いろいろ話題になっている【老後】という問題

【老後】って一体なんだ？

私にとっては決して遠くない未来なのだが

全く実感がわかない

私が実感出来なければ、私よりも若い世代はもっと実感出来ない

そもそも論だが、【老後】って日本だけのものなのかな？

私は世界の【老後】を知らないから想像つかないのだが

海外にもあるのだろうか？

【老後】

もしかしたら、日本だけなのか？この単語は？

ある雑誌で【老後】に備えて家族総出で節制をしてバイトをして

とにかく【老後】の資金を貯めるって記事があった

家族総出で我慢してお金は貯まったものの

お父さんは仕事、仕事で家族から疎遠になっていると書いてあった

寂しくないのかな？

一生懸命に節制して、我慢して、副業して、家族から距離を置かれるなんて

私ならば耐えられない

【老後】を考えるといつも、蟻とキリギリスの童話が頭に浮かぶ

この雑誌に出ていたお父さんは『蟻』なのかな？

お金があっても寂しさは埋められない

それで良いのかなぁ？

『キリギリス』の様に何もないと不安だ

けれども、周りには家族や友人がいる

不幸せなのかなぁ？

でも、これは【老後】を迎えることが出来る

まだマシな世代の話

私の子供世代には【老後】って言葉自体が死語になるかもしれない

だって

ずっと、ずっと働くのでしょ？

【老後】なんてないじゃない

もしかしたら、【老後】なんて幻想はとっくに破綻しているのかもしれない

知らないのは私達だけ・・・

【老後】を考えながら生きることは

なんて無駄な生き方なんだろう

誰もが【老後】を迎えられるとは限らないのに

雑誌、テレビ、ネットの老後記事に煽られない様にしないと

これからもっともっと、多くの人が【老後】を迎える

もっともっと煽り記事が多くなる

『自分の未来は自分で決める決意』が本当に必要な時代なのかもしれない

多分、この国の中枢は知っているはずだ

知っていて見過ごしている

だって、年配の政治家が語る将来には

【アタナ】（政治家）は存在していないから

救うべきは、未来ある子供達なのだ

救うべきは、未来ある若者達なのだ

【老後】を優先して【未来】を奪わないような社会を作って欲しい

理想論と笑われるかもしれないけれども・・・・・

破綻が見えているならば

【老後】と言う言葉を、無くしても良いのではないだろうか？

そうすれば、みんな肝が据わるのではないだろうか？

期待をするから落胆するのだ

ありもしない【老後】を期待しなければ

落ち込むこともないはずなのだから