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【アレを求めて】第14回目参加startup weekend苫小牧

これは今回の1分ピッチ(イベント初日にどんなアイデアを形にしたいかを1分で話すやつ)「アレ」という紙を手に持ち話した。本当に紙には「アレ」としか書いてない。
1秒でペンを開けて
1秒で「アレ」と書いて
1秒で紙を裏に返し
1秒でペンの蓋を閉めた。
合計4秒。ピッチ準備完了だ。

アレ

どうしてこのテーマでピッチをしたのか、そこから書くことにしよう。

まず、startup weekendに13回参加して優勝したことがないのが1番。前回の田川で「オール5」の評価をもらいながらも、2位という結果に終わった。今回こそは。そんな思いが強かった。
そして、今回の開催は苫小牧。ぼくがstartup weekendに出会った場所だ。この場所の参加も3回目で、ぼくのことを知ってくれてる人も多い。事実、今回の参加の半分以上は会ったことある人だった。「優勝」ってワードがネタになるなって。いじってくれそうだなって。そして、startup weekendに出会った場所で「初優勝」なんて、ドラマチックでいいなって。
だから、「優勝」と書きたかったけど、当日になってFacebookで「みぎーのアレがついに見れる。。。」っていうコメントを見て「!?」ってなった。

ちなみに、「アレ」に着いて説明すると、優勝の隠語。阪神が「優勝」を意識しすぎて、2008年に12.5ゲーム差をつけたにも関わらず逆転優勝を許してしまったことが理由で、「優勝」は禁句となり、「アレ」と言い続けた。そのおかげで、2023年に優勝することができ、日本一にもなった。ぼくは今年12球場制覇するくらいの野球好きだが、それにも関わらず気づかなかった。ただ、ありがたい助言。遠慮なくパクる。「アレ」のピッチが爆誕した。

とはいいつつ、おそらく気になるであろうことは、ピッチの内容。「アレ」って話して何話すんだって。話した内容はこんな感じ

(アレと書いた紙を掲げて)「アレ」は優勝のこと。1番です。ぼくは1番になりたい!!!!(わかる人はここで笑ってくれる)
とは言いつつ、「自分はこれだけは負けない」ってものを持ってる人はいるだろうか?自分にとってのNo. 1。そして、No.1欲しくないか??「自分はこれだけは負けない」ってものを持っていれば、自信を持って生きれる。ぼくだって、元々自信なかったけど、あちこち行って行動力、移動距離を増やしたことで、「周りよりもあちこち行くこと。移動のことは負けないぞ」って気持ちを持てて、自信を持てるようになった。あと、自分の得意なこと話す時って自信持って話せるじゃん!だから、「自分はこれだけは負けない」「No. 1」って必要だ。ただ、これを自力で見つけるのは難しい。あとは、自分にとっては大したことなくても、他の人から見たらすごいこともあったりする。だから、あなたのNo. 1を見つけますよ!

こんな感じだ。欲しくない??必要なら自分が見つけるので連絡ください。

このピッチ。沢山共感が集まると確信した。ちなみに共感度合いはシールによって決まる。1人3枚のシールをもらい、それを共感した人に貼ることができる。このシール、なんと自分にも貼れるのだ。つまり、3枚全て自分に貼ることもできる。ぼくは、自分が大好きなので3枚貼る。さぁ結果はどうだ!

アレレ???

自分が貼った3枚以外は誰にも貼られなかったということだ。なかなかにショック。こんな悔しいことある?
結局4つ以上シールが貼られているものが残ることになり、自分のピッチ内容はボツになった。渾身の一撃と言わんばかりにピッチした内容が選ばれない。そんなことある?

もうnote書くのやめようかな??
だって、3日間のピークここだもんの

ってのは冗談なので、続きを書いていきます。

startup weekend苫小牧。3回目の参加ですごく楽しみでした。しかも、どの会場よりも知っている人がいる。苫小牧であった方々は面白い大人が多く、ぼくのことも面白がってくれる。すごく楽しく、毎年会えることを心待ちにしていた。また、毎年12月に開催されることもあり、今年の終わりとして捉えていた。そんな気持ちで苫小牧に行く。

