磨 - migaku -

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最近の記事

君は大谷翔平にはなれない。

怒涛の投稿も、いつも記事に目を通して頂いてありがとうございます。 最近は私、個人の思想が強めな記事が多いですが、個人的にも自分の考え方が文字となって形に残ることに充実を感じます。 今回の記事も題名からして、『また変な事書き始めるてるな』な空気をデバイス画面の向こう側から言われているような感覚になりますが、、、 今回は『チームマネージメント』に関連して書いて見ます。 ちなみに、野球はプレーしたことないですが、『野球理論』や『野球人』が大好きです。(笑)いつもYouTubeで『イ

    • クライフは今日も僕の中で生き続ける

      ー重要な3試合ー 1年間や1シーズンを過ごす上で、ここがターニングポイントとなる重要な試合ってありませんか?? スペインのリーグ戦ならではの感覚と思っていましたが、日本でも練習試合やカップ戦、遠征や公式戦、新規チームで指導する故かもしれないですが、ここ1年を過ごす上で山場だ。という試合はないですか? 自分はチーム成績が良い年も良くない年もあの試合で勝てたから、負けたから、このような1年になった。と感じる試合が年平均で2.3試合あるように感じます。 今年の自分はこの2週間が

      • クライフは今日も僕の中で生き続ける

        ープレーモデルとはー 深みや背景、小さな理由を見つけることが個人的に好きで勝手に思考して勝手に楽しみながら生きています。 そんな今回はプレーモデルについて少し考えることがあったのでプレーモデルとはという部分から記事にしたいと思います。プレーモデルという言葉自体は他の記事でもちょくちょく出てきていると思います。そんなプレーモデルについて。 最近、『VIVANT』というTBS系のドラマにハマりました。なんか意図とか発言の背景を深く考えないといけない系のやつ大好きなんだよなー。

        • 僕たちはどう生きるか

          指導と指示の意味と効果 指導と指示の違いを考える。 指導者にとって指導だけでなく、即興的に指示を出せることも大切だと自分は考えています。 ちなみの『指導』の『導』は『道』ではない理由は指導者は全ての『道』ではなくて『一寸先』しか教えることができないから『道』に『寸』がついてる『導』なんだ。と誰かから聞いて、今でもなるほどなって思ってるけど誰の言葉か思い出せない。(笑) 例えば試合中に、、、

        君は大谷翔平にはなれない。

          僕たちはどう生きるか

          残暑ですね。ここまで残暑は暑いものですか。 9月は涼しいと勝手な期待を抱いているから暑く感じるのでしょうか。 非常に憎いです。 暑苦しいほど生き難い社会だとは思いませんか?? 皆さんのバイタリティーはなんですか。 成長したいですか? 何かに飢えていますか? この社会は人を区別しようとする習性があります。 優と劣、勝と負、何億ともの人から成り立つこの惑星はたった2つの区別でフットボールを表現させようとします。なんて残酷なんでしょう。 そんな区別の中で僕たちは自分を勝ち(価値)

          僕たちはどう生きるか

          夏を越すとなぜ選手は成長するのか(後編)

          夏を越すとなぜ選手は成長するのか(前編)は見て頂けましたでしょうか。 個人的に好きな内容でした(笑) 今回は9月の豪華8本立て第二弾。『夏を越すとなぜ選手は成長するのか(後編)』となります。 『スケジュールとの関係性』 ちなみに皆さんチームはどのようなスケジュールで夏は過ごされますか。 夏休みを活かして通常時より活動が多いチームや逆に夏は暑さや家族との時間を考慮して活動を少なくするチーム。あるいは1週目は活動して、2週目はOFFにしてと活動とOFFをある程度固めるチーム。

          夏を越すとなぜ選手は成長するのか(後編)

          夏を越すとなぜ選手は成長するのか(前編)

          お久しぶりです。皆さん、夏はいかがお過ごしでしたでしょうか。 夏休みを頂いておりましたので記事の更新が1ヶ月ありませんでした。 申し訳ございません。 ということで、、、 9月は豪華に8個の記事を新たに書いいきたいと思います。 軽めのやつから重めのやつまで考えているのでお楽しみに。 今回は自分の指導するチームで遠征に帯同している時にふと、『皆んなタフになったなー。』と思いながら山梨県や群馬県の新海誠さんが描いたような青い空と綺麗な雲(別名:シンカイマコト雲)を見上げている自

          夏を越すとなぜ選手は成長するのか(前編)

          『プランニングと罠』

          前回の記事に引き続き『プランニング』に関して書いていきます。 『競技スケジュールの違い』 日本とスペインの育成年代では競技のスケジュールが大きく異なります。 リーグ戦やトーナメントという形式の違いではなく、ここでは年間の競技スケジュールのことを指します。 日本 →主要な大会(リーグ、トーナメントを含む)が季節によってばらけてスケジュールされている。 スペイン →9月から6月の約10ヶ月間の間に週に一度リーグ戦が1試合ある。基本的にトレーニングマッチはリーグ戦が無い週や

