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『運ぶドリブル』『抜くドリブル』『あのドリブル』の正体と解説

前回のノートに引き続きテクニックアクションにおける『ドリブル』について定義や重要となるポイントについて資料と動画付きで解説していきます。
前回のnoteの記事を一度目を通して頂けるとより理解が深まると思います。


テクニックを考察する際に重要となる2つの視点

①戦術的な視点


戦術的な意図と呼ばれ、実際にプレーを『判断』する際の基準が存在することを知っていますか。
この戦術的な意図は全部で5つ。中でも『ドリブル』をアクションする際に意図となるものは主に4つ。
この戦術的な意図は攻守において対相手と関係し、試合の中でのテクニックアクションに目的を持たせる働きがあります。

ーー攻撃の戦術意図ーー
・フィニッシュする
・前進する
・保持する
・相手を引き付ける
・相手を分断する

攻撃時はこの5つとなります。
例えば、、、
✅『〇〇する為にボールを何処どこに運ぶ。』
→ ドリブルを「なぜアクションする」のかというプレーの目的。

✅『相手が〇〇のコースにいる場合は〇〇へ進路を取る。』
→  相手守備者との関係から「判断する」こと。

このように一つ一つのアクションには意図があり、上記のようにプレーの中で戦術的な意図を持つこととなります。


②身体的な視点

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