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新年度初日に向けて

 明日から新年度ですね。異動する人や初任者の人はもちろんのこと、残された方もどんな人が来るのか緊張しているところかと思います。私もその1人です。
 さて、年度初めの予定は会議だらけで大変ですよね。新しい仲間とともに新しい組織を作るのは並大抵のことではないと思います。よくよく考えると、それを毎年行うことはものすごいことをチームとして成し遂げていると思うのです。そこで、ふと思ったのですが、それって学級でも同じことが言えますよね。最近読んでいる生徒指導提要でちょっと気にいっている言い回しを引用しますね。

学級経営・ホームルーム経営(以下「学級・ホームルーム経営」という。)の焦点は、教職員と児童生徒、児童生徒同士の選択できない出会いから始まる生活集団を、どのようにして認め合い・励まし合い・支え合える学習集団に変えていくのかということに置かれます。失敗を恐れない、間違いやできないことを笑わない、むしろ、なぜそう思ったのか、どうすればできるようになるのかを皆で考える支持的で創造的な学級・ホームルームづくりが生徒指導の土台となります。そのためには、自他の個性を尊重し、相手の立場に立って考え、行動できる相互扶助的で共感的な人間関係をいかに早期に創りあげるかが重要となります。

生徒指導提要

 これは学級経営に関する文章ですが、職員にも当てはまります。我々は「選択のできない出会い」から始まり、同じ目標を目指す仲間として一緒に仕事を行っていきます。そのためには生徒指導提要にあるような職員間の人間関係が必要だと思うのです。様々な人事で意見を言う人がいますが、学校が良くなるための提言ならまだしも、自己中心的であったり、感情論的なものを私は好みません。教員たるものプロであるべきだという思いからです。生徒に求めるからには、自分自身も、そういった意識で生活したいものです。
 残念ながら、教員にもかかわらず、こういったことが出来ない方がいるのも事実です。しかしながら、生徒を導くものとして身近なお手本としてそうでありたいと私は願っています。チーム学校として、そんな風になれたらいいなぁと思うのでした。

 余談ですが、こだわりすぎてずっと悩んでいた学級通信の題名が決まってほっとしています。学級通信の内容はまだですし、提案資料はもう少し整えたい気持ちがあります。納得のいくスタートのために少しだけ机に向かおうと思います。いいイメージを持って明日に臨みます。

では、また。

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