          『プランニングと罠』

          『プランニングと罠』

          猛暑が続く中ですが、皆さんはどうお過ごしでしょうか。 育成年代は夏休みシーズンに突入し、合宿や遠征で忙しい日々が続きそうですね。 今回は『1週間のトレーニング何しようかなー?』と考えていた時に思いついたのでそれを記事にしてみようと思います。 箸休めの小皿料理をつまむ感じでゆるく考えてもらえるように書いてみます。 『単位』皆さんはトレーニングを考える際の単位って何ですか?? 例えば最小で1つのメニュー、最大で1年とか1ヶ月で計画する??みたいな感じです。 チームに対する課題

          『プランニングと罠』

          ビルドアップ 『お金とパワー』②

          前回の記事は拝読頂けましたでしょうか。。。 引き続き『ビルドアップ』について資料を用いながら書いていきたいと思います。 『お金とパワーから関係するビルドアップのスペース』 ビルドアップを構築する際に考慮するべきポイントは『スペース』です。 攻撃時に相手の守備との関係性からどこに優位なスペースが生まれているか理解する必要があります。 要するに『フリーなスペース』は相手の守備から『ポジションとの関係性』と『守備者との距離の関係性』から成り立ちます。 8人制のサッカーを例に考

          ビルドアップ 『お金とパワー』②

          ビルドアップ『お金とパワー』

          皆さん、少し間が空きましたがチャンピオンズリーグの決勝は見ましたか?? とうとう、マンチェスターシティが優勝しましたね。 ここ数年のCLの中では常に話題の中心にあったと思うので、今年はいよいよかと言う空気が試合前からあったのは確かですね。 試合を見ていて、特にシティファン(シチズン)でもないですが、ふと『ビルドアップ』について頭がよぎったので今回はビルドアップに関して書いてみようと思います。 いや、、、、 実際のところは自分の指導をするチームのビルドアップに関してよく考察す

          ビルドアップ『お金とパワー』

          良いトレーニングの条件とは(トレーニングメソッド編)

          前回のnoteの記事に続いて『良いトレーニングの条件とは』をテーマに考察していきます。 ちなみ『良いトレーニング』を構築するためにポイントに分けて解説しています。ポイント①は前回の記事を見て頂けると今回の内容も理解しやすいと思います。 ぜひ前回の記事もチェックしてみて下さい。 ②トレーニング『メソッド』とは トレーニングメソッド。いわゆる『メソッド』と聞いて何をイメージしますか?? 自分の実際に指導のキャリアをスタートしたばかりの頃は『メソッド』と聞いても何となくも理解で

          良いトレーニングの条件とは(トレーニングメソッド編)

          良いトレーニングの条件とは

          〜死ぬほどクソみたいなトレーニングを作ってきた僕だから言えること〜 いきなりですが、皆さんはどのようにトレーニングを構築しますか? カテゴリーやレベルは問わず、自分達は、自分は、うちのクラブはこのようなトレーニングをします。ってよく話しませんか?? もっと深掘りすると、〇〇式トレーニング、〇〇メソッドや〇〇が独自に開発したトレーニングってよく聞きません?? ここではトレーニングの構築(トレーニングの作成手順)の過程について考察していきます。 この世の中のフットボールにお

          良いトレーニングの条件とは

          『運ぶドリブル』『抜くドリブル』『あのドリブル』の正体と解説

          前回のノートに引き続きテクニックアクションにおける『ドリブル』について定義や重要となるポイントについて資料と動画付きで解説していきます。 前回のnoteの記事を一度目を通して頂けるとより理解が深まると思います。 テクニックを考察する際に重要となる2つの視点①戦術的な視点 戦術的な意図と呼ばれ、実際にプレーを『判断』する際の基準が存在することを知っていますか。 この戦術的な意図は全部で5つ。中でも『ドリブル』をアクションする際に意図となるものは主に4つ。 この戦術的な意図は

          『運ぶドリブル』『抜くドリブル』『あのドリブル』の正体と解説

          運ぶドリブルと抜くドリブルの間の何かとは。

          ポゼショナルなサッカーをコンセプトに持つチームにおいて『テクニックアクション』における『運ぶドリブル』と『抜くドリブル』が大切である。 世の中の指導者がイメージしている以上に『パス』や『コントロール』に合わせて、『ドリブル』が重要なアクションの一つとして挙げられます。 今回は自分が考える『スペースを利用する』際に必要となる『ドリブル』について書いてみたいと思います。 『スペースを作る』と『スペースを利用する』 ポゼショナルなサッカーでは組織的攻撃の局面において『スペース

          運ぶドリブルと抜くドリブルの間の何かとは。

          セミナー等が飽和している中でなぜ『磨 指導者養成プログラム』を作ったのか?

          ー日本サッカー界の風潮への疑問 「日本サッカー界は遅れている」「海外の方が進んでいる」 こんな言葉をよく耳にします。 こんな風潮からか、近年日本のサッカー界では海外から学ぶという風潮が多く見られてきました。 海外に留学に行って直接学ぶ人が増えたり、海外でライセンスを取った人が日本に情報を輸入してくれたりと多様な形で情報が入ってくるようになりました。 結果的に情報はかなり増加し、サッカーに対するリテラシーも上がってきたように思います。 島国でありサッカーの発展が欧州

          セミナー等が飽和している中でなぜ『磨 指導者養成プログラム』を作ったのか?