今回、元々会ったことがある方々に加え、ゲストハウスで見つけた面白い人や釧路のstartup weekendで出会った人、新潟、福島から誘った友だちを含め、ぼく経由で参加してくれた人が何人かいた。すごく嬉しかった。「声かけてくれてありがとう」っていってくれたのも嬉しかったが、何より若い人が増えたのが嬉しい。2年前初めて参加したときは、スポンサーにもなっている苫小牧高専の人を除くと、学生はぼくと連れてきた友だちだけだった。苫小牧の人たちも「もっと行動力のある学生、若者が北海道にいないのか」って嘆いていたのを今でも忘れやしない。ただ、去年の4月から色んな人に会うようになり、札幌には活発な学生がいることが分かった。「行動力のある学生がいない」のではなく、行動力のある学生にstartup weekendが届いてないのが原因だと思った。だから、北海道でstartup weekendがあったら、SNSで発信するし、興味ありそうな人にはDMを送ったりしていた。また、全国各地のstartup weekendに参加するたびに積極的にSNSを動かし、認知してもらう努力はしていた。そのおかげもあってか、startup weekendの話をすると「あおー!みぎーがよく参加してるやつね」とか「楽しそう!私も行ってみたい」とか。そういった声を聞くようになった。それもあって、苫小牧に来てくれた。すごく嬉しかった。そして、参加してくれた人たちと、将来的にやりたいと思っている「北海道の各地でSWを立ち上げる」を一緒にできたらなって。ともかく、今回は去年よりも誘うことができて、若い人が多くて嬉しかった。

そして会場について、ピッチが終わり。結局、渾身の一撃で出した「アレ」はどうなったか。

「どうしても自分のアイデアを形にしたい人」と言われ、「はい!」って手を上げて残した。チーム集め。まあ、なかなか集まらない。だって、自分以外にシール貼ってる人いないんだもん。それでも頑張る。「アレ」っていうチーム名で「アレ」するんだ。有限実行するんだ。ピッチで「アレ」が使えるのは今回しかない。と思ったら、1人入ってきてくれた。2人。そして、4人チームの方からも、「アレ面白そう」っていってくれて。だったら6人チームつくるか!そうなって、6人のチームが出来上がった。チームリーダーのテーマは「大人の新しい人生の発見をサポートする」といったもの。社会人になって、仕事をしていると、それに関連することしか出会わなくなる。ただ、ずっとそれだと固執してしまうし、次のキャリアに一歩踏み出せなくなる。だからこそ「寄り道」は必要で。チャレンジしたことが失敗でも、何かしら得ることができる。それがプラスになり、別のチャレンジができるようになる。こうして繰り返していくことで「新しい人生」が発見できる。自分もstartup weekend13回しても優勝できないが、これもある意味「寄り道」。13回の中で色んなことを得ている。まさに「アレの寄り道」。すごく好きな言葉だ。果たしてどんな2日を過ごすことになるのか。

チームが出来上がったので、オーガナイザーが所有しているコワーキングスペースに行く。そこでリーダーの考えを深ぼる。色々話を聞いていくと曖昧に感じる情報がどんどん洗練されていく。結局深夜2時まで議論を重ねていた。次の日にやることを決め、この日は終了。その後、深夜まで営業しているラーメン屋さんにいった。味噌ラーメンがとても美味しかった。夜のラーメン罪深い。また、明日もラーメンが食べたくなるくらいだ。1日目終了。駅近のゲストハウスに帰り宿泊。

