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サピエンス科学(Sapiens Science)

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——随筆(エッセイ)と言うのは不思議だ。だから僕はこの方法を選んだ  サピエンス科学(Sapiens Science)とは何か。  これは「Art」を探るエッセイを纏めたマガ… もっと読む
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記事一覧

サピエンス科学(Sapiens Science)#15

(15) ――マルセル・デュシャン    彼が美術史に残した事績については専門書が数多あ…

サピエンス科学(Sapiens Science)#14

(14) ――フィンセント・ヴィレム・ファン・ゴッホ、略してゴッホ。  言わずと知れ…

サピエンス科学(Sapiens Science)#13

(13) ――「Artの体現者(アーティスト)」  この言葉は現代において、エンターテイ…

サピエンス科学(Sapiens Science)#12

(12)  「芸術」における絵画の源流は古き小さなヨーロッパにある。これは表現技術も含…

サピエンス科学(Sapiens Science)#11

(11) ――「Art(アート)」における「外輪郭世界(アウトサイダー)」の意義とは  …

サピエンス科学(Sapiens Science)#10

(10) ――サピエンス科学(サイエンス)  ボビンと糸  外輪郭世界(アウトサイダー)  …

サピエンス科学(Sapiens Science)#9

(9)  リベラルアーツとはいかなるものか。  結論から言えば、この学問には人間を良い意味で束縛から解放するための知識や、生きるための力を身につけるための手法が含まれていると言える。つまりヒューマニズム(人文主義)の萌芽を助ける学問と言える。  この学問のルーツを探れば、それは古代ギリシャのプラトン(紀元前427~347)が推奨した教育にまで遡る必要がある。  人間への問いかけ、つまり古代「哲学」の発生からかなり時代が下った紀元前1世紀の共和制ローマ期に「自

サピエンス科学(Sapiens Science)#8

(8)  リベラル・アーツについて語る前に、余談ながらここで日本語の「芸術」について…

サピエンス科学(Sapiens Science)#7

(7)  話を前に戻すが——古き小さなヨーロッパにはこの随筆家(エッセイスト)なりの意味…

サピエンス科学(Sapiens Science)#6

(6) ――古き小さなヨーロッパ  それについては自然人類学の学説である「アフリカ…

サピエンス科学(Sapiens Science)#5

(5)  視覚的映像を与えた方が、「Art(アート)」の源流(オリジン)への理解を助ける上で…

サピエンス科学(Sapiens Science)#4

(4) ――「Art(アート)」とその「外輪郭世界(アウトサイダー)」  何の事だろう? …

サピエンス科学(Sapiens Science)#3

(3) ――サピエンス科学(サイエンス)と「Art(アート)」  この二つにどのような関連…

サピエンス科学(Sapiens Science)#2

(2)    「Art(アート)」は現在、地球上に生きる人類の共通認識(コモン)になりつつある。なりつつあると書いているのは、それは現在も「Art(アート)」は膨張していると言いたいからである。  膨張しているとはどういう事だろうか?  勿論、「Art(アート)」とはガス、水素と言った気体でないという事は少なくとも何となく多くの人は分かっている筈だ。    では何故「Art(アート)」が膨張しているというのか?  それよりもそもそも論として「Art(アート)」とは何なの