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#3 新じゃがの季節(ラジオ2024/3/15)

こんにちは。MIHOです。
私は2024年3月からstand.fmでラジオ配信を始めました。
「食卓から始まる夫婦の新しいスタート」というテーマで、夫婦が幸せになるための台所まわりのことや、日常で感じたことなどをゆるく配信しています。

今後は「À TABLE 365」というオンラインプログラムを開催予定です。
「À TABLE !」とはフランス語で親しいひとに呼びかけるごはんの合図です。
50代になった今だからこそ、こんな温かい言葉で始まる食卓を大切にしていきたいと思っています。

本日は、第3回目のラジオ配信のリンクを貼らせていただきます。
お仕事や家事の合間、通勤途中などで、聞いてくださいましたら嬉しいです!

文章で読みたい方はこちらからお願いします↓
(ラジオからの文字起こしなので、少々読みづらい文章もありますが、ご容赦ください…!)


こんにちは、MIHOです。

最近はスーパーに行くと春の野菜がぼちぼち出始めてるなと思って。春も近づいてきてるなと思う今日このごろです。

昨日、鹿児島産の新じゃがいもが、ちっちゃい小粒の方のジャガイモですけれども、それがいっぱい出ていて、私はこれを見ると凄く春を感じます。

そしてこの小さい新じゃがいもを使って、昨日の夜は煮物を作ったんですが、新じゃがいもを皮ごと使うんです。
新じゃがいもの皮っていうのは普通のジャガイモの皮と違って、手で剥けちゃうぐらいやわらかいですね。食べるときもあまり気にならないので、表面をよく洗ってから鍋で炒めていきます。

油を熱した鍋で新じゃがいもをよく炒めていくと、とってもいい匂いがするんですね。じゃがいもの皮の焼ける匂い。なんかフライドポテトとはちょっと違うんですけれども、ほんとに香ばしくて甘い匂いが漂います。
じゃがいもをよーく炒めている時間、けっこう幸せな時間ですね。表面に焼き色がついて凄くいい香りがしてきたら煮込んでいきます。

昨日は豚肉と一緒にに煮たかったんですけれども(いつもは豚ばら肉と一緒に煮ます)、夫がひき肉のほうが好きなので、豚のひき肉と一緒に炒めてみました。

味付けはちょっと甘みの効いた甘辛味。砂糖、みりん、醤油で味を付けたような感じです。じゃがいもが柔らかくなるまで煮たら、最後は汁気を飛ばして、甘辛い味が絡むようにしてます。

煮る時はあまりたくさんのだしを入れたくないので、じゃがいもが七割ほどかぶるくらいのだしを入れて、落としブタをしてその上に着せブタをして、煮ています。

じゃがいもは一年中ある野菜ではあると思うんですけれども、この小粒の新じゃがいもっていうのは本当に春の象徴といった感じで、私にとってはなんだか幸せを感じる野菜です。

私はしばらく料理を作ってない期間がありまして、本当に久しぶりに新じゃがいもの煮物を作りましたが、やっぱり何十年も作ってきた料理なので、何も見なくても何も考えなくても作れました。
2年間料理をしなかった後に初めて料理をした時は、「あれ?私、料理できるんだっけ?」とか「料理ってどうやって作るんだっけ?」って一瞬戸惑ったんですけれども、最近はまた料理をしているので、やっぱり体が覚えてるという感じです。

料理は食材を見て、向き合って(と言うと大袈裟ですけど)、食材に合わせて料理をしていくのがいいかなと思っています。

私はずっとレシピを出す仕事をしていたんですけれども(今でもですが)、やっぱり全部どの食材もきっちりレシピ通りっていう風なわけにはいかなくて。いかなくてというか、そうじゃない方が料理を楽しめるかなという感じです。
その時々の野菜の大きさだったり水分量なんか、そんなのを見ながら、様子を見ながら作ってると楽しいなと思ったりします。

新じゃがいもっていうのは普通のじゃがいもと違って水分量が多いですね。ちょっとモチモチと水気の多いじゃがいもなので周りに甘辛いタレがしっかり絡むとより美味しいかなと思います。
煮汁を煮詰めるだけでもいいんですけれども、昨日は最後に片栗粉を加えて、少し煮汁をとろっとさせてみました。それを夫に出すのは初めてだったので、どうかなと思ったのですけど、「おいしい」って言ってくれました。「これ何?」って。「このじゃがいも何?」って言われて。笑

夫は全く料理を作らないんですけれども、そういう人にとっては新じゃがいもも珍しいのかな?と思いました。「このじゃがいもおいしいね!」とは言ってました。

ま、じゃがいもが美味しいのは間違いないんですけれども、いつも素材を褒めるので、料理をした私を褒めて欲しいと思う時もあります。笑

では今日はこの辺で。
皆様良い一日をお過ごしください。

MIHOでした

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