2日目。会場に行く。寄り道について話す。今回の肝となるのは、「どうして寄り道をしたいと思ったのか」だ。リーダーの方は、元々教員をされていて、新しいことにチャレンジするようになり、現在の人生がより楽しくなったとのこと。つまり、現在はゴール地点となる。リーダーのような方を増やすことができれば良いわけだ。とはいいつつ、どうしてゴールまで辿り着けたのか、「これだ」と断定するのは難しい。startup weekendに参加したことで変わったとはいうものの、「どうしてstartup weekendに参加しようと思ったのか」という新しい疑問が生まれる。それも、人間というのは変化を楽しむくらいなら、「これは確実によい」ってわかるものに食い付きたがる傾向にある。だから、いままで起業とか考えてこなかったのに、startup weekendに参加するってのは、様々なハードルを超えないと難しいことだと思っている。世の中「安定思考」という言葉が流行っているが、いつの時代も流行り続けているのは、安定していた方が「生活に困る」可能性は減るし、人に迷惑をかけることも少ない。また、人間は損をしたくないものだ。2分の1で100万円もらえる。ただし、もう2分の1は100万円失う。なんて言われたらやる人も少ない。やはり、「安定思考」という言葉は強く、これに勝つためには様々なハードルを超える必要がある。リーダーは、様々なハードルを何かしらの方法で乗り越えることができたんだと思う。ただ、様々なハードルが何か。この答えを出すのは難しい。
だから、過去のことを聞いてみた。深ぼるとSNS発信の話が出てきたり、コミュニティーの話が出てきたり。コミュニティーってのは大きくて、「この人がやってるからやってみよう」ってのは効果があるのはものすごくわかる。自分も去年ゲストハウスに通って、色んな人に会って、新しいことに出会うことができた。「コミュニティー」を作ればよいのか。なるほど
とはならず。。。そもそもコミュニティーってどうして入ろうと思うのだろう。作りたいのは「新しいことに関心はあるけど、挑戦しきれない人」その中で、話し合ったり、新しいことを紹介したり。その中で同じことに挑戦する仲間を見つけ、頑張り合うみたいな。そんなコミュニティーあったら素敵ではあるが、そんなコミュニティをどうやって見つけるか。人々はどうやって入ろうって思うのか。難しい。。。
さらに、チームメンバーも6人いたので、各自が様々なことを言っていた。正直意見がまとまる気がしなかった。
こういう時って難しいんだけど、アイデアを発案した人、もしくは引っ張っていける人、1番アイデアを形にしたいと思う人が、方向性を示さないといけない。色んな人に意見を言われるとそれに流されてしまいがちだが、「この方向性でいくよ」って示さないと前に進まない。何より、何が正解かなんてないのだから、方向性を示すってことはとても重要なことだ。
自分も去年のstartup weekend苫小牧でリーダーをしたときに、自分の軸がブレブレでチームメイトを困らせてしまった。言われたことは全て合ってる。だけど、自分が考えていることとはちょっと違った。気がついた時に言わないと、方向性がどんどんブレていく。課題、アイデアの解像度を上げるって難しい。上げていくとチーム内での認識の違いが見えてくるが、それに気がつくか、見えることを恐れるか。何回参加してもこの部分には困ってしまう。自分が不器用なのか、そういうものなのか。。。はあ。。(ため息)

結局どうなったか。2日目の午後過ぎあたりから、チームを脱退しようかなという考えがよぎった。
理由としては2つ。
1つ目は、先ほどにも書いたがチームの方向性がまとまる気がしなかったから。これは人数が多いのが悪いわけで、少なくなればある程度固まるかなと思ったからだ。
2つ目は、会場の雰囲気。私は6人チームだったが、他にも7人チームのところがあった。正直、5人を超えると仕事をしたくてもできない人がでてくる。せっかくきたのに。そんな思いをしている人がいるならば、自分と同じチームでやってもらって、その人のアイデアを実現したいなって気持ちになった。ただ、自分はピッチで「アレ」と謳ったが、正直2日目の段階でやりたいことがなかった。やりたいことを考えるよりも、会場内の誰かが持つ「アイデアを形にする」ことを実現することの方がやりたかった。だから抜けようかなって。

そんな気持ちになってから、思考が止まった。、ただ、コーチに向けてヒアリングはしようってことだから、できる準備はした。だけど、コーチングの時間は話は入ってくるけど、それが左耳に入って、右耳から出ていくのがよく分かった。結局チームを脱退したのはコーチング終わってから。話してこれは正解だったのか。もっと前に出ておくべきだったかもしれない。それでも他のチームはコーチング中までは一生懸命なはずだ。コーチの方に色々言われ、いろんな考え、感情が浮かんできたところで誘うのが一番だと感じたからこそ、コーチング後に脱退することした。もちろん、コーチングが終わった後に抜けた。チームメイトからは「また帰ってきてもいいんだぞー!」って。やっぱりstartup weekendの人たちは暖かい。脱退も一つの挑戦で、それを受け入れてくれた。だからこそ、抜けたチームには負けたくない。アレを取ってやりたい。そんな気持ちだった。

そして抜けてからどうしたか。なかなかチームが集まらない。みんな楽しそうにやってる。チームワークが良かった。少人数チームに行くと「うちのチーム入ってよ」って。確かにできることはありそうだ。だけどそれでは自分の抜けた趣旨とはズレてしまう。自分も楽しむため、参加者にも楽しんでもらいたいと思っての行動。やはりチームは作らないと。1時間くらい1人だった。
すると、脱退したチームメイトの方から「みぎーおもしろいから付いていこうかな」って。めちゃくちゃ嬉しかった。そして形にアイデアを聞いた、2つあるとのこと。どっちも面白そうだった。どちらにしよう。。。。
そういえば長岡から来る子がそろそろ苫小牧に到着するとのこと。そうだ!この子をチームに入れて3人にすればいいじゃん!アイデアを選んでもらった。「こっちです!」って。よし!方向性決まった
ちなみにどんなアイデアになったか。「無添加食品」が近所になかなかないという課題。どこに売ってるか分かると嬉しいっていうものだ。オンラインでいいじゃん?っていう意見もあるかもしれない。ただ、「オンラインだと高い」が言い分。対面で買いたいからこそ、必要なものだった。

とりあえずチーム結成後は課題の深掘り。どんな時に必要なのかを話して、それが本当に欲しいか。困ってる人がチーム以外いるかヒアリングをする。すると、困ってる人は意外といる。特にママさん。子供に食べさせるものに気を遣ってるようで。課題に共感してくれる人がいることがわかった。これがわかった段階で2日目の会場での作業は終わり。あとは、5分間で何を伝えるか決めて、MVP(アイデアを形にしたものを伝えるための、最低限なもの)を作る。会場を出た後もピッチ資料を作ったり、MVPを作ったり。僕はMVPを作った。どこにあるか分かるようにするためのマップ機能。そして、どんな商品が販売されてるかの一覧画面。アプリを使う人は無添加食品に関心がある人なので、無添加食品に関する豆知識とか口コミも追加。購買意欲を掻き立てる。これに広告も加える。まぁ良い感じでは。これを5時間とかで作成。chatgptの活躍ぶりがすごい。これがなかったらもっと時間がかかっていたと思う。毎度ではあるが、chatgptの凄さに痛感する。「○○(書いて欲しい機能)を**(プログラミング言語)で書いて」っていうと出来上がる。これが8割できてる。あとの微調整は調べたり、自分の知識でなんとかする。そのうちエンジニアがプログラムを書かない時代がやってくるかもしれない。ただ、デザインの言語化はまだできないので、その練習もしたい。にしても、chatgptの限界をまだわかってないのでもっともっと触っていきたい。
ひとまず2日目終わり。MVPもできて、ピッチ資料もある程度できた。あとは、ピッチ資料を修正して、検証すれば終わり。ついに「アレ」まで半日ほど。

ちなみに、MVPとして提示したものを掲載しておく

3日目。ぐっすり寝てしまった。起きたのは9時半とか。まずい。急いで準備して会場へ。

3日目はヒアリング。ユーザー側からは聞けた。使いたい。どこにあるか便利。ポジティブな声もあったが、使いづらさを感じる人もいた。ジャンルごとに選べたら良いとか。掲載してる食品情報があったら良いとか。言われたところも直していく。また、店舗側からのフィードバックももらえた。使いたいと。ただ、広告を出すとして、ユーザー数がどれくらいいるかによって変わってくるとのこと。そしていくら出すかもわからない。出せたら出すみたいな感じ。これは行けたらいくみたいな感じで、おそらく出さない(行かない)んだと思う。お金を出す側の聞き方が良くなかったかもしれない。お金を出して「これ使いたい」って聞くのは難しくないかもしれないが、広告を出したい!って思うのは、アプリの内容だけでなく、ユーザー数、価格とか依存するものがいくつかあるから難しそう。いやぁー。お金を出してもらえるか聞くのって難しい。というか全然聞けてない。「アプリを作って満足してる」って思われてたし。悔しい。確かにアプリができて嬉しかった気持ちはあった。ただ、そろそろこの段階は越えないといけない。「アプリを作るだけのため」に3日間過ごしてるわけではない。自分の感情に惑わされずに、本目的を大切にする。これは今後のstartup weekend、仕事、プライベートでも大切なことだ。その場で必要なことを考えること。周り、相手が何を求めてるか考えること。すごく大事なことだ。
あとはピッチ資料を完成させていく。要素は入ってたので並び替えとか、どんなこと話すかとか。あとはビジネスモデルとかいつ黒字になるか示して(これはオーガナイザーの力を借りました。ありがとうございます😊)、いくら投資して欲しいか書いて終わり。本番1時間前に完成したので、あとはピッチ練習だ。今回こそはいける気がする。よしゃこい!

ピッチ本番。順番は最後から2個前。他の聞いていたが、解決するものを形にできているところはほとんどなかった。資料にマップみたいなものはあるけど、本当にできるのかな?って思ったところあった。形にすることで、いくらかかるかなんとなく分かるし、より使いたいから否か分かるし。例えば、マッチングサービスを考えた時に、どんな人を繋ぐのか書いてあったとする。「この人本当に繋げられるの??」って思うことはある。だから、つながりそうな人同士の声を聞いてそれを共有した方が良い。あとは、どうやってやるのというところも。webだったらアプリやモックを作り、この画面/機能だったら使いたい!使いやすいなっていう判断ができる。対面でやるなら、イメージがしやすいように実際に取り組んでみたり(めちゃむずいけど)。やはりやりたいことを想像させる。その想像がピッチしてる人と聴講者が一致することって難しい。けどこれができないと正当な評価ができない。
ただ、どこのチームも課題に納得感があった。確かにその課題がありそうって。やはり生きていく上で課題はあって、それとどう向き合うか。人生っておもろい。ただ、その課題の向き合い方によって原因が変わってくる。原因によってアイデアも変わる。原因の出し方も難しいなーって思う。聞いてて「なるほど!」ってなったところは多くない。いやぁ難しい。

そしてピッチの出番。5分ぴったりで話せて、オーガナイザーのサポートもあり、笑いも取れた。ただ、MVPとなる画面がなぜか小さく表示される点とか、どうしようもないトラブルもあった。リカバリーはできたと思ってるが、本番何があるかわからないなって思った。準備は大切だ。
質問は色々あった。
まずは、添加物商品の登録方法。ユーザーまたは店舗がやると回答したが、一つ一つ登録するのは面倒だ。何かしらのシステムを使って登録できたら良いが、それについて考えてるかという質問。自分は、「そこまで考えられてないので今後の課題にさせて欲しい」って答えた。テキトーなことをいうより、ここまでは考えられてないって素直にいう方が良いと思ったからだ。ただ、回答のヒントは散らばってた。だって、食品のバーコード読み取りアプリについての議論はしていたからだ。さらにAIを用いた画像認識、文字起こしとかで、商品情報を読み取ることはできた。なんだかんだ自分はAI系の研究室にいた。それなのにここに辿り着かなかった。この話ができなかったことは反省すべき。MVPってことで、ユーザーに見える部分(フロントエンド)ばっか考えてたけど、ユーザーに見えるようにするためにユーザーが見えないところで準備する部分(バックエンド)についても考えるべきだった。悔しい。
あとは5分間で伝えるのが難しいなと感じた。立派な課題ではあったが、当事者でないとその課題に共感することは難しい。結局、課題に納得感、共感のあったものが良い成績を残していた。

ネタバレが少し入ったが、よはそういうことだ。「アレ」は達成できなかった。3位すらならず。今年のstartup weekendはこれにて終わった。今年中に、初めて参加した苫小牧という場所で、宣言していた「アレ」は実現できなかった。自分としてはここで優勝して、来年から気持ちを切り替えてがんばろって思ってた。ただ、初めての「アレ」をゲットするのはもう少し先になる。

そんなわけで3日間のstartup weekendは終わりです。お寿司美味しかったです。2次会も楽しかった。startup weekend苫小牧っていうコミュニティが大好きなんだなって実感しました。来年もまたいきます。ありがとうございました。

ということで終わりなのですが、startup weekendも最後なので少しだけ。
「色んなところに参加するモチベってどんなところにあるの?」って聞かれることがあるのですが、まぁ色々あります。1番大きいのは人との繋がり。これについてはまた別途記事にしようと思ってます。そしてこれを有料マガジンにしたいなって。知り合いの方々から「月額有料記事とか有りじゃない?」って。やってみるか!って思ってるので今年中に開設したい。

ここで書きたいのは、今後のstartup weekendとの関わり方について。今は色んなところに行ってるから、そのうち北海道、九州をうろうろする人間になりたい。何より北海道のSW拠点を作りたい。リードオーガナイザーもしてみたいし(これは来年の目標)、ファシリテーターもしたい。先の話になるかもだが、北海道で「SWを立ち上げたい!」って思う場所を増やしたいし、一緒にやりたい。面白いなーって思うのは2つ
1つは、人口1万人以下のところでSWをやること。人数は多くなくて良い。20人前後。だけど2割は道外から来た人みたいな。コミュニティを築けるっていうメリットもあれば、北海道旅行、ワーケーションも兼ねてきてもらうとかもいいなって。SWの記事を投稿したり発信したりすることで街の宣伝にもなりそう。もちろんこれを実現するためにはスポンサーどうするかとか、参加者どう集めるかとか、課題はあるけどやれたら面白いだろうなーって
2つ目は、1つ目と被るところもあるが、道内SWに道外の人を呼ぶことだ。それも札幌みたいな大都会でなく、「特急が止まる程度の田舎」でやること。札幌以外の北海道も知って欲しい。ぼくは、九州に旅行することとSWに出ることを両立しているが、こんなことをする人間が現れても良いと思う。「SW北海道やってる!ついでに旅行すっかー」みたいな人間。ワイの未来は明るい

ということでこれにて終わりです。2023年もありがとうございました!また来年会ってください。

おわり

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