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はじめに

 はじめまして。みどりのnoteへようこそ。
 ここでは「中学教員の生存戦略」として様々な情報や記録を残していきたいと考えています。教員の初任者の方がちょっと助かる情報を提供したり、中堅教員の方と知識や技術を高め合ったり、そんな場所にしたいと思っています。具体的な内容は次から入っていきますね。


1、自己紹介

 改めましてこんにちは、みどりと申します。現在は地方の中学校に勤務しています。
 もともとは一般企業に勤めていましたが、一念発起して教員の道へと進みました。志高く教員になりましたが、教員をしていると言うと、「大変だね」とか「ブラックなんでしょ?」と声をかけられることが多いです。本当におっしゃる通りで、家のことが出来なかったり、なかなか家族との時間も取れなかったりと苦労することも多いのです。ついつい、家族の前で弱音をこぼすこともあります。しかし、そんな私を見て配偶者は「そんなこと言って好きでやっているでしょ。」と言っています。それもその通りで、配偶者には甘えることも多くて本当に頭が上がりません。
 体育系なセンスは皆無ですが運動部を顧問をした経験があります。美術の才能もありません。ただ、合唱は割と好きです。文化祭や体育祭、合唱コンクールなどの行事も嫌いではありません。教員ってたくさんのたくさんのことを求められがちですよね。周りに助けられながら、日々、精進しています。

2、「中学教員の生存戦略」とは

 さて、前述したとおり教員とは大変な仕事です。ネットやSNSを見ると、意識が高い前向きな教員の方々か、不平不満があったり心身を壊していたりする後ろ向きな教員の方の二極化が進んでいるように見えます。極端な方がSNSは盛り上がるので、そのせいかもしれません。様々な業種で副業なんて言葉が聞かれるなか、教員は副業が原則できませんので、より稼ぐための教員の「転職」を勧める人もいますよね。
 では、実際「転職」はどうなのかというと現実的ではないように思います。都心部や大企業勤務、専門職ではそうではないかもしれませんが、地方でみると、かなり給料水準はいいはずです。ボーナスもちゃんと支払われます。福利厚生もありますしね。さらに、公務員は失業保険もありませんから、転職するメリットよりリスクが大きい気がします。もちろん、心身の病を抱えるようなことがあれば別ですが、教員という仕事自体にやりがいのみでないメリットがあるということは正しく理解したほうが良いと思います。とはいえ、そのまま働いていても、何も変わらない。そこで、私は教員を続けつつ、何かを生み出せないかとnoteを始めることにしました。より質の高い仕事をしつつ、自分の知識や技術を高めることで、自分の価値を上げようとしているのです。今は個人の時代です。公務員だからと言って甘えていては、正直将来どうなるかわからない。公務員として働き続けるが、何かあった時にも大丈夫なようにしておく。だから「中学教員の生存戦略」なのです。

3、記事の内容

 今、考えている記事の内容は以下の通りです。

①初任者向け学級経営

 私は一般企業勤務から教員になりました。非常勤や講師はしていません。そのため、右も左もわからずに苦労しました。そのなかでも教員になって一番困ったのは学級経営でした。これは、大学では本当に教わらない。書籍やネットで小学校のものはあっても中学校はとても少ない。現場の先生方に聞くので精一杯でした。「もっと早く知りたかった・・・・・・」と何度思ったことか。そんな失敗を減らすため、参考にしてもらうものです。団塊の世代が抜けて、新しい人がたくさん入る時代ですからね。

②学習指導要領の学び直し

 学習指導要領って本当によく作られていると思います。学生時代はよくわからなかったことをもう一度学び直したいと思います。私は中学高校の免許は持っていますが、小学校の免許は持っていないので、どんなことを学習してきたのか、高校に向けてどういう学習をすればいいのかなどを考えます。皆さんのお知恵も借りたいです。ちなみに、文部科学省の回し者ではありません。

③生徒指導提要を学ぶ

 生徒指導提要って知ってました?私は知りませんでした。
 生徒指導ってどうしても経験則で行いがちですが、実は文部科学省がどう対応すればいいのかというマニュアルがつくられています。それがこれです。令和4年12月に改訂もされています。これを機にちゃんと読んで理解を深めようと思います。何度でも言いますが、文部科学省の回し者ではありません。

④教科指導

 私の専門科目は国語です。割と授業の自由度は高い教科だと思います。今、私が課題に思っているのは、ICTの活用です。国語と言えば縦書きですが、ICTでは縦書きに対応していないものも多くあります。どのように活用すれば生徒の学習に役立つのか考えていきたいです。もう1つ課題に感じているのは話し合い活動です。どの教科でも話し合いが盛んに行われています。やはり、そういったスキルを磨くには国語を中心としたいところです。コロナ禍でなかなか話し合い活動が出来なかった生徒たちにどのように指導するか考えていきたいです。
 その他教科指導の実践や道徳の授業なども考えていきたいですね。

⑤読書のススメ

 学習指導要領にも読書活動が明記されました。生徒に読ませるからには、私も本が薦められるように本をできるだけ読みたいと思っています。実際は時間がないと言いつつ、なかなか読めていないわけですが。「タイパ」という言葉が生まれている現在、読書ほどタイパが悪いものはないかもしれません。しかし、実は遠回りこそが最短距離であると思います。生徒に勧めることができる、中学生に向いていると思えるような本を紹介したいと思います。

4、さいごに

 たくさん書きました。もし、最初からすべて読んでいただいてましたら、本当にありがとうございます。
 最後に、教員と言う仕事上、お伝えできることとできないことがあることはご推察の通りです。基本的に個人情報は書きません。現場の様子につきましてはちょっとしたフェイクを入れることもありますことをご了承ください。
 これから頑張って書いていきますので、またお読みいただけたら幸いです。

では、また。


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