃった
『後遺症もなくここまで回復出来て
一人で歩いて退院出来るなんて本当に運が良い』
と言う言葉がとても嬉しかったです。

12/11に発症して入院。
1/6に退院。1か月も入院しないで済んだんですよね。

1月下旬にMRIとCTの検査の予約をしました。
定期的に検査が必要と言う事は
今後も定期的に先生に会えると言う事。

今まで言ってなかったですが
先生若くて優しくてイケメンなんです( *´艸｀)

今後もちょいちょい会えるなんて

最高だ！

退院の日は前夜からの大雪で
東京では珍しい雪が積もる中
あえてその雪の中を歩きたくて

ザクザク
ザクザク
音を立てて雪を踏みしめて歩く

健康であれば自宅まで歩ける距離でしたが
寒すぎたのと
くたびれたのとで
途中でタクシーを拾い帰宅しました。

入院したその時のままの部屋

苦しさにもがき苦しみ
部屋中グッチャグチャになっているのでは？
と覚悟して部屋に入ると
拍子抜けするほど奇麗に片付いていました。

発症時、トイレで倒れていたのですが、その時鼻血も出ていました。
記憶はないのですが、お客様に送ったメールにそう書いてあり知ることが出来ました。
トイレにはその鼻血の跡が壁と床に残っていて、
それを奇麗に拭き取りました。

記憶が全くないままなのでわからなかったのですが
パスタを食べた形跡が
食器など、洗われないまま放置されていたのでわかりました。

あのまま死んでいたら
最期の晩餐はパスタだったか。

最高じゃん！最期が大好きなパスタなら悔いはなし。

あと、感動の映像が残っていました。
発症したその日、インターホンの録画画像に私を助けてくれた救急隊員の方々の姿が何件も残っていました。

何度も何度もピンポンを押してどうにか私を救出しようとしてくれた方々の姿。

感謝しかないです。

入院中とにかく暇なので
ずっと考えていたことがあります。
あの日死んでいたらどうだったかって。
それはまた次回に。
ありがとうございます。