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7日間の香港滞在最後の夜に〜親孝行な息子へ

夢の7日間が終わろうとしています。

今、香港の最後の夜を迎えています。

私は寝るのが惜しくて、息子の部屋から見える香港の夜景を見ながら、

これを書いています。

息子が香港滞在して1年半。色々なことがあったでしょう。

少しは耳にしたり、写真で風景を送ってもらったりはしていたものの、百聞は一見にしかずとはそのもので、息子の24歳での滞在当初の苦労や、今ではすっかり会社にも馴染んでリモートで仕事をしている様子など、頼もしい限りで。

私が滞在中、1日はリモートで仕事。1日は出社していました。

オーストリア人の上司も母親の私が来ていることに気をかけて下さっていたようだし、同じホテル住まいをしている他の会社の友人(と言っても32歳のエリートさん)にはランチをご馳走してもらったり、ホテルのいつもお世話になっているコンシェルジュ達もとても親切丁寧で、全てが整った環境でした。

街へ出る時も息子はすっかり街を知り尽くしていて、私を楽しませる為に行きと帰りは別の道路を歩いてみたり、メトロやスターフェリーと言う船、トラム(路面電車)など、色々な乗り物に乗る体験をしてくれたり、食事もローカルな店から高級レストランに予約を取ってくれていたり、親バカながらこんなに親孝行な息子に育つとは、天にも昇る心地で、幾度となく涙ぐみました。

息子と二人きりでこんなにも長く過ごすことも、大学時代から考えてもそうそうなかったし、ましてや今は入籍も済ませ娘ちゃんの旦那さんにもなっているので、2度とないチャンスだったと思います。本当は、次男と一緒に来たかったのですが、今はまだ入国3日間は外食が出来なかったり、毎朝の抗原検査と二日起きのPCR検査をしなければならないので、休みがそんなに多く取れない社会人1年目の次男が弾丸で来るには、航空券がもったいなすぎるので、一人で来ることにしました。

でも次男にも是非、後に来て欲しいと思っています。香港は一度見ておくと良いと思いました。

親孝行な息子に「こんなによくしてもらってありがとう。」と何度言ったか分からないし、どんな言葉を尽くしても尽しきれない思いですが、「おとんがやり残したことをやってるだけや。」と言っていて、流石に涙が溢れました。あの人が亡くなって8年半。。。長男の成長は計り知れません。

私は明日、帰国しますが、11月からは新しい保育園でフルタイムの仕事が始まります。それも含めて、息子に恥じない生き方をこれからもして行かないといけないなと、改めて思っています。

ギアチェンジして頑張ります。

かけがえのない息子へ

本当にありがとう。

これからもくれぐれも身体には気をつけて、

残り数ヶ月の香港滞在をやり切ってください。

そして、何よりも楽しんで!

沢山、沢山、いいもの見させてくれて、体験させてくれて、

あなたが居なかったら見れなかった景色が沢山見れました。

本当にありがとう。

いっぱい笑って楽しかった